あさが来た 97話 はつと菊が加野屋に来訪

連続テレビ小説(朝ドラ)『あさが来た』
2016年1月25日(月)放送
第17週 第97話 「最後のご奉公」

『あさが来た』第17週 第97話 「最後のご奉公」あらすじ

加野屋に、あさを驚かせる思いがけない客が訪ねて来ました。はつと菊が藍之助を連れて加野屋にやって来たのです。はつたち一家が何年ぶりかで大阪にやって来たのは、山王寺屋の先代当主の法要を営むことが目的でした。

二人の息子を育て上げたはつはすっかり母親らしくなり、菊も堅実な生活を送る穏やかな女性になっていました。あさとよのはそんな二人を心から歓迎しました。四人の女たちは、それぞれの家のこと、子供のことなどを語り合い話しは尽きません。

初めて会う叔母のはつに、千代は強い印象を受けました。はつから優しい言葉をかけられ、抱きしめてもらったことに千代は心を動かされたのです。あさの姉でありながら女性らしいはつのことが、千代は気になってしかたがありません。

一方の新次郎は、かつて我が子のように愛した藍之助との再会を心から喜びました。藍之助が両替屋に興味を抱いていることを察した新次郎は、藍之助に加野屋の店の中を案内。自分の生家の家業でもあった両替屋の様子を藍之助は興味深く見つめるのでした。

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midokoro
待ちに待ったはつちゃんの本格的な再登場です。

はつちゃん、菊さんの変わりっぷり。藍之助くんの成長と、彼の将来を暗示するかのようなフラグの数々。

見どころいっぱいのエピソードで新たな週の始まりです。

『あさが来た』第17週 第97話 「最後のご奉公」
 事前発表あらすじのレビューと解説

はつと菊、久しぶりの登場です。

はつがしっかりした母親に成長したことは十分に想定内のことでしたが、菊の変化や嫁と長旅が出来るほどにはつと心を通い合わせることが出来るようになったことは想定外。

実に嬉しい変化です。

一方で、新次郎は懐かしい藍之助との再会を果たします。かつて我が子のように溺愛し、寂しさをこらえて別れた藍之助との再会を新次郎はどんな気持ちで迎えることになるのか。

また、今回の藍之助の加野屋を見学する体験は、この先でさらに成長した藍之助の歩む道のフラグとなるのかも知れません。

父の代で山王寺屋が両替屋を廃業したことを心から残念に思い、農家よりも商人になることを望むようになる藍之助。

今回の両替屋の見学は、藍之助が歩むべき道を決める時の原体験になるのかもしれません。

『あさが来た』第17週 第97話 「最後のご奉公」
 朝ドラ観賞後の感想

よのさんらしいよのさん

久しぶりによのさんらしいよのさんを見ることが出来て感激です。

懐かしい菊さんと再会し、交わされる会話の話題は正吉さんのこと。気持ちはすっかり両替屋の黄金時代にタイムスリップ。昔のおっとりした奥様の素顔が炸裂です。

最近、お琴を教え始めたという菊さんに、お琴はあんさんの得手だと菊さんの自慢の種を上手にくすぐるよのさん。さりげないセリフの中に、かつてよのさんと菊さんがどれほど親しかったかということがしっかりと説明されていてさすがです。

正吉さんなら亡くなっても天女にもてている・・・菊さんもよのさんを乗せるのがうまい!あの菊さんにこんな特技があったとは。

出来ることならよのさんと菊さんの会話をいつまでも聞いていたかった。

千代ちゃんは普通のかいらしいお嬢ちゃん

初めて会う叔母・はつちゃんの優しさに心を奪われる千代ちゃんの様子を描くことで、日頃のお母ちゃんへの不満を際立たせる。

はつちゃんへの憧れを通して、母親の愛情に飢えている千代ちゃんの心の渇きが手に取るようにわかる演出が見事です。

そして、そんな複雑な心の動きを演じきってしまった鈴木梨央ちゃんの力量に改めて唸らされました。やっぱりこのこはただ者ではない!

追記:はつちゃんと千代ちゃんの対面も単なる初の対面場面で終わらせず、千代ちゃんの孤独を表現するのに活用してしまう始末屋ぶりは月曜日のへいさんレベル。

月曜日のへいさんが「へい」しか言わない理由

月曜日のへいさんが「へい」しか言わないその変人ぶりには深い理由があった!

極め付けの始末屋ゆえに、口数すらも徹底した倹約をする。その倹約家のスキルは堅実経営の加野屋さん、そしていつも前のめり気味のあさちゃんにとってなくてはならないもの。

へいとしか言わない変人キャラによって強烈なインパクトを持った劇中デビューを果たしながら、そのへいとしか言わない性格はまた、その奥にある稀有なスキルが将来の加野銀行に重宝される。

月曜日のへいさんも極め付けの始末屋ですが、脚本家の先生も極め付けの始末屋だと思ったことでした。

はつちゃんの「預かるだけ詐欺」

藍之助くん、要注意です。

お小遣いを預かるだけというお母ちゃんの言葉は詐欺です。

STOP! 預かるだけ詐欺

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18 Responses to “あさが来た 97話 はつと菊が加野屋に来訪”

  1. eh-eh- より:

    お祖父さんのお小遣いに違和感を覚えたので
    コメント見て、ものすごい納得しました。今井のおじいちゃんね。

    だれにも共感してもらえないだろうけど…
    藍之助みてびっくり。
    「ケヴィン・レイノルズがいる!」
    (カナダのフィギュアスケート男子シングルの選手ですw)
    よく似てます✨

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > お小遣いに違和感

      やっぱり違和感を感じられましたか。今の山王寺屋で二人の子供を除けば一番稼ぎがなさそうなのは栄達さんですからね。

      > ケヴィン・レイノルズ

      口元が似てるかもです。

      • DarkVoice より:

        将棋の森下卓九段の御令息とか。ほんのり顔立ちが似てるかも。将棋指しはギャンブラーが多い中で森下先生は堅実で謹言って感じの方です。

        • 朝蔵(あさぞう) より:

          コメントありがとうございます。
          お父上とは一見似ていないようで、どこか通じるものがありますね。

  2. よるは去った より:

    千代ちゃんはやはりあの母親を反面教師として育ってるんですね。あさ「(千代は)木登りはしない、カエルやヘビは嫌いやし•••••••。」→女の子としては「普通」の領域に入ると思うのですがね。(笑) はつ伯母様は千代ちゃんにとっては憧れの対象になるのかな?

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 「普通」の領域

      ヒロインの「普通」の領域が常人離れしていることがよくわかるセリフでした(笑)
      一般人の「普通」の領域に触れ、千代ちゃんも自分の生きる道を見出せたのではないでしょうか(汗)

  3. atsu より:

    藍之助に小遣いをくれたお祖父ちゃんというのは、栄達のことではなくもしかして今井忠興のことでは?はつが「お母はんが和歌山まで来てくれた」と言っていましたから、その時に持ってきてくれたのではないでしょうか。忠興からであれば相当な額で、はつは藍之助の将来の学資にと取っておいたのかと想像しました。子供が祖父母からもらったお年玉や小遣いを親が『預かる』と称して生活費として使ってしまうというのは我々庶民の話ですね。(身に覚えがあります)
    千代が「カエル蛇が嫌い、相撲にも興味なし」な点を挙げるのは、あさが自分を基準に考えているということで、それは一般的にはかなり無理がありますね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 小遣いをくれたお祖父ちゃん

      いつもながら深い洞察です。確かにそうですね。実は観ながら違和感を感じていました。学費を捻出するためにあの菊さんが「白魚」を犠牲にするほどの中、栄達さんはどこからそのお金を作り出したのかって。忠興お父はんが梨江さんに託したと考えて間違いないかと思います。

  4. koji より:

    どうやら千代ちゃんは、はつ伯母ちゃんに抱きしめられて

    「普通の母」を瞬時に感じとったのではないでしょうか?。

    あの戸惑った表情からして間違いなしでしょう。。。

    それしても鈴木梨央ちゃん流石の演技力ですね(*^^*)。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 「普通の母」

      千代ちゃんが感じたことを一言で言い表した言葉だと思います。
      始めて感じる感覚への違和感。違和感があるその一方で、こんな感覚が自分には足りなかったのだという気づき。それが伝わってくる鈴木梨央ちゃんの名演でした。

  5. SOX より:

    いつもの突っ込みです。

    九州まではほいほい何往復もしているというのに、仲良しのお姉ちゃんがいる和歌山まで10年も会いにいってないとはどういうことだー(笑)。

    関西に詳しくないのでわかりませんが、当時の大阪から和歌山の距離感ってどうだったんでしょうね。みかん畑、山奥でそれなりに訪ねるには大変だったんでしょうか(でも炭坑も山奥。。。)

    それだけ仕事が忙しかったということなんでしょうかねー。あささんも過労死とかしないようにお気をつけ下さい。。。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      雁助さん並みに鋭いツッコミですね!(笑)
      このコメントを頂戴するまで全く気が付きませんでした。
      確かに過去10年、和歌山パッシングを続けていたことになりますね。

  6. もんすけ より:

    >お小遣いを預かるだけ…

    「それは、お母ちゃんのお年玉詐欺や!」と、
    テレビの前でどんだけの人が声を上げたことでしょう(笑)
    視聴者をついつい劇中に参加させてしまう手法にも、
    朝蔵さんの【STOP!預かるだけ詐欺】にも乗ってしまった月曜日でした。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      年明け早々の回に「預かるだけ」が出ていたら、もっとリアルな笑いになっていたかも知れないですね(笑)全国のお母ちゃんたちは、今回の『あさが来た』だけは子供に見せられなかったかもです。

  7. tonton より:

    五代ロスで寝込んだ視聴者の方もいらっしゃったようですが(涙)、

    私はそこまでいかなくても先週土曜の回想シーンに意表を突かれた形でやられて
    心に穴が空いた状態でポカンとしたまま
    「大隈夫妻登場まであと3週間半」とカウントしながら録画を見ました。

    今週は雁助がレギュラーとして出演する最後の週なんですよね。
    あさの付き添いで寄合所での五代講習会にオブザーバーとして
    参加した後に、
    きちっと会議の内容を頭に入れて正吉に報告した彼らしさと
    洞察力の鋭さが平十郎に対しても発揮されてました。
    銀行に変わっても充分戦力になるのに辞めるなんて勿体ないです。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      雁助さんの明晰な頭脳と深い洞察力にもとづいた、鋭くてそれでいて笑いもしっかり取る絶妙なツッコミが好きでした。それが見れなくなるのが何より辛いです。雁ロスで寝込んでしまうかも知れません(笑)

  8. tonton より:

    17週全体のあらすじ拝見させていただきました

    やはり制作者サイドも視聴者のロスを減らす為に、この週から今井家の出番を増やすのは正解だと思います。

    五代のキャラはビジュアル面が成澤役の瀬戸さん、内面は渋澤役の三宅氏に分けて引き継がれるように見受けられますね。

    前半レギュラーがこれだけ好評なので、後半レギュラーがプレッシャーを感じてるとコメントするのも解ります
    比べられる恐怖

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      朝ドラの時代ものといえば震災と先の大戦で最後の二ヶ月を盛り上げるのが鉄板ですが、広岡浅子さんが生きた時代はこの手が使えない時代です。後半にどんな盛り上げ方をするのかとっても気になります。

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