とと姉ちゃん 第11週 常子、失業する

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『とと姉ちゃん』
2016年6月13日 〜 6月18日放送
第11週「常子、失業する」

『とと姉ちゃん』第11週「常子、失業する」あらすじ

昭和15年(1940年)。戦争の影響で経済状況が悪化する中、森田屋は期日までに君子に給金を支払うことが難しくなって来ました。常子がいるから安心だと考えていた小橋一家でしたが常子が務める商社も経営難に陥り、ある日、常子も解雇されてしまいます。

そんな中、宗吉と照代が戦争景気に湧く高崎への移転を決断しました。長年住み慣れた深川から離れることを拒むまつも最後は移転を受け入れます。富江が妊娠し、生まれてくる子供のためにも食料が豊富な地で暮らしたい。宗吉と照代はまつをそう説得したのです。

森田屋の移転で、小橋一家は再び青柳商店で暮らすことになりました。常子も再び職探しを開始します。困難な職探しの末、常子は新聞に掲載されていた求人広告を見つけました。出版社が事務員を募集していたのです。

常子は早速、その求人広告を頼りに「甲東出版」に足を運びました。事務員が定着せず困り果てていた社長の谷は即座に常子を採用します。無事に再就職先を見つけることが出来た常子でしたが、これが常子の生涯の仕事「出版」との出会いとなるのでした。

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『とと姉ちゃん』第11週「常子、失業する」各回あらすじとレビュー

第61話 6月13日(月) 昭和15年、森田屋の窮地
第62話 6月14日(火) 騒動の末に失業する常子
第63話 6月15日(水) 森田屋が高崎移転を決断
第64話 6月16日(木) 富江の妊娠、そして結婚
第65話 6月17日(金) 富江と長谷川の馴れ初め
第66話 6月18日(土) 常子、出版社で職を得る

『とと姉ちゃん』第11週「常子、失業する」
 事前発表あらすじレビューと歴史・時代背景の解説

常子が自身のライフワークとなる「出版」との出会いをはたす瞬間の登場です。

第11週のレビューと見どころ

前週に描かれた星野との悲しい別れに引き続き、今週の常子は職を失います。おりからの不景気にトラブルが重なり勤めていた会社から解雇されてしまうのです。

一方で、森田屋で住み込み女中として働いていた君子も、森田屋の高崎移転が決まることで実質失業します。

恋人を失い、仕事を失い、そして母の収入源まで失う。すべてを失ったかに見えた常子が、ついにライフワークと出会います。出版です。

とにかく何らかの職を得なければ家族が食べてゆけなくなってしまう。窮地の常子が求人広告を見て足を運んだ先は「出版社」でした。しかし今週の常子には、その仕事が自分のライフワークになるとは夢にも考えないようです。

尚、今週から及川光博さんが登場します。常子が採用される「甲東出版」のメイン編集者・五反田一郎を演じます。

歴史・時代背景

昭和15年(1940年)
前年昭和14年(1939年)10月に公布された「価格等統制令」が庶民の暮らしを圧迫し、その影響が森田屋や甲東出版にも及んできます。

日中戦争勃発により生活物資が不足。供給が減れば自ずと価格は高騰します。それが庶民の暮らしを圧迫するため、「価格等統制令」によって生活物資の値上げが禁じられました。

しかし、そのことによって闇取り引きが急増。規制をかけることが困難な闇価格が高騰することで、庶民の暮らしがますます圧迫されるという経済の悪循環に陥りはじめたのがこの年の頃です。

『とと姉ちゃん』第11週「常子、失業する」一週間のエピソード観賞後の感想

世の中の経済状態の悪化。それにともなう深川の商人たちの苦境により、仕入れが出来なくなるその一方で最後のお得意様まで失い完全に行き詰まる森田屋。

軍用資材の調達のために軍から無理難題をふっかけられ、青柳商店の暖簾を守るための必死の戦いで心労を重ねついに倒れてしまう滝子さん。

森田屋はついに君子さんへの給金も払えなくなり、その直後には常子ちゃんも職を失ってしまう。しかもその失業は信頼していた友人の裏切りによるものだった。

そしてついに深川の地での廃業を決める森田屋。

富江ちゃんのおめでたと、富江ちゃんと長谷川くんの結婚という明るい話題に救われたものの、つらく苦しいエピソードがひたすらに続く重くて暗い一週間でした。

それだけに土曜日放送回後半の、常子ちゃんと天職の出会いの瞬間を描いた場面の爽快感が際立ちました。

就職難の中、社長から頭を下げて歓迎される常子ちゃんは晴れて職を得る。(ブラック企業だから社員が定着しないというリスクもあります)

谷社長も五反田さんも、竹蔵ととに匹敵するほどの魅力的なキャラクター。

後半戦のはじまりを告げる、ワクワクするような土曜日の放送回。次週予告には本作の準主役キャラクターと言っても差し支えない大物キャラ・花山さんもチラリと登場。

物語に弾みがついてきました。

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