あさが来た 87話 雁助が加野屋退店を告白

連続テレビ小説(朝ドラ)『あさが来た』
2016年1月13日(水)放送
第15週 第87話 「大阪の大恩人」

『あさが来た』第15週 第87話 「大阪の大恩人」あらすじ

ある日、雁助はうめに打ち明けました。正吉が亡くなった時、実は加野屋を辞めようと考えていたことを。長年、正吉を慕い正吉に仕えてきた雁助は、正吉の死により加野屋で働き続けることに意義を見出せなくなっていたのです。

そんな中、あさを舞い上がらせる知らせが入りました。九州で炭鉱が新たに売りに出されたのです。あさは借金してでもその炭鉱を買収したいと言い出します。しかし、あさの意見に真っ向から反対した雁助は、ついにあさを突き放してしまいます。

その頃、はつからあさに宛てて手紙が届きました。その手紙には、はつが和歌山で元気に暮らしていることが記されていました。決して楽とは言えない暮らしぶりの中、はつと菊は懸命に二人の子供を学校に通わせていることをその手紙は伝えていました。

1881年(明治14年)7月、五代友厚が窮地に陥りました。薩摩藩出身の同郷の政府高官と癒着した友厚が、政府の官有物を格安にて払い下げを受けたと新聞に報じられたのです。友厚のもとには大勢の新聞記者が押しかけてくるのでした。

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『あさが来た』第15週 第87話 「大阪の大恩人」
 事前発表あらすじのレビューと解説

雁助がうめにだけ意外な告白をします。ひとり炭鉱で働いている時に正吉が亡くなった報せを受けた雁助は、加野屋を辞めることを考えていたというのです。

公式サイトの登場人物解説によれば、正吉に心服していた雁助でしたがゆくゆくは加野屋と袂を別つことになるようです。

事実、これまでもあさの経営方針にことごとく異を唱え、特に加野炭鉱の看板が加野屋の店先に掲げられた時はあからさまに不満を口にしていました。

不満はあれども、それでも雁助を加野屋につなぎ止めていたのは正吉の存在でした。しかしその正吉はもうこの世にはいません。

そして今回、加野屋を辞めるという衝撃の告白の直後に、再び炭鉱をめぐってあさと激論。しかもあさに呆れた雁助は好きにしろとあさを突き放す。

雁助の心がいよいよ本格的に加野屋から離れ始めたようです。

『あさが来た』第15週 第87話 「大阪の大恩人」
 朝ドラ観賞後の感想

雁助さんの本心

ついに雁助さんの本心が告げられました。

「正吉さんが亡くなり、働く甲斐がなくなった」
「炭鉱に何かがあっても、もう尻拭いはしない」

雁助さんは師と仰ぎ親のように慕った正吉さんの死に目に会うことは出来ませんでした。それは、かねてより反対していた炭鉱の事故の後始末をしていたから。

炭鉱の落盤事故の後始末を終えて加野屋に戻った雁助さんを、もし正吉さんがまだ亡くならずにいて迎えていたら、正吉さんに懇願された後始末の仕事を「尻拭い」とまでは感じなかったのかも知れません。

正吉さんの「最期の頼み」だったその仕事でしたが、正吉さん亡き後、その仕事は雁助さんにとっては「尻拭い」になり果てていたようです。

ついに本心が明かされた雁助さんですが、その雁助さんに対してうめさんが言いかけた言葉も気になるところです。

うめさん、雁助さんに対して曰く「いずれ暖簾分けして一国一城の主になったら・・・」と言いかけて口を閉ざしたうめさんのこの先に言葉は何だったのでしょうか。

新次郎さん「やっぱり来ましたか」

「やっぱり来ましたか、ままごというのはほんまに怖い遊びや」

やっぱり来ました(笑)。千代ちゃんの「普通じゃない」攻撃があさちゃんから新次郎さんに向かい始めてしまいました。

おままごとで、仕事に出かけるお父ちゃん役の男の子に手をついて「お気張りやす」と見送るお母ちゃん役の女の子の姿。この姿は新次郎さんにはきつい!

亡き正吉さんにチクチクとやられるよりも、大阪の商人のおじさんたちにツッコミを入れられるよりも新次郎さんには打撃が大きかったのではないでしょうか。

しかしそれでも尚、今回の「お気張りやす」は、新次郎さんにとっての大打撃のフラグに過ぎないようです。

新次郎さんにめまいを起こさせるような強烈なパンチが、明日か明後日には千代ちゃんの口から発せられるかも知れません。

その時、新次郎さんはどう出るか。

新次郎さんが人生の一大転機を迎える日は間もなくです。

菊さんが変わった

はつちゃんが久しぶりの登場です。

はつちゃんの再登場も感激ですが、菊さんがすっかり変わっていることが嬉しい!

農家の納屋に間借りしていたあの頃。仏壇の前にチーンと座って置物と化していたあの菊さんが孫の学費を捻出するために懸命に働くことになるとは。

本当は孫が気になって仕方がないのに、強がって孫に無関心を装っていた頃。そして、はつちゃんや白蛇はんの目を盗んで藍之助くんにちょっかいを出していた頃。

徐々に徐々に藍之助くんとの距離を縮めていった菊さんが今では二人の孫を溺愛する。愛孫の力は偉大です。

五代さまの試練の始まり

そしてついに、五代さまの試練の始まりです。

加えて、部下のおじさんにお酒が過ぎる、身体に障ると注意されていたのは、悲しいことですが五代さまの終わりの始まりのフラグなのかもしれません。

北海道開拓事業のスキャンダル。そして病気。

これから様々な試練に見舞われる五代さまにとって、ファーストペンギンの肖像画を触れながらあさちゃんに想いをめぐらせる穏やかなひとときは、五代さまの幸福の絶頂の瞬間の一つになるかも知れません。

次回から翌週にかけ、五代さまから目が離せません。

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14 Responses to “あさが来た 87話 雁助が加野屋退店を告白”

  1. るんるん より:

    新次郎の「ままごとは怖い遊び」にも笑わせてもらいましたが、よのさんの「千代は五代さんが好き」のところの「友ちゃん」呼びにも笑いました。五代さんの「新ちゃん」に対抗してどっかで言うんだろうなと期待してましたが。

    千代ちゃん、元気にあさに応えるけど、目を伏せて寂しそうにするところ、うまいなぁと感心してしまいました。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      友ちゃんと呼んでくれというまさかのリクエストに動揺してましたが、意外にこの呼び名を気に入っているのかも知れないですね。
      友ちゃん、新ちゃん。もう一回見せてもらいたいものです。

  2. koji より:

    それにつけても千代ちゃんを始め「おチビちゃんたち」の着物と髪飾りがホンマに可愛いらしゅうございますな(笑)。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      ほんに、ほんに。さすが大店のご令嬢たちです。

  3. クシュン より:

    今日の、千代ちゃんのおままごとからのくだり、思わぬ形で新次郎さんがパンチを受けて「おままごとはほんまに怖い遊びだ」に大爆笑しました。

    おままごとがあんなに破壊力がある遊びだとは。(笑)

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      明日か明後日には、おままごとする千代ちゃんが、新次郎さんにとどめのパンチを食らわせるみたいです。

      > 破壊力がある遊び

      親にとってみれば自分の姿が丸ごと反映されてしまうおままごと。確かに恐ろしいかもです。

  4. うみがめ より:

    あさちゃんと五代さまは似た者同士ですね。常に前に前に進んで行こうとするファーストペンギンです。
    五代さまはお酒の量が増えているようなのですが、何かお辛いのでしょうか。ちょっと焦っているように見えるし、大久保さんの死が影響しているのかなと思っています。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > お酒の量が増えている

      史実によれば、この当時の五代さまは様々な事業の立ち上げなどに関わり多忙を極めていたようです。ストレスを抱え込んでいたのかも知れないですね。そして、ストレスと過度のお酒が身体を蝕んだのでしょう。

  5. tonton より:

    飲酒のシーンが薩摩名物の焼酎ではなくてウィスキー。
    「今井物産から仕入れた~」のセリフが出たマッサンへのオマージュ返しでしょうか?
    実は、あさの木登りシーンも私が生まれる前に大ヒットした「おはなはん」の
    オマージュだった事が先日見たNHKデジタルアーカイブスの映像で知りました。
    なので次回作のとと姉ちゃんでは是非学校名を「日の出女子大」に
    して欲しいです。

    あさが嫁いで来てから、彼女に対してそりが合わないという態度を見せ続けながらも
    大人の対応で接して来た雁助さん。
    だけど彼のいう事は凄くもっともで正論。
    これもマッサンでの主人公と鴨井の大将の対峙を彷彿させました(大将の主張はももっともでした)。

    実は私自身、五代さまの退場後は見るモチベがかなり落ちるかな~?と
    思ってたのですが、後半のポスターに雁助が亀助同様に残留しているのを見て
    (中の人達は現在東京に戻っているので2月以降は今井家同様に不定期出演になりそうですが)、
    うめとの関係が二転三転しそうで展開に目が離せなくなりました。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 後半のポスターに雁助が亀助同様に残留

      これが何を意味するのか。本当に気になるところです。
      まさかの形で戻って来てもらいたいものですね。

  6. SOX より:

    昨日の深田さんのドラマ、五代さまが「あさ」とは真逆のツンデレ男として登場していました。これから「友ちゃん」ロスな人も、こちらで十分しのげるかも。
    (少なくとも五代さま「延命」はこれで無くなったかと(笑))

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      真逆のツンデレ男が終わる頃には、今度はスピンオフの中で五代さまリターンがあるかも知れないですね。五代さまと美和さんの恋とか、ありえそうな気がします。

  7. atsu より:

    亀助の元気な字、はつの女らしいきれいな字、一目見ただけで差出人がわかるんですね。もう一人達筆な雁助の心中は…。前回は商業について学ぶ学校が登場しました。丁稚として子供のころから奉公し、旦那さんや先輩から教えられて成長し、その後はベテランとして若旦那さんを支え後輩を指導する、そんな時代は終わるということなんでしょう。
    菊は本来真面目な努力家なのでしょう。親もそれを見込んで娘を跡取りにして番頭を婿にした。しかし激動の時代店が生き残ることはできなかった。菊の落ち込みにはプライドが傷ついただけでなく先祖に対する申し訳なさもあったのでは。ようやく気を取り直して、孫に高い教育をと野良着で働くのは、やはり愛情とバイタリティーのなせる業。今ははつがうまくコントロール!しているのだと思います。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 愛情とバイタリティー

      愛孫が菊さんを変え、愛娘が新次郎さんを変える。
      誰が何を言っても聞く耳を持たなかった二人が変わるきっかけは二人。
      子や孫への愛情で変わるというのは深く納得ゆく展開だと思いました。

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