とと姉ちゃん 第8週 常子、職業婦人になる

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『とと姉ちゃん』
2016年5月23日 〜 5月28日放送
第8週「常子、職業婦人になる」

『とと姉ちゃん』第8週「常子、職業婦人になる」あらすじ

鉄郎の借金の肩代わりを迫られていた常子は、滝子たちの協力によって借金取りの撃退に成功。しかし練り歯磨きの商売は、製造した製品に不具合が発生し大失敗に終わりました。失敗はしたものの皆と力を合わせた時間は常子の宝となりました。

一方、鞠子は女学校卒業後に進学することを決意しました。しかし、鞠子の進学には常子が高給を取れるタイピストの職に就けることが条件です。何故なら、常子の収入がなければ鞠子の学費を賄うことが出来ないからです。

常子はタイピストの採用試験に挑むものの、不安に押しつぶされそうになっていました。もしタイピストとして採用されなければ、鞠子の学費を賄えるだけの給料をもらえる仕事は他にはない。弱音を吐く常子を励ましたのは星野でした。

しかし常子はタイピストとして採用されました。年が明けて昭和12年(1937年)春。常子は女学校を卒業し職場に通い始めます。しかし先輩タイピストの早乙女は、常子に仕事を与えようとはしないのでした。

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『とと姉ちゃん』第8週「常子、職業婦人になる」各回あらすじとレビュー

第43話 5月23日(月) 鉄郎が借金を残して失踪
第44話 5月24日(火) チューブ入り歯磨き破裂
第45話 5月25日(水) 常子の卒業後の進路決定
第46話 5月26日(木) 邦文タイピスト面接試験
第47話 5月27日(金) 常子が卒業/初出勤の日
第48話 5月28日(土) 仕事が与えられない常子

『とと姉ちゃん』第8週「常子、職業婦人になる」
 事前発表あらすじレビューと歴史・時代背景の解説

常子が女学校を卒業し就職します。浜松から深川に転校した際、同級生たちから「いじめ」を受けた常子でしたが、就職先でも試練が待ち構えていました。

第8週のレビューと見どころ

担任の東堂や、東堂から借りた平塚らいてうの雑誌に影響された常子は起業の道を志すものの練り歯磨きの商売は大失敗に終わり、卒業後の起業の道は一旦保留となります。

しかし、「とと姉」として妹の進学させるためには高給が必要です。

そこで選択したのがタイピストという職業。昭和10年代前半の女性の職業の中では最も高給をとれる仕事だったようです。

今週は、タイピストの採用試験に挑む常子のプレッシャー。採用されはしたものの職場でなかなか仕事をもらえない常子のプレッシャー。

二つのプレッシャーを抱えて苦悩する常子を星野が支えます。弱音を吐く常子。その常子を励ます星野。二人の距離はこれを機に縮まってゆくのでしょうか。

第8週。そろそろヒロインの恋バナの行方が気になり始める頃です。

歴史・時代背景

昭和11年(1936年)
第8週前半の時代背景は昭和11年(1936年)。前週は同年春でしたが今週は秋から冬にかけての頃となるようです。

ところで昭和11年(1936年)は二・二六事件に騒然となった年として知られていますが、この年には国民を騒然とさせた三件の大きな事件が発生しています。

一件目は上述の二・二六事件。

大島渚監督が1975年に製作した映画『愛のコリーダ』。同作の題材となった「阿部定事件」もこの年に発生しています。これが二件目。

そして、三件目の事件は上野動物園の「黒豹脱走事件」。以上の三件は、後に昭和11年の三大事件と呼ばれました。

昭和12年(1937年)
第8週後半の背景となる時代は昭和12年(1937年)春。

『とと姉ちゃん』劇中で常子が女学校を卒業し、タイピストとして働きはじめた4月頃、ヘレン・ケラーが初来日をはたしています。

『とと姉ちゃん』第8週「常子、職業婦人になる」一週間のエピソード観賞後の感想

一旦はタイピストとして商社に就職した常子ちゃんでしたが、将来、出版社を自ら立ち上げるまでに成長する常子ちゃんの、起業家としての原点となるような貴重な経験がたくさん描かれた第8週でした。

前週、東堂先生と鉄郎叔父さんの影響を大いに受けた常子ちゃんが事業に挑戦。

需要があるものを売る。困っている人の問題を解決するものを売る。もっと便利で使いやすいものを売る。

歯磨き事業は失敗しましたが、事業を通して積み重ねた経験は宝物です。

東堂先生の発した一言がきっかけで、それまで大事にしていた価値観に「ささやかな心がけ」という言葉を見出せたことも、常子ちゃんには大きな発見でした。

大切だけれど言葉に出来ない価値観を表す言葉が見つかったことで、その価値観が常子ちゃんの中ではより明瞭になったはず。

そして「ささやかな心がけ」という言葉としては明瞭ながらも実態のないこの言葉を、本のカバーや滝子さんが手作りした筆入れの飾りによって、常子ちゃんはより深く理解したかと思います。

起業家・常子ちゃんの原点がたくさん描きこまれていた第8週。とても大切なものを見てしまった。そんな気がする一週でした。

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