あさが来た 80話 ふゆの婚約者・平蔵登場

連続テレビ小説(朝ドラ)『あさが来た』
2016年1月5日(火)放送
第14週 第80話 「新春、恋心のゆくえ」

『あさが来た』第14週 第80話 「新春、恋心のゆくえ」あらすじ

亀助はふゆに問いただしていました。意中の人がいるにも関わらず、一度も会ったこともない男性と結婚して後悔することになるのではないかと。亀助は自分の失恋よりも、ふゆが幸福になれるかどうかということを何よりも心配していたのです。

そんなある日、ふゆの父・彦三郎が加野屋に挨拶にやってきました。しかも、彦三郎はふゆの婚約者で洋傘屋の平蔵を連れて来ました。彦三郎の希望を受け、よのは小正月にはふゆを嫁に出すことにしてしまいます。

新次郎は改めて亀助の背中を押しました。このまま黙っていては、ふゆは間もなく嫁に行ってしまう。仕事に逃げ込んだりせずよく考えてみろと。しかし、亀助はふゆともう一度向き合うかどうかを決めかねていました。

一方、あさと榮三郎は寄合所の五代友厚の元に年始の挨拶に足を運びました。その頃、五代友厚は大阪商法会議所を設立しその会頭に就任したばかりでした。友厚は大阪商法会議所設立に最大の貢献を果たした「立役者」をあさに紹介するのでした。

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『あさが来た』第14週 第80話 「新春、恋心のゆくえ」
 事前発表あらすじのレビューと解説

亀助が正月早々浮かない顔をしていたのは、ふゆに失恋したからではなく好きな人がいながら本心を押し殺し結婚を決めたふゆの将来の幸福を案じてのことでした。

自分の失恋よりも、ふゆの幸福を思って思い詰める優しすぎる亀助の前に、ついにふゆの婚約者・平蔵が、ふゆの父・彦三郎に伴われ登場します。

一方、ふゆの嫁入りが目睫に迫り、再び新次郎が亀助を焚きつけます。しかし、亀助の本心は、その新次郎に想いを寄せるふゆの恋心を大事にしてあげたいということでした。

複雑に絡み合った恋バナが本格スタートです。

ところで、ふゆの父・彦三郎を演じるのは上杉祥三さん。可愛いふゆちゃんからは想像すら出来なかったコワモテのお父ちゃんです。

そして、ふゆの婚約者・平蔵を演じるのは山本浩司さん。大河ドラマ『新選組!』に引き続き『あさが来た』でも土方歳三を演じた山本耕史さんとは別人です。

山本浩司さんはお笑いコンビ「タイムマシーン3号」のツッコミ担当。お笑い芸人を起用することで、ふゆの婚約のその後の展開が見え始めてきます。

【追記】山本浩司さんについて、『相棒 シーズン9-8話 ボーダーライン』にて「柴田さん」を演じた山本浩司さんではないかとのご指摘を頂きました。なお、「柴田さん」登場回は相棒ファンの間で「伝説の鬱回」と呼ばれているのだそうで、「柴田さん」は伝説エピソードの主人公です。

『あさが来た』第14週 第80話 「新春、恋心のゆくえ」
 朝ドラ観賞後の感想

ふゆちゃんと亀助さん

13歳の女優さんとは思えぬふゆちゃんこと清原果耶ちゃんの名演でした。

実らぬ恋をやっとの思いで封印したその心の奥に、言葉は過ぎるかも知れませんが土足で踏みにじられる格好となったふゆちゃん。ふさがり始めた心の傷が再び傷口を開いてしまう瞬間の切なさを極めた表情は泣かせてくれます。

そのふゆちゃんに、珍しく声を荒げて自分の本心をちょっとだけ遠回しに吐露する亀助さんの悲痛な叫びのヒリヒリ感がたまらない。

ふゆちゃんへの秘めた想い。そんな想いを押し殺してふゆちゃんの幸福を一途に願う亀助さんの純情。年明け早々、泣かせてくれる展開です。

新次郎さん

あさちゃんのみならず榮三郎くんまで呆れさせる新次郎さんの酒浸り新年の挨拶まわり。これが正月の楽しみなんだと開き直る新次郎さんですが、正月三が日が明けてもなお、わざわざ訪問した先々で盃まで交わすのは本当に単なる楽しみだけのため?

一方で、大阪商法会議所に人が集まったのは自分一人の力だけではない。成功の裏に「立役者」の存在をほのめかす五代さま。大阪の商人たちの理解を求めて奔走した「立役者」と、正月の挨拶まわりに「奔走」していた新次郎さんが明日にはシンクロするのでしょうか。

ワンクッション置いてから仕事の成果を讃える段取りの巧みさ。年明け早々、ストーリーてリングの巧みの技が冴え渡ります。

ふゆちゃんのお父ちゃん

ふゆちゃんのお父ちゃん・彦三郎さんは新次郎さんの指摘通り、かなり癖が強い。『あさが来た』始まって以来のドン引きしてしまうキャラかも知れません。

特に、赤ちゃんの頃の自分の娘を犬や猫と同列に扱った前後の表情と仕草は観ていてかなりつらいものがありました。

しかし、今週後半にはそんな傍若無人な振る舞いのふゆちゃんのお父ちゃんと普段は温厚な亀助さんのまさかの対決が用意されているみたいです。

その時の対決で亀助さんの株を上げるための意図したドン引きキャラなのか知れません。

そう自分に言い聞かせて耐えながら今週の展開を楽しもうと思います。

追記:『あさが来た』に村岡花子が登場か?

あさちゃんの実在モデル・広岡浅子さんは晩年に『花子とアン』のヒロインの実在モデル・村岡花子と交流があったことは当ブログで幾度か触れました。

さて、某社のニュースサイトで見た情報によれば、現在NHKは『あさが来た』に村岡花子を登場させるべく、はなちゃんを演じた吉高由里子さんに「鋭意交渉中」だとか。

かつての朝ドラ・ヒロインが、再び朝ドラに同名同俳優で登場するという初の試みが実現するかもしれません。

『花子とアン』はとても好きな作品の一つなので、これが実現したらとても感激です。

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12 Responses to “あさが来た 80話 ふゆの婚約者・平蔵登場”

  1. koji より:

    村岡花子が登場か?。

    これは本当に期待大ですね!。

    吉高由里子ちゃんの「おでまし」を楽しみにしています(笑)。

    BGMは「にじいろ」で(笑)。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      近々『あさが来た』に登場予定の渋沢栄一氏は、広岡浅子さんと新島八重さんの教育事業を応援していたそうです。そんな中、綾瀬はるかさん登場説まで出てきているみたいです。

      もしそんなことが実現したら、あさちゃんと八重さんにはそれぞれの幼少期の思い出を語り合って欲しいものです。回想映像つきで(笑)

  2. koji より:

    あけましておめでとうございます!。

    今週は79話80話ともに終わり際に次回への期待を最大限に持たせるシーンが絶妙ですね。

    特に80話はネタバレなどの先を読んでない方々には「立役者が誰」だかわか
    ったら

    かなりのビックリポンになること間違いなしでしょう。

    次回への期待を最大限に持たせる

    本当に良い意味で憎い演出だと思いました(笑)。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。
      立役者を登場させるまでの気の持たせ方。そして立役者の、不自然さのない如何にも新次郎さんならではの立役者ぶり。本当に見事だと思いました。

  3. のよ より:

    山本浩司さんは、かなり好きな役者さんなんです!
    これまた大好きな映画監督、山下敦弘監督の映画の常連で、地味で冴えなくて最高に可笑しい役を演じたら、この人の右に出る者はナイ!とさえ思っています。
    『リアリズムの宿』という映画をご存知でしょうか。つげ義春原作の漫画を山下監督が映画にしたのですが、めちゃくちゃ面白いです。(でも見る人を選びますが(^-^;) 
    この映画の主役は長塚圭史さんと山本浩司さんでした!

    新年早々の書き込みが、本筋から逸れたものでごめんなさい(^-^;

    今年も、後半、楽しみにしております!

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      『リアリズムの宿』という映画はタイトルを知っているだけですが、つげ義春はよ〜く知ってます。『無能の人』が映画化された頃にハマりました。そう言えば映画『無能の人』には加野屋のよのさんが出ていましたね。
      つげ義春の漫画の映画化で主役になると聞いただけで、山本浩司さんのテイストがわかったような気がします(笑)

  4. tonton より:

    新年の五代氏初登場はこの日でしたね。

    寄合所であさを見かけ近づこうとしたら、大旦那衆に囲まれて
    美和が新しく作った溜まり場(待ってました。しかし過去朝ドラの溜まり場と比べて敷居が高そうですが)「晴花亭」へ
    誘導するシーンは彼の大阪中の知名度がアップした事を示す為のシーンだったんでしょうか?
    あさと彼の乾杯シーンでティーカップを差し出すシーンが余りに変だったので大爆笑してたら
    家の者が「何で笑う?オカシイんじゃね?飲めない奴なんだからアリだろ」と突っ込まれてしまいました。

    今週から新次郎のビジネスマンモードがむくむくと芽生え始めましたが、
    史実では五代氏との関わりはむしろリアル信五郎さんの方が多そうなんですよね。

    ところで2月上旬に劇団ひとりが純情きらり以来の朝ドラにゲストとして
    登場するようですが伊藤博文の役である事を祈っています。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 大阪中の知名度がアップした事を示す為のシーン

      81回で、五代さまのおかげで大阪の景気が良くなったみたいな台詞がありましたが、知名度アップと五代さまの経済効果を表現しているのかもしれませんね。

      > 劇団ひとり

      それは楽しみです!2月上旬であればタイミングから言っても伊藤博文が登場する頃。伊藤博文役、十分にあり得るかもしれません。

  5. うこちえす より:

    いつも楽しく読まさせていただいております。

    今回の解説で、山本浩司さんが「タイムマシーン3号」のメンバーであるとの記述がありますが、恐らく誤りです。
    ちなみに、タイムマシーン3号の山本さんは「こうじ」と読みます。

    このドラマに出ているのは同姓同名の山本浩司(ひろしと読む)さんで、相棒に出ていたのもこの人です。
    本人のツイッターでも、「あさが来た」に出演する旨の記述がありますので、間違いないでしょう。

    万一、まちがってたらごめんなさい。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      ご指摘頂きました通り「山本浩司」違いでした。
      早速、取り消し線を入れました。
      今後とも当ブログをよろしくお願い致します。

  6. atsu より:

    亀助は番頭として信頼も置けるし優しい。なぜあんなに謙虚というか恋愛に関して尻込みするのかと思っていたのですが、その元凶は新次郎だったのでしょうか。最初の登場シーンは、あさが父に連れられ大坂加野屋へ来たとき、亀助は新次郎が拾った猫の世話を押し付けられていましたよね?奉公に来た時から新次郎の容姿や言葉、振る舞いがまぶしく見えていたんでしょうね。それに比べて自分はいつまでたってもドン臭くて、と。だからふゆに対しても積極的に出られないし、ふゆが新次郎に憧れていると知ったら当然と思い、嫉妬心もわかなかった。こちらの方が涙が出そうなくらいの純情さ。
    しかし、家の作りのせいか加野屋は盗み聞きし放題ですね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      新次郎さんへの憧れが嫉妬を防いだ・・・さすがの洞察ですね!
      深く頷いてしまいました。

      > 加野屋は盗み聞きし放題

      盗み聞きしてもピンと来ないあさちゃん。おあさ様が鈍うて良かったです(笑)

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