あさが来た 1話 少女あさの許嫁の新次郎

連続テレビ小説(朝ドラ)『あさが来た』
2015年9月28日(月)放送
第1週 第1話 「小さな許嫁」

『あさが来た』第1週 第1話 「小さな許嫁」あらすじ

1901年(明治34年)。白岡あさは自ら設立に尽力した「日の出女子大学校」の入学式の壇上に立ち祝辞を述べました。この年、東京に開校した同校は日本初の女子の大学校でした。あさは女性の柔らかい力が必要になると新入生たちを鼓舞しました。

その日の約40年前、幕末の京都。豪商・今井家の次女・あさは、そのお転婆さを父・忠興から毎日のように叱られる少女でした。しかしどれほど叱られても、あさは「なんでどす」と叱れる理由を尋ね、生来のお転婆さを改める様子は皆無です。

一方であさの二つ年上の姉・はつは琴を得意とする静かでしっかりとした少女でした。あさとは正反対の性格でしたが二人はともて仲の良い姉妹でした。そして姉妹には幼い頃から決められた許嫁がいました。

そんなある日、今井家にあさの許嫁・新次郎が訪ねてきました。その頃、新次郎の訪問を知らないあさはそろばんの玉が弾ける音に合わせて踊っていました。その恥ずかしい姿を新次郎の前にさらしてしまったあさは、新次郎を嫌ってしまうのでした。

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『あさが来た』第1週 第1話 「小さな許嫁」
 事前発表あらすじのレビューと解説

朝ドラ『あさが来た』ヒロイン・白岡あさのライフワークとも言える日本初の女子大学校の開校式及び入学式の場面から物語りは始まります。予告映像や発表されたビジュアルに洋装のヒロインの姿が含まれていますが、恐らく冒頭の場面かと思います。

そして物語は一転、朝ドラが初めて踏み込む時代・幕末へ。ヒロインのあさはその頃、10代前半。黒船来航の外圧により幕府はすでに鎖国を解き、その一方で攘夷を叫ぶ過激な志士たちがあさの故郷・京都に参集。新撰組が治安維持に当たる時代です。

そんな時代の大きな嵐が吹き始める直前。嵐の前の静けさの中での、ヒロインの生家の平和な日々が描かれるのが第1週。この週はまたヒロインあさと姉の少女時代が描かれます。

少女時代を初週に持ってくるのは朝ドラの王道ですが、既往の朝ドラと大きく異なるのはヒロインの少女時代を子役が演じるのに対して、相手役を演じるのは子役ではないという点。ヒロインがまだ子役の初週から、相手役を演じる玉木宏さんが許嫁として登場します。

朝ドラがはじめて踏み込む幕末という時代。ヒロインの相手役は、初週のしかも第1回から披露され、ヒロインを演じるのが子役なのに対してその相手役を演じるのは大人の俳優。大人の俳優が子役の許嫁とどう対峙するのか。

一歩間違えれば微妙な場面になりかねないヒロインと相手役の共演場面。初めてづくしのこの場面で視聴者の心をつかむことに成功出来るのか。ここが最大の見所となりそうです。

『あさが来た』第1週 第1話 「小さな許嫁」
 朝ドラ観賞後の感想

『あさが来た』がはじまりました。第1話から心を鷲掴みにされました。

主題歌、オープニング映像、ナレーション

意外にも静かで軽やかなAKB48の主題歌が朝から気持ち良く聞けて心地よい。これから来年の春まで心弾む朝を迎えることが出来そうです。

オープニング映像もポップでシンプル。主題歌ともピッタリ合いながらも、自分を主張することなく、オープニングに続く本編映像に自然に入ってゆけます。

杉浦圭子さんのナレーションも、登場人物たちの邪魔をしないとても控えめなところが耳に心地よい。さすがはプロの仕事です。

ちびあさちゃんに癒される

大河ドラマ『八重の桜』のちび八重ちゃんには癒されました。このままずっとちび八重ちゃんを見続けていたいとすら思ったほどでした。

ちびあさちゃんも同様。鈴木梨央ちゃん、10歳にして大物女優の風格をそないると言った言い過ぎでしょうか。

ちびはつちゃんとちび久太郎くんの子役も秀逸。特にちび久太郎くんの小生意気な口のきき方が可愛過ぎます。

新次郎さんの洒脱なボンボンぶり

新次郎さんの洒脱なボンボンぶりもいい味出してます。見るからに温厚で優しそうなオーラを発しながらも、単なる爽やか青年ではない絶妙なバランスが見事と言うしかありません。

一番はじめの登場場面にありがちな気負いも微塵もなく、次週以降、夫婦漫才を満喫できそうです。

余談ながら、奇しくも玉木宏さんが以前出演された朝ドラ『こころ』の東京都内のロケ地のひとつに昨日行ってきました。

『こころ』のポスターが大事そうに額に入れて飾られていたのが印象的でした。

映像、セット、小道具

広角レンズを極力排除した、しっとりとした落ち着いた映像。繊細な照明がその映像の美しさを際立たせています。

朝ドラの映像では、これまで『カーネーション』が他の作品の追随を一切許さぬ美しさを誇っていましたが、それに匹敵した映像が期待出来るかも知れません。

セットも小道具も、奇をてらったところが一切なく、洗練された豪商の居住空間は見ているだけでもワクワクします。

【追記】阿波晩茶

『あさイチ』で紹介された「阿波晩茶」の産地・徳島県上勝町は徹さんの「貝殻ビジネス」の実在モデル「葉っぱビジネス」の町です。

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20 Responses to “あさが来た 1話 少女あさの許嫁の新次郎”

  1. よるは去った より:

    凧に乗って空を飛び、敵の陣地に侵入していくのを現•市川猿翁丈(その時は猿之助)の歌舞伎芝居で観た事があるけど、あさちゃんもその芝居を昔の役者で観たのかな?あれだけお転婆なのに許嫁の新次郎君に「おいど(尻)大丈夫だすか?」と聞かれて顔赤らめて部屋を飛び出して行くあさちゃんが何とも可愛い。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > あれだけお転婆なのに許嫁の新次郎君に「おいど(尻)大丈夫だすか?」と聞かれて顔赤らめ

      鋭いご指摘です!言われてみれば、このギャップがあさちゃんの女の子らしさをしっかりと表現しているのですね。ただの男勝りではないキャラだということが頂戴したコメントで深い理解でました。ありがとございます。

  2. きみ より:

    こんばんは。

    ヒロインが今後の恋の相手に自分の恥ずかしいところを見られて、相手の第一印象が最悪だと感じるのは、少女マンガの王道中の王道ですね!

    「花子とアン」でもそうでしたが、明治・大正期の着物や洋服が観られるのは楽しみです。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 相手の第一印象が最悪だと感じるのは、少女マンガの王道中の王道

      「少女マンガの王道」パターンを知らなかったのでこのご指摘は新鮮でした。

  3. tonden より:

    現在の大河ドラマがいろんな意味でまずい状況であることを考えると、こっちの方が大河ドラマじゃないかと思うような出来でしたね。
    視聴率的には時代物であるということと大河ドラマに対する不満が大爆発してる視聴者層を取り込むことで20は超えるかなと思います。
    一方で作品自体の評価は割れそうな気がします。時代を反映しているとはいえ冒頭のあさの挨拶のセリフが現代的に受け付けない感じがしたので。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      『マッサン』を『プロジェクトX』と思い込んで失望した人々が多かったように、『あさが来た』を大河と勘違いして失望する人が出てこないよう祈るばかりですね。

  4. koji より:

    ん?!?!?

    活ちゃん?。

    リアルタイムではわからなかったのですが今、録画したのを観ていて気が付きました(^_^)。

    久太郎くんは活ちゃんですね!

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      いかにもいたずらっ子のまん丸の目と、小生意気な口のきき方。
      どこかで覚えがあるとずっと引っかかってました。
      活ちゃんだったとは!
      これでスッキリしました。ありがとうございます。

  5. ちぃちぃ より:

    こんにちは。

    朝からちょんまげ姿のドラマ…。
    最初、『違和感あるだろうな』と思っていましたが、結構すんなり入っていくことができました。

    それにしても、NHKは子役を探すのが上手ですね。
    今回の三人の子役たちも、演技が不自然でなく、とても可愛らしいです。
    「NHKですから」とドヤ顔で言う三津谷ゼネラル・エグゼクティブ・プレミアムディレクターの顔が脳裏に…(笑)

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      キャラクター設定が完全に朝ドラ仕様になっているので、たとえちょんまげを結っていてもやっぱり朝ドラは朝ドラですね。大河とは全然空気が違います。
      僕も自分でも驚くほどすんなりとあさちゃんの世界に入ることが出来ました。

  6. koji より:

    鈴木梨央ちゃんをはじめ子役の子供達が本当に可愛いくて見ていて自然と笑みがこぼれました(笑)。

    そして玉木宏くんは本当にいい声してますね!

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      ちびあさちゃんがちび八重ちゃんの時よりも伸び伸びとしていい感じです。

  7. アーモンド より:

    新朝ドラ、あさが来た→朝が来た。洒落?
    関西舞台のコミカルなドラマでしょうか?
    再び時代もの。
    カーネーション、ごちそうさん、花子などを彷彿させるお転婆な少女時代のヒロインから、素晴らしい女性へ変わっていく展開ですかね。
    主題歌AKB48、いい歌ですね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      ヒロインは『カーネーション』の糸子さんに近いかも知れないですね。
      そう滅多やたらなことでは凹まないキャラみたいです。
      これは期待出来そうですね!

  8. koji より:

    本作の主題歌についてですが

    AKBの曲と言うことで違和感があるのかと思いきや予告編のバックで流れていたのを聴いた限りでは朝蔵さんの仰るとおり問題はなさそうですね!。

    特に朝ドラの場合は主題歌が番組の印象を決定付ける要因ともなるので制作サイドも大変な労力を費やすのではないかと思います。

    さて、朝ドラをここ数年見続けて来たことで所謂「ロス」に関しては免疫力が付いて来たようで本当に今から明日の午前8時が待ち遠しく思います(笑)。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 「ロス」に関しては免疫力

      言われてみれば僕も『まれ』の初回放送日に免疫がついたことを自覚しました。
      エリーちゃんには申し訳ないと思いつつ、あっという間に希ちゃんに恋をした。
      そんな感じでした(笑)

  9. koji より:

    あさの幼少期を演じるのは

    あの鈴木梨央ちゃんなんですね。

    これは本当に楽しみです!。

    それと予告編を見ていて思ったのですがショートカットヘアスタイルの波瑠ちゃんが江戸時代の髪結いスタイルになると随分と印象が変わるものですね!。

    予告編を見ていて「まんで」「たっだ」「がんこ」別人みたいにみえました(笑)。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > あの鈴木梨央ちゃんなんですね。

      リトル八重は本当に可愛かったです。
      しばらく幼少期を観続けたいと思ったほどです。
      リトルあさも期待出来そうです。

  10. koji より:

    子役と大人の俳優の対峙。たしかに見所になるかも、いや、なるでしょう。

    大河の花燃ゆは既に明治時代入りましたが花燃ゆの最終回までには、あさが来たの方が時系列では追い越すかもしれませんね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      子役と大人の俳優の対峙のほか、本作には役者さんがたの力量が試されるような場面が数多く用意されています。見応え十分です。

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