あさが来た 第12週 大阪一のおとうさま

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『あさが来た』
2015年12月14日 〜 12月19日放送
第12週「大阪一のおとうさま」

『あさが来た』第12週「大阪一のおとうさま」あらすじ

亀助が炭鉱から帰還し、雁助による詰問の直後にサトシが炭鉱から逃亡したことを亀助は報告。ほどなくして雁助の手紙が意外な事実を知らせてきました。サトシの正体は新次郎の幼馴染・松造でした。そして落盤事故はサトシが仕掛けた爆薬によるものだったのです。

一方、新次郎は深く落ち込んでしまいました。炭鉱で見かけたサトシを松造だと察したものの黙っていたことが事故を招いたと悔いていたのです。自分が商売を敬遠する原因にもなったサトシと、新次郎は正面から向き合う覚悟を固めます。

その頃、正吉の容態は悪化の一途をたどっていました。そんなある日、新次郎がサトシを正吉のもとに連れてきました。サトシは正吉に非を詫び、正吉もサトシの父を救えなかったことを謝罪。ほどなくして正吉はその生涯を閉じるのでした。

1878年(明治11年)。加野炭鉱は再開に向けた準備のため、あさは大阪と九州を往復する慌ただしい日々を送っていました。そんな中、五代友厚の申し出が新次郎を驚かせます。友厚は新次郎に告げました。あさを東京に連れて行きたいと。

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『あさが来た』第12週「大阪一のおとうさま」各回あらすじとレビュー

第67話 12月14日(月) 榮三郎が炭鉱売却を提案
第68話 12月15日(火) 炭鉱事故の犯人はサトシ
第69話 12月16日(水) 新次郎に白状するサトシ
第70話 12月17日(木) 松造が正吉に謝罪し自首
第71話 12月18日(金) 正吉の最期/正吉の葬儀
第72話 12月19日(土) 五代があさを東京に誘う

『あさが来た』第12週「大阪一のおとうさま」
 事前発表あらすじレビューと歴史・時代背景の解説

2015年(平成27年)放送分は今週と次週の2週のみ。『あさが来た』はいよいよ前半のクライマックスというべき場面に突入します。

第12週のレビューと見どころ

加野炭鉱での落盤事故を収拾する過程を通して、新次郎の過去のトラウマが癒されてゆくエピソードが今週の最大の見所となりそうです。

父親の事業の失敗で辛酸を舐めた幼馴染の思い出が新次郎を商売嫌いにしていました。一方の幼馴染は正吉に助けを求めたものの正吉は救いの手を差し伸べることはせず、それ故に幼馴染は正吉を恨み続けていました。

その幼馴染の恨みが炭鉱の事故を招いてしまった。そのことを悔いた新次郎は幼馴染と向き合います。新次郎と向き合うことで幼馴染は積年の恨みを克服し正吉に涙ながらの謝罪。正吉も幼馴染の父を救えなかったことを詫び、正吉と幼馴染は心を通い合わせます。

これらの一連の出来事が新次郎の心を癒し、人生に掛け値のなくなった正吉は安らかに息を引き取るという美しすぎるまとめ方は号泣間違いなしです。

ちなみに、原案小説『小説土佐堀川』に登場する落盤事故の犯人は、単に経営者に反発しているだけの者として描かれます。この事故と犯人の動機を巧みに脚色され美しい物語になりました。

歴史・時代背景

1878年(明治11年)
炭鉱の落盤事故の収拾、正吉とサトシの和解、そして正吉の死去などの出来事を経て、今週の終盤に時代は1878年(明治11年)を迎えます。

劇中で1878年(明治11年)を迎えて早々、あさが加野炭鉱の再建に尽力しているその一方で、五代友厚が新次郎を呼び出し意外な申し出をします。

あさを東京に連れて行きたい。

友厚があさを東京に連れて行く目的がどこにあるのかは、この記事をエントリーした段階では不明です。判明次第、追記致します。

尚、史実ではリアルの五代友厚はこの年、1878年(明治11年)8月に大阪株式取引所(現・大阪取引所)を設立。その翌月には大阪商法会議所(現・大阪商工会議所)を設立。大阪商法会議所では初代会頭に就任しています。

また、これまで劇中で数回登場している大久保利通がこの年の5月に「紀尾井坂の変(紀尾井坂事件)」で斃れています。

『あさが来た』第12週「大阪一のおとうさま」一週間のエピソード観賞後の感想

「大阪一のおとうさま」というサブタイトルが表しているとおり、第12週の主人公は正吉さん。加野屋当主を引退したばかりの正吉さんの最期の日々を情感豊かに描く強く印象に残る一週。『あさが来た』前半のクライマックスとも言える週でした。

正吉さんにとって、松造のお父ちゃんを救えなかったことは人生最大の悔根でした。そしてそれと同じくらい新次郎の心に深い傷をつけてしまい家業を敬遠するまでに追い込んでしまったことが悔やまれてなりませんでした。

人生に残したままだった二つの大きな掛け値。それらが一挙に清算されたことで人生を悔いのないものとして終わらせた正吉さんへの愛情に満ちたストーリーテリングは朝ドラ史に残るような名場面の数々を残すことが出来たかと思います。

そして正吉さんを亡くした後の家族の反応を、悲しみに暮れる姿で終わらせず悲しみを乗り越え成長する姿まで描き込んだところが秀逸でした。

よのさんは前を向いて生きてゆく姿勢を見せ正吉さんに代わってあさちゃんを助ける決意を固める。五代さまを圧倒するオーラを放ち始めた新次郎さんの姿はまぶしく、あさちゃんは商いこそが自分の生きる道だと心からの悟りを得る。榮三郎くんもしっかりしてきました。

死してなお、家族の心の中に正吉さんが生き続けているかのような家族の変化でした。さすが大阪一のおとうさまだけのことはあります。

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2 Responses to “あさが来た 第12週 大阪一のおとうさま”

  1. tonton より:

    これが最後のサブタイ変更になると思います(笑)
    「大阪一のおとうさま」

    うちのデッキの番組表がソースでした

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      いつも情報提供ありがとうございます。
      デッキの番組表でチェックするという手がありましたね!

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