とと姉ちゃん 第7週 常子、ビジネスに挑戦する

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『とと姉ちゃん』
2016年5月16日 〜 5月21日放送
第7週「常子、ビジネスに挑戦する」

『とと姉ちゃん』第7週「常子、ビジネスに挑戦する」あらすじ

昭和11年(1936年)春。翌年に女学校の卒業を控えた常子は家計を助けるために卒業後の進路は就職を希望。しかし、一家を支えられるだけの収入を稼ぐことが出来る仕事を女性が見つけることは困難を極めていました。

そんな常子にとって新学年の担任となった東堂チヨから聞かされる話は新鮮でした。平塚らいてうに心酔する東堂は女性といえども挑戦することを恐れてはならないと説き、常子の心の中に就職でなく起業への思いが募ってゆきます。

そんな中、鉄郎が常子たちの前に姿を表しました。事業を成功させた鉄郎の話に刺激を受けた常子は綾や星野との会話の中で練り歯磨きの製造販売を発案。卒業後に進学を希望する鞠子の学費を稼ぐためにも常子は商売をはじめました。

しかし、常子が商売を始めるのと同時に鉄郎が仲間の裏切りに合い借金を背負ってしまいました。借金取りに追われる鉄郎は常子の前から姿をくらまし、借金取りの男は常子に借金の肩代わりを迫るのでした。

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『とと姉ちゃん』第7週「常子、ビジネスに挑戦する」各回あらすじとレビュー

第37話 5月16日(月) 昭和11年、常子は五年生
第38話 5月17日(火) 東堂に『青鞜』を借りる
第39話 5月18日(水) 常子が商売の調査始める
第40話 5月19日(木) 練り歯磨きを商売にする
第41話 5月20日(金) 試作品を完成させる常子
第42話 5月21日(土) KT歯みがきの量産開始

『とと姉ちゃん』第7週「常子、ビジネスに挑戦する」
 事前発表あらすじレビューと歴史・時代背景の解説

前作朝ドラ『あさが来た』で、ヒロイン・あさを「いけ好かない傲慢おばさん」と罵った平塚らいてうが発刊した雑誌『青鞜(せいとう)』に、本作ヒロイン・常子が心を奪われる場面が第7週で描かれます。

第7週のレビューと見どころ

らいてうの雑誌『青鞜(せいとう)』を常子に紹介したのは常子の新学年の担任教師・東堂チエ(演:片桐はいり)でした。

東堂チエ自身もまた平塚らいてうに心酔。

そして、平塚らいてうの影響を受けた東堂チエが語るこれからの時代の女性の生き様。折もよく事業に成功した叔父の鉄郎の姿。今週は、これら二つの事柄がヒロイン・常子の将来を決定づけるとても重要な週になるかも知れません。

話がそれますが常子の叔父の鉄郎は『梅ちゃん先生』のヒロインの叔父・陽造に似ている気がしてなりません。

ヒロインの叔父というポジションはもちろんですが、いつも儲け話を追って姿を現したりくらましたり。そして成功した直後に挫折する浮き沈みの激しさもそっくりです。

『梅ちゃん先生』の陽造に加えて、『ちりとてちん』のヒロインの叔父・小次郎にもどこか通じる鉄郎。

こういうフーテンの寅次郎式キャラクターは大好物なので、今後の活躍(暴走)に期待せずにはいられません。

歴史・時代背景

昭和11年(1936年)
第7週は昭和11年(1936年)4月、常子が女学校の最高学年になった頃が描かれますが、この年の2月に二・二六事件が発生。時代に暗雲がたちこめてきます。

しかしその一方で庶民の暮らしには明るさが残っていました。この年にはファッション雑誌『装苑』や『スタイル』が創刊。

また、四年後の昭和15年(1940年)に開催予定の第12回オリンピック大会の開催地が東京に決定。アジア初のオリンピック大会開催に多くの国民は歓喜の声をあげるものの、後の戦局の悪化に伴い開催権は返上されました。

ところでこの年の8月に、ナチス・ドイツが国家の威信をかけたベルリン・オリンピックが開催。現在も続くオリンピック恒例の聖火リレーはベルリン大会の折にヒトラーが発案したものと伝えられています。

『とと姉ちゃん』第7週「常子、ビジネスに挑戦する」一週間のエピソード観賞後の感想

練り歯磨きづくりの最後の仕上げ。三姉妹が一緒になってハッカ油を注ぎ練り歯磨きを完成させる場面が忘れられません。

将来、姉妹が力を合わせて働くことを暗示しているかのようなこの場面が回収されるのはまだまだ先のようですが、地味ながらもその日が近づいていることを実感させてくれる印象的な場面でした。

一方で星野くんとの「物理的な距離」も急速に縮まる週でした。

二度にわたって手をつなぐ二人。

しかも「今日の君はキレイだ」という意味深な星野くんのセリフの直後に常子ちゃんを登場させる思わせぶりな演出。

星野くんにとっては他意のない言葉ですが、ついつい勘ぐりたくなる演出が意味ありげ。

ただし、主題歌のバックのオープニング映像のアニメでは、常子ちゃんが学生服姿の青年と出会いそしてすぐに別れてしまっています。

その日を思うとちょっと切ない二人の場面でした。

そして鉄郎叔父さんがまさかの事業成功。しかし、運勢が右肩にグンと跳ね上がった分だけ落ち込み方もまた激しい。

お騒がせ度がパワーアップした鉄郎叔父さんでしたが、秀でた商才の片鱗を見せるなど将来が楽しみな側面もはじめて描かれる。

鉄郎叔父さんは架空の創作人物だけに先が見えない。先が見えないだけに楽しみいっぱいのキャラクターです。

さて、予告映像によれば常子ちゃんは次週の途中から社会人。名実ともに『とと姉ちゃん』となった常子ちゃんの活躍のはじまりです。

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