とと姉ちゃん 第1週 常子、父と約束する

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『とと姉ちゃん』
2016年4月4日 〜 4月9日放送
第1週「常子、父と約束する」

『とと姉ちゃん』第1週「常子、父と約束する」あらすじ

昭和33年。その頃、ある生活雑誌が一世を風靡していました。その雑誌の名は『あなたの暮らし』。終戦直後の大混乱の中でこの雑誌を創刊した小橋常子は、静岡県浜松市で竹蔵と君子の長女として生まれました。

昭和5年。当時、繊維業界は好況続きで染色会社に勤務する竹蔵は激務の日々が続いていました。そんな中、小橋家では毎月一回家族揃って外出することを家訓としていました。公私にわたって多忙を極める竹蔵。そんな竹蔵の身体が君子は心配でした。

昭和5年の暮れ、無理に無理を重ねていた竹蔵が結核に倒れました。翌年の春までには病気を治し、家族とお花見に出かけると約束する竹蔵。しかし、竹蔵の容態は日に日に悪化。約束の春頃には家族からも隔離される生活を余儀なくされてしまいます。

そして桜の花が散る頃。竹蔵は常子に告げました。父(とと)の代わりになって家族を守ってほしいと。常子が竹蔵の言葉を守ると約束した三日後、竹蔵は息を引き取りました。その数日後、常子は家族の「父(とと)」になると宣言するのでした。

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『とと姉ちゃん』第1週「」各回あらすじとレビュー

第1話 4月4日(月) 常子の騒動/家訓を破る
第2話 4月5日(火) 竹蔵が初めて家訓を破る
第3話 4月6日(水) 絵画の落書き詫びる竹蔵
第4話 4月7日(木) 竹蔵結核患う/常子の名
第5話 4月8日(金) 竹蔵の病状が悪化/鉄郎
第6話 4月9日(土) 竹蔵死去/常子とと宣言

『とと姉ちゃん』第1週「常子、父と約束する」
 事前発表あらすじレビューと歴史・時代背景の解説

本作『とと姉ちゃん』のタイトルにある「とと」とは「父母=ととかか」の「とと」です。第1週では「姉ちゃん」の頭に「とと」が付くその理由が語られます。

第1週のレビューと見どころ

ヒロインの最愛の父との死別が描かれることで第1週から涙腺を激しく攻撃されそうです。

ヒロインの生涯に大きな影響を与え、『とと姉ちゃん』全編にも大きなインパクトを与えることになる父への深い愛情や父との死別の悲しさが初週でどこまで表現出来るかが今週の最大の見どころではないでしょうか。

さて、第1週はヒロイン・常子の少女時代が描かれます。昭和5年、主人公となる小橋常子は10歳。少女時代を演じ子役は内田未来ちゃん。『梅ちゃん先生』のヒロイン・梅子の泣き虫だった幼年期を絶妙な持ち味で演じました。

泣き虫役から一転、一家を支える「とと=父」になると家族の前で宣言するしっかり者の役を今度はどんなお芝居で見せてくれるのか。チビととちゃんと出会える日が今から待ち遠しくてなりません。

歴史・時代背景

昭和33年(1958年)
本作『とと姉ちゃん』ヒロインの実在モデル・大橋鎭子氏はこの年38歳。『暮しの手帖』は創刊10週年を迎え、前年には編集長の花森安治と編集部が、文芸・映画分野の功績者に贈られる菊池寛賞を受賞。

この年には、米国ペアレンツ・マガジン社のペアレンツ賞を受賞。さらに米国国務省から米国視察旅行に招待されています。

昭和5年(1930年)
史実においても大橋鎭子氏が父を亡くしたのは昭和5年(1930年)。大橋鎭子氏は10歳にして喪主とつとめています。(大橋鎭子氏は大正9年(1920年)3月10日東京生まれ)

ところで、朝ドラ『マッサン』鴨居商店の実在モデル・大阪寿屋(現サントリー)がビール工場を買収して製造した「オラガビール」が発売されたのがこの年のことです。

『とと姉ちゃん』第1週「常子、父と約束する」一週間のエピソード観賞後の感想

『となりのトトロ』などの宮﨑駿さんのアニメ作品から抜け出してきたかのような竹蔵ととの優しく朗らかな人柄が視聴者の心をつかんだその矢先のまさかの死。

あまりにも悲痛な展開で『とと姉ちゃん』の物語がはじまりました。

さて、前作『あさが来た』のヒロインと同様、本作『とと姉ちゃん』のヒロイン・常子も前のめり&暴走キャラです。

前作ではそんな前のめり&暴走キャラを父が躍起になって抑えこもうとしていました。そして父は最晩年に娘の伸びしろを押さえつけようとしたことを心から悔いていました。

一方で本作では、父は娘の前のめり&暴走キャラの中に大きなポテンシャルを見出し、それを存分に伸ばしてあげたいと望んでいました。

娘の中で目を出し始めた独特の発想力が大きく育つところを、父としてどれほど楽しみにしていたことか。その日が来るのを待ち遠しく思っていたことか。

しかしそれが叶わぬ夢になる皮肉。

常子は生来の独特の発想力を、父に見せることは出来ません。しかし父の遺した言葉と期待を胸、どんな活躍をみせてくれるのか。

常子の物語がはじまりました。

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4 Responses to “とと姉ちゃん 第1週 常子、父と約束する”

  1. tonton より:

    事前公開イベントによると第1週目はかなり面白いらしいですね。

    AKは前年「まれ」の脚本が相当叩かれたので、そこの所に
    気を付けてるようで、注目しています。

    今回はファンである唐沢氏と「相棒」で好きになったミッチーが
    出てくる7月中旬まで大人しくしているつもりですので(笑)、
    安心してください。
    今年のAKは早い段階から後半を盛り上げる対策を視聴者に伝えて
    いるので、その点は安心できます。

    後は脚本と演出がお手並み拝見。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      『とと姉ちゃん』特番を観た限りでも、とても丁寧な映像づくり。てらいのないお芝居と演出、そして美術。こういったところが気に入っています。脚本家の先生も朝ドラに憧れていたとの由。朝ドラの呼吸は熟知されているようなのでこの点も安心要素です。

  2. ア※ラッキー より:

    うわぁ~っ!一番乗り(笑)すみません。まだ、見てないのに、コメント出しちゃって(笑)。実は、初回の日朝も昼間も仕事でみられないんです(´;ω;`)ウゥゥもちろん、タイマー予約して、次の日(夜はたぶん疲れてそれどころじゃないと思われます)みます。

    ところで、わたしの住む隣の市にあるロケ施設に二月の中旬だと思いましたが、高畑充希嬢とかいろいろなキャスト来ていたそうです。すみません。知人に聞いた話だったので、もっと早くお知らせすれば、よかったです。

    宇多田ヒカルさんの主題歌も楽しみですが、又、終わりまで、完走したいと思います。朝蔵さんや皆さんのコメントを楽しみしつつわたしも参加させていただきます。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      一番乗りおめでとうございます(笑)でも、初回を観れないのは残念ですね。この日に主題歌が初お披露目ですからね。次の半年もともに完走しましょう!

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