まれ 84話 圭太の縁談知り希が帰郷

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『まれ』
2015年7月4日(土)放送
第14週 第84話「絶体絶命メッセージプレート」

『まれ』第14週 第84話「絶体絶命メッセージプレート」あらすじ

弥生は課題のメッセージプレートを上手に書くことが出来ずにいいました。希が能登に戻る日、パティシエを諦めると悲嘆する弥生を、希は叱咤激励し指導します。弥生への指導に没頭するあまり、希は乗るはずだった能登行きの夜行バスに乗り遅れてしまいました。

そして明け方。大悟が弥生をクビにしないことを確認した希は、徹がハンドルを握るレンタカーに乗って能登へ向けて出発しました。しかし、希が輪島の弥太郎のもとに到着した時、すでに圭太の見合いは終っていました。

希は圭太と結婚させて欲しいと弥太郎に食い下がりました。見合い相手にわざと断られて戻って来た圭太も弥太郎に懇願。元治と文も弥太郎の説得に駆けつけました。遠距離結婚になっても問題はないと徹も説得に加わり、弥太郎は圭太と希の結婚をついに認めました。

ほどなくして圭太の年季明け式の日を迎え、圭太は精進を続けてゆく誓いを立てました。同じ頃、東京で暮らす一子は「アリサ」を名乗る暮らしをしていました。ブログで披露され続けている華やかな暮らしぶりは偽りの姿のようです。

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『まれ』第14週 第84話「絶体絶命メッセージプレート」
 事前発表あらすじのレビューと解説

弥太郎のすすめる見合いを圭太が受け入れた事実はついに希の耳にも入ります。希としては自分の圭太への気持ちを圭太と弥太郎に伝えたいところ。仮に自分の気持ちを伝えたところで状況が変わらなくても、何もせず後悔するよりマシ。希ならそう考えるところでしょう。

さて、ここで今週の水曜日に登場した、希が能登行きの深夜バスに辛うじて間に合ったエピソードが回収されます。

圭太の見合いを知った希は、能登に帰るべく能登行きの深夜バスの切符を再び手配。そしてそのバスに乗って横浜を発つ晩。再び、不器用な弥生に希は翻弄されます。

能登行きの深夜バスに乗り遅れても諦めのついた前回とは異なり、今回は深夜バスに乗り遅れるわけにはゆかない。しかし、技術も上達がさっぱり見られない弥生は自分の不器用さを嘆き、パティシエの夢を諦めると言い出す。

刻一刻と迫る深夜バスの出発。それには圭太との将来が懸かっています。一方で、ついに辞めると言い出す弥生。しかし、希は自分の将来を守ることを断念し、弥生の将来を守ることを選択します。

しかし翌朝。徹がレンタカーを借りて来ます。横浜に来て以来、すっかり頼もしいお父さんになった徹が、今回も愛する娘のためにカッコいい姿を披露します。

『まれ』第14週 第84話「絶体絶命メッセージプレート」
 朝ドラ観賞後の感想

前回に引き続き、今回もわずか15分の間にこれでもかというくらいドラマが詰め込まれた、充実の一遍でした。

  • 今回のヒーローは徹さん
    弥生ちゃんの指導で希ちゃんが夜行バスに乗り遅れる事態を見越してレンタカーを手配する徹さんの娘思いに泣かされました。

    能登で父親として娘を守るための必死の説得。とりわけ遠距離結婚を大丈夫だと、希ちゃん本人より先に言い切った徹さんに後光が射してました。

    いつものごとく混ぜ返す文さんをも一蹴。魔性の女・文さんを黙らせてしまったのは、本作『まれ』の中では徹さんがはじめてかも知れません。

    そしてその徹さんの輝く姿を物陰から見つめつつも、自分の姿を決して見せようとしない藍子さんが慎ましい。

  • まだ諦めていなさそうなゴン太くん
    こういうのは話しが煮詰まってからが勝負。これからどんな勝負を仕掛けてくるのか。

    輪子さんもゴン太くんに、珍しく大人しくしていたと一言。大人しいゴン太くんが輪子さんの眼には珍しく映るほど、ゴン太くんは希ちゃんに執着しているのかな。

  • 弥太郎さんが不味いと不満を漏らした大福は「女将」の象徴?
    代わりの大福は手に入っても不味い。女房の大福でないと不味い。代わりの「女将」との再婚は簡単でも、美味しい大福をつくってくれる女房は見つからなかった弥太郎さん。

    そこを鋭く見抜く元治さん。やっぱりこの二人の爺さん深く理解し合っているのかも知れません。(元治さんが「ヤスコ」と呼び捨てにする気安さが気になります)

  • 実家の敷居はまたがないという誓いを貫きつつ息子を祝福する博之さん
    博之さんは、幼少時のアレルギーとその時の弥太郎さんの態度がトラウマになっているものの、本当は自分も塗師屋を継ぎたかった。

    年季明け式の片隅にいる博之さんの姿を見てそんな気がしました。

  • 一子ちゃんのただれっぷりがむごい
    ブログにアップされる一子ちゃんの姿は偽りの姿だった!ブログを毎日更新している女に男はいないと看破したマキちゃん、さすがです。

    一子ちゃんが不幸であることを見抜いたようです。恐るべしマキちゃん。

    【追記】「アリサ」を名乗る一子ちゃんが「同伴」という言葉を口にしていましたが、この「同伴」はある分野の専門用語です。

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22 Responses to “まれ 84話 圭太の縁談知り希が帰郷”

  1. ちぃちぃ より:

    おはようございます。

    希ちゃんのためにレンタカーを用意する徹さん。
    弥太郎さんを説得する徹さん。
    「遠距離でも大丈夫」と言い切る徹さん。
    かっこよすぎて、逆に不安を感じてしまっているのは私だけではないようですね。
    これも徹さんの人徳でしょうか(笑)

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 逆に不安を感じてしまっているのは私だけではないようですね。

      僕も不安です。
      順風満帆過ぎることにかえって不安を感じてしまう『ちりとてちん』のB子ちゃんみたいなものですね。

  2. Part2c より:

     先週は泣けました。徹パパ、ほんとうにステキでした。そして紺谷係長も。いまあ部長とのことですが!
    それぞれに事情がありながら、でもそれを楽しくサラッと見せてくれるのが このドラマの味ですね。
     すっ飛ばしすぎて、つっこみたくなることもありますが(^▽^;)

     塩田の後継者まさかの○○君ってだれですか!!気になるではありませんか! 今日まで藍子だとばっかり思ってた。

    でも、今日、藍子が見せた、珈琲に対する愛着。これ、藍子の夢に繋がるかもですね。能登の羽咋には、都会から移住してきた方が営む、神音カフェというけっこう有名なカフェもあります。塩田カフェで藍子さんの珈琲とまれのケーキ‥ベタすぎますか!!お皿が輪島塗って、できすぎですか!!
    そしてHPや営業担当は徹さん‥

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 今日、藍子が見せた、珈琲に対する愛着。これ、藍子の夢に繋がるかもですね。
      > 能登の羽咋には、都会から移住してきた方が営む、神音カフェというけっこう
      > 有名なカフェもあります。塩田カフェで藍子さんの珈琲とまれのケーキ‥
      > ベタすぎますか!!お皿が輪島塗って、できすぎですか!!

      この展開いいですね!
      藍子さんお気に入りの「珠洲のコーヒー」は、劇中のタイミングだとブレイク前夜
      みたいなので、藍子さんのカフェ構想ありかもです。徹さんも起死回生をはかれるし
      一石二鳥かと思います。

  3. tonko より:

    お久しぶりです。
    1ヶ月分の「まれ」をやっと見終わりました。

    いや~とにかく「ちりとてちん」とかぶって仕方ない…

    二人並んで師匠の前に座り、結婚の話をされてびっくりする辺りなんて、そのままです。
    突然、結婚したみのりちゃんは順子ちゃんとかぶり…電話でアドバイスする姿も似てる。
    一子の荒れっぷりも、東京に出て変わってしまったA子を思い出す。

    それと…
    こんなに“恋ばな”が長い朝ドラって珍しくないですか?
    イライラしてました。
    大輔さんのほうが良いのにな~と思いました。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      本当に『ちりとてちん』とかぶりますね。
      劇中でのポジションが異なりますが、小次郎叔父さんが父親になったら徹さんみたいになるかもです。

      > こんなに“恋ばな”が長い朝ドラって珍しくないですか?

      前作で恋バナが極端に少なかった反動でしょうか・・・

  4. koji より:

    さて、圭太の年季明けも滞りなく終わりましたが、また、一騒動あるようですね。

    そして、後継者問題は輪島塗りだけではないですよね。

    揚げ浜式塩田の後継者問題もあります。

    今後、まさかの○○○くんが塩田修行に励むとの情報もあるので推移を見守りたいところです。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 揚げ浜式塩田の後継者問題もあります。
      この問題もありましたね。

      加えて幸枝ちゃんの後継者問題もあります。
      大悟さんの後継者・・・は、まだ早いかな。

  5. きみ より:

    こんばんは。

    まれと圭太が二人並んで座ってるのを見ると、だんだんこの若い夫婦が愛しく感じてきました。
    個人的には大輔派なんですけどね(笑)!!
    遠距離結婚は絶対大変でしょうけど、どんな風に困難を乗り越えていくのか楽しみです。

    次週予告で弥生がパティシエの帽子をかぶっていたり、一子が洋一郎を抱きしめてたりと気になる場面がありました。
    来週の放送が待ち遠しいです。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      朝ドラも後半にはいるとただ単純に楽しいだけではなくなってくるので、若夫婦のこれからが楽しみでもあり不安でもあります。
      一子ちゃんと洋一郎くんの行方も、同じく楽しみ&心配です。

  6. しもしも より:

    新人さんの気持ちわかるぅ〜私も部署移動で、わからないだらけの職場…同じく不器用で、元気だけがとりえ!?違うのは、仕事が大好きなこと、若さ…今の若い新人さんは辛い仕事だと、すぐやめてしまうので希ちゃん達には、p(^^)qってお手本になってほしいです!毎日パワーもらってます!!

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      職人の世界の新人さんで、弥生ちゃんみたいに不器用だと辛いでしょうね。研修もなければ、見て覚えろの世界なので。そんな中、しぶとく食らいついてると思います、弥生ちゃんは。(彼女は区役所では案外仕事が出来たかも知れないですね)

  7. koji より:

    弥太郎とは「屋主名」なのでしょうか?。だとしたら本名もあるハズですね。

    もうひとつ、塗師屋には「屋号」もあると思うのですが、どうなんでしょう?。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      少なくとも本名(戸籍名)は別に持っているのでしょう。
      祭りの法被に染め抜いてあるのは「紺谷弥太郎」なので、屋号も兼ねているかも知れません。

  8. tonden より:

    結構映画っぽい感じだなと思いました。
    変態のふりしてきたというシーンもざっくり削ってて、これは見る側にどうだったか判断をゆだねてる感じで。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      おっしゃる通り実に映画的は省略でしたね。
      でも、出来ることなら圭太くんの変態ぶりと、絶句する「夏美さん」も見てみたかった気がします。

  9. Part2c より:

    徹パパ、どうか無事で!!
    横浜にきてからの徹さんが ステキになっちゃって、これはあとでどんでん返しがあるんじゃないかと。心配です。
    どうか、どうか ドラマにありがちな不幸が起こりませんようにo(><)o
    祈ってます!!

    • Part2c より:

      徹でん×
      徹さん◎
      ですo(- -;*)ゞ

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > これはあとでどんでん返しがあるんじゃないかと。心配です。

      同感です。
      失敗続きの徹さんだけに、順風が吹き過ぎて怖いくらいですね。
      横浜編の後半は切ないストーリー展開になるらしいので心配です。

  10. tonden より:

    希の新人時代のKYな言動や行動がブーメランのように帰ってくる感じではありますねこの展開読むと。
    あの不可解な行動や言動の伏線がこういう形で回収される感じでしょうか。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      ブーメランというご指摘、言い得て妙ですね。今のドタバタがスーシェフになった時の苦労の伏線という洞察も実に鋭いと思います。たいへん勉強になりました。

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