あさが来た 72話 五代があさを東京に誘う

連続テレビ小説(朝ドラ)『あさが来た』
2015年12月19日(土)放送
第12週 第72話 「大阪一のおとうさま」

『あさが来た』第12週 第72話 「大阪一のおとうさま」あらすじ

正吉の葬儀が終わりました。正吉の死後、あさは三日ほど泣き続けたもののその後は再び仕事に没頭しはじめました。千代と離れがたいあさは娘を連れて九州の炭坑に行くことを望むものの、新次郎やよのの猛反対に遭い断念。

しかしあさは実業への決意を新たにしていました。家のためお金のため以上に自分は商売が好きであること。男性と対等に商売をする厳しい道を進んで行くことを。そして、そんな道に進ませてくれた正吉に心から感謝するのでした。

一方、よのも正吉の死からすぐに立ち直り、正吉に代わってあさを守り抜く覚悟を固めていました。その頃、加野屋の周辺ではまだなお不審な男の影が出没するものの、その男の正体と加野屋を見張る目的はわからないままでした。

年が明けて1878年(明治11年)。あさは加野炭坑を一日も早く再建すべく大阪と九州を往復する生活を送っていました。そんな中、寄合所に呼ばれた新次郎は五代友厚から思いがけない相談を持ちかけられます。友厚はあさを東京に連れて行きたいと言うのです。

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『あさが来た』第12週 第72話 「大阪一のおとうさま」
 事前発表あらすじのレビューと解説

正吉の引退宣言から逝去まで。そしてサトシ=松造の騒動とその収拾。3週もの長きにわたって丹念に描かれた二つの大きな物語は、不審者目撃情報を残して回収されました。そして、いつもの忙しい加野屋の日常が再開されます。

炭鉱は雁助の尽力によって再建の見通しが立ち、あさは一日も早く炭鉱経営を再び軌道に乗せるべくフル稼働を再開。

その一方で、子育てと仕事の両立というテーマが今回より登場します。

娘の千代を炭鉱に連れて行こうとするあさの行動は、子育てと仕事を強引にでも両立させてしまおうと意気込むあさの挑戦でしょうか。

そんな中、五代友厚から思わぬオファーが。

あさを東京に連れて行きたいという五代友厚のオファーは、あさの子育てと仕事の両立という問題と合流し、次週以降のお題となるようです。

『あさが来た』第12週 第72話 「大阪一のおとうさま」
 朝ドラ観賞後の感想

雁助さん

手ぬぐいに染め抜かれた「加野屋」の三文字を見つめる雁助さんの姿が切ない。正吉さんの逝去を通して、自分がこれまで長年にわたって愛し仕え続けた「加野屋」が終わったことを実感していたのでしょうか。

正吉さん逝去後、親族はじめ加野屋の面々が一人残らず号泣していたのに対して、涙をみせずただ静かに手を合わせる雁助さんはその時何を思っていたのか。

ちょっとネタバレになりますが、雁助さんが加野屋を去る日も遠くはありません。雁助さんの終わりのはじまり。そんな気がした第72回の雁助さんでした。

追記:公式サイトでは、雁助さんはいずれ加野屋と袂を別つと記されていたので喧嘩別れを危惧していましたが、きれいな去り際が用意されているようです。「円満退社」というわけにはゆきませんでが・・・

よのさん

よのさんの立ち直りの早さ。心の強さに驚かされました。

心の弱い人であれば思い出のいっぱい詰まった土地への旅は辛すぎるはず。あるいは思い出のいっぱい詰まった土地をあえて旅する傷心旅行で悲しみに酔う。

しかし、お伊勢参りの旅支度をするよのさんの明るい表情に心の弱さはありませんでした。天然だけに明るいのでしょうか。

正吉さんに代わってあさちゃんを助けると誓うよのさんの姿も可愛くも凛々しい。正吉さんの魂に語りかけるのが、位牌に対してではなく招き猫なのもいかにもよのさんらしい。2話続いた号泣回明けで大いに笑わせてもらいました。

新次郎さん

亡くなる直前の正吉さんに阿呆ボン卒業を宣言した影響もあるのか、五代さまと対峙する新次郎さんの眼力がいつになく力強い。

雁助さんについては「終わりのはじまり」と記しましたが、五代さまの心の中を見透かす新次郎さんの鋭い表情は新次郎さんの「始まりのはじまり」かも知れません。

またしてもちょっとばかりネタバレになりますが、雁助さんが加野屋を去るのと入れ替わるように、新次郎さんがいよいよ「起動」します。

不審者目撃情報

加野屋の店先でふゆちゃんを見つめるストーカー。大工のはっちゃんでもなく、当然のことながらサトシ=松造でもない。

もしかするとこのストーカーは次週登場するふゆちゃんの「婚約者」かも知れません。いよいよ亀助さんの試練がはじまります。

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29 Responses to “あさが来た 72話 五代があさを東京に誘う”

  1. koji より:

    ふゆ役の清原果耶ちゃんが先日、民放のバラエティー番組に出てたのを見ました。

    見ていて途中まで「ふゆちゃん」だとは気付きませんでした。

    本作中では和装なので雰囲気が随分と大人びて見えてますが

    まだ13歳のお嬢様なんですね!。

    ビックリポンだした(笑)!。

    そして、他の読者さんも仰ってましたが

    五代さまのテーマ曲を新次郎はんが奪ったシーンは何気に爽快に感じました(笑)!。

    してやったりとち言ったシーンでしたが。。。

    その直後に千代ちゃんを炭鉱に連れて行くことを猛反対するシーン。


    本作はギャップを見事に利用してる感じもあって本当に面白いですね(笑)!。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      そうなんです、実はふゆちゃんはチビあさちゃんと大差ない年齢なんです。
      そんな風には見えないところがさすがです。

  2. koji より:

    本作も来週が前半の最終週。

    本当に、あっと言う間ですね!。

    年明けからも楽しみです!。

    個人的には「雁助さんとうめさんの恋バナ」が楽しみです。

    マッサンの俊ニイとハナちゃんの様になればと願ってます!(笑)。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 俊ニイとハナちゃん

      亀助さんとふゆちゃんが似たような展開になりそうですね。
      ふゆちゃんのお父ちゃんも登場するようなので。

  3. るんるん より:

    今日の新次郎と五代さんの対決、BGMは五代さん登場の時の音楽でしたよね?でも、今までと違い余裕しゃくしゃくの新次郎。勝ち誇ったような笑顔が良かったですね。うめとあさの会話をこっそり聞いてるときの表情からも、なんか自信?貫禄?が出てきているような気がしました。いよいよ、本領発揮でしょうかね?

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      松造と再会した時はトラウマが吹き出していかにも心細そうでしたが、あの騒動を経てトラウマが克服されたことを今回の五代さまとの対決で表現していたのかも知れないですね。

      五代さまのテーマだったエレキギターの楽曲も新次郎さんが乗っ取ってしまった格好でみごとでした。

  4. 1013 より:

    よのさんが話しかけてた特大招き猫、正吉さんに似てたような…?
    やはりあれもお手製なのでしょうかね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      あのでかいネコちゃんもよのさん手製かと思います。
      他のネコちゃんやワンコと似てますからね。

  5. よるは去った より:

    のぞくは誰?•••••••松造君が自首して、大工のはっちゃんが妻子持ちでお内儀とラブラブだとわかった後ではより一層不気味••••••••。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > のぞくは誰?

      来週登場する予定のふゆちゃん関係者。
      そんな気がします。

  6. ココロ より:

    あえて『あささんはどうしてますか』と言わない五代さんに、新次郎さんが冷ややかな視線を注ぐところの演技が、すごく上手い!と思いました(^^)
    2人の静かなバトルをもっと観たいなぁと思いました〜

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      新次郎さん、いつになく厳しい突っ込みでしたね。
      新次郎さんと五代さまの形成が逆転!と言うのは考えすぎでしょうか。

  7. もんすけ より:

    正吉さんのご葬儀済んだ後の「加野屋」の看板が、
    強い風に吹かれてか、ゆらゆらと。
    今後の加野屋の激動を感じさせ、ドキドキ。
    炭鉱の雁助さんからの手紙を読むうめさんの足も、ゆらゆらと。
    こちらも大人の中の乙女心を感じさせ、ドキドキ。

    それにして、なんと大きな招き猫!
    よのさんの中、正吉さんの存在の大きさに比例しているのでしょうね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 「加野屋」の看板ゆらゆら

      看板のゆらゆらは気がつきませんでした!うめさんの乙女チックなゆらゆらは僕もしっかりと確認しました。うめさん、可愛らしすぎです。

      コメントありがとうございます。

      > 大きな招き猫!

      先日、この招き猫のまわりでAKBが主題歌を歌う映像が放送されてました。ご覧になりましたか?

      • もんすけ より:

        招き猫を囲むAKB、見ました~!
        紅白でもなにか仕掛けてくれるのではないかと、期待しています。

  8. サンダーバード999 より:

    以前に一度「まれ」で書き込んで以来です。
    いつも楽しく拝見しています。

    よのさんが張り子の猫に話しかけている姿が、ほんにかいらしくも…と思って出てきてしまいました。

    それで、以前から気になっていたのが、正吉さんと二人(+かよさん)で奈良の玉利さんへ出かけていった時、三人でどんな会話をしたのかなぁ…ということです。
    …回想シーンという形でもいい、ちょっと見てみたいような気がします。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      ハンドルネームのパペットアニメの大ファンだったのでよく覚えています。

      ご指摘ではじめて気がつきました。松造のお父ちゃんにはお金を貸さなかったにもわらず、お金を貸すほどに特別な関係の玉利さん。お互いに貸しと借りがある二人の会話、実に興味深いです。

      • サンダーバード999 より:

        ハンドルネームを覚えていただいていたようで、ありがとうございます。
        サンダーバード、新作も子供と一緒に楽しんでおりますが、実はそれ以上に、私の出身地から能登方面に行こうと思うとJR特急のサンダーバードに乗ることになりますので、そこからの発想でした。(999は世代的につい…苦笑)

        ついでに申しますと、今回の「あさが来た」のロケ地の幾つかは実家の近くで、それも楽しく見ております。

        脱線した話題で失礼致しました。

        • 朝蔵(あさぞう) より:

          コメントありがとうございます。
          同世代でしょうか。999にも密かに反応していました(笑)

  9. えびすこ より:

    「大工の八っあん騒動」は妻子持ちであることがわかり収束しましたね。
    明治になってからは洋装の五代さん。礼服での紋付き羽織袴姿は今回が初めてですね。
    今週のナレーションで「文明開化」の単語が出ましたが、大河ドラマ花燃ゆよりもこの番組の方が文明開化が目に見えてわかります。
    13週目では「市街地」になった東京の文明開化ぶりがわかりますね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      為政者が中心の大河と異なり、民間人の視点から描いた朝ドラのほうが文明開化など文化の変遷は見えやすいのかも知れないですね。

  10. tonton より:

    五代が弔問に訪れた時、あさが在宅でも新次郎が彼女に対応させずに
    自らが対応したのはエライ

    「他の家族の方は?」の質問から始まったピストル返却に続いてのバトル第2弾は
    新次郎の五代の痛い所をジワーっと突く様な「他の家族ってあさの事ですな?」の返答に
    五代はうろたえた表情をしていた様に見えたのですが

    アホボンと見くびってた五代に対する新次郎の逆襲方法が実に
    頭の切れるなと思わせたセリフ回しでした

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > アホボンと見くびってた

      新次郎さんは亡くなる直前の正吉さんに仕事を手伝うと告げていたので、阿呆ボン返上かも知れませんね。(阿呆ボンの新次郎さんも好きでしたが)

  11. よるは去った より:

    すみません。よく見たら先の2コメントは12月12日のコメント欄にカキコすべきでした。今から切り貼りしてもらうのは無理かな?

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      お問い合わせありがとうございます。
      申し訳ありません、切り貼りは出来ないシステムなのです。
      (と言うか自分にその技術がありません)

  12. よるは去った より:

    今日「生活笑百科」にゲスト出演した雁助役の山内圭哉君のファッションスタイルときたら、まるでイメージが違いました。ネットで調べたら子役としてスタートして、映画「瀬戸内少年野球団」や朝の連ドラでは若村麻由美さんのデビュー作「はっさい先生」にも出演しているんですね。いずれも大勢の生徒のうちの一人でしょうけど、どんな風に出ていたかDVDとかで見直してみたいですね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      山内圭哉さん、すでに「夏目雅子」と共演していたんですね!
      『瀬戸内少年野球団』は見ましたが、さすがに山内圭哉さんは記憶にありません。
      もう一度観たくなりました。

  13. よるは去った より:

    雁助「松造やな。」サトシ「キサン(貴様)誰や?」雁助「あの時加野屋の手代だった雁助や。」その時のサトシ君の表情ときたら•••••••••。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      この時の雁助さん、いつにも増して迫力がありました。
      怖いほどでした。

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