杉野社長が浜松から上京 / とと姉ちゃん 第33話

連続テレビ小説(朝ドラ)『とと姉ちゃん』
2016年5月11日(水)放送
第6週 第33話「常子、竹蔵の思いを知る」

『とと姉ちゃん』第6週 第33話 「常子、竹蔵の思いを知る」あらすじと見どころ解説

三姉妹の学費を滝子が出していた事実を君子が知ってしまいました。滝子は将来、常子を清に嫁入りさせる腹づもりだと思い込んでいる君子は、滝子の援助をきっぱりと断った上にこれ以上の小橋一家への関わりを拒絶しました。

翌日、君子は常子たちが通う女学校に足を運ぶと学費支払いの延納を懇願。生活費に加えて娘たちの学費も自分の力だけで稼ぎ出そうと、常子は森田屋の仕事を早朝から夜までこなした上に、深夜には内職をはじめます。

一方、美子は寂しさを募らせていました。青柳商店にはもう来ないよう滝子から告げられた美子は、おやつをもらえなくなったことで友達とは遊んでもらえなくなったのです。常子と鞠子も森田屋の手伝いが忙しくなり、美子には遊ぶ相手がいなくなってしまいました。

そんな中、思いがけない人物が深川の地に姿を現します。竹蔵が生前勤めていた遠州浜松染物工場の社長、杉野がやって来たのです。常子と鞠子に遭遇した杉野は、竹蔵から固く口止めされていたある秘密を語り始めるのでした。

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midokoro
君子が受け取りを拒むことを予測し、三姉妹の学費を滝子が隈井を使って援助していた事実が君子の知るところとなります。

滝子に対する君子の頑なな心はこの一件で先鋭化してしまいます。

『とと姉ちゃん』第6週 第33話 「常子、竹蔵の思いを知る」
 事前発表あらすじのレビューと解説

君子の滝子への反発心がついに頂点に達します。

滝子のもとを飛び出たものの、森田屋で住み込み女中として働きつつ内職も掛け持ちしながら子供たちを養っていることに君子はプライドを持っていました。

そのプライドを傷つけられるような事実を聞かされてしまったからです。

娘に激しく罵倒された上に出てゆかれながらも、娘一家のことを案じ続けている滝子。

そんな母親の気持ちを忖度する心の余裕が今の君子にはないのは分かる気もしますが、残念でもあります。

さて、そんな母娘のこう着状態を解決してくれそうな切り札の登場です。

『とと姉ちゃん』第6週 第33話 「常子、竹蔵の思いを知る」
 朝ドラ観賞後の感想

鶴ちゃんの名演が今日も光る

隈井さん演じる鶴ちゃんの名演が今日も光ります。見せ場と呼べるような場面など一つもないものの、表情の一つひとつが味わい深い。

青柳商店におやつをもらいに来た美子ちゃんを滝子さんのもとに連れてくる時の嬉しそうな顔!女将さんの喜びは自分の喜び。美子ちゃんがやって来て女将さんの顔がほころぶのが隈井さんには何より嬉しいに違いない。

女将さんの嬉しそうな顔を見たい以上に、隈井さん自身が美子ちゃんにほだされているのか知れません。

だから、追い返された美子ちゃんの去ってゆく姿を不憫そうに眺める隈井さんの背中が、顔の表情以上に寂しさを雄弁に物語っていてつらい。

美子ちゃんを案じ、滝子さんと君子さんの関係を案じる隈井さんの気持ちが痛いほど伝わってくる名演でした。

そんな心優しい隈井さんが、実は滝子さんと君子さんの関係をこじらせてしまった当事者であるということに、本人が全く気がついていない。

酔った勢いですべてを口にしてしまったことも、全く記憶にない!

隈井さん、面白すぎです。

常子、竹蔵の思いを知ってどうなる?

竹蔵ととの上司である杉野社長がやって来ました。

ついに今週のサブタイトルにもなっている常子ちゃんが「竹蔵の思いを知る」瞬間が間もなく描かれます。

竹蔵ととの思いを知った常子ちゃんはいかなる行動をとるのか。

その常子ちゃんの行動が、こじれた滝子さんと君子さんの関係にいかなるインパクトを与えるのか。そして、竹蔵ととの思いによって祖母と母の関係は修復されるのか。

どのような過程を経て、収まるべきところに収まるのか。そのエピソードは涙腺を攻撃してくるかも知れません。

その状況の変化に隈井さんがどんな反応を示すのかも気になるところです。

今回、若き日の滝子さんとリトル君子ちゃんの回想場面が登場。ヤング滝子さんがリトル君子ちゃんに告げました。

「安心をし、何があろうと私が守ってあげるから」

再び、こんな母娘関係に戻れることを願ってやみません。

話しがそれますが、滝子さんと君子さんの不仲と対比しながら描かる卵焼きの味をめぐってのまつさんと宗吉大将の対立の回収のされ方も気になるところです。

まつさんと宗吉大将の喧嘩がここまで長引くとは予想外でした。前回の口喧嘩の一回かぎりとばかり思ってました。

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10 Responses to “杉野社長が浜松から上京 / とと姉ちゃん 第33話”

  1. 1013 より:

    良くも悪くもかか様は大店のお嬢さんなんだな、とちょっと思いましたね。
    親の決めた相手を嫌がって駆け落ち。
    出戻ったものの反抗期が健在で親に反発して家出。
    とと様が穏やかで優しい人だったから良かったようなもので、ヤバイ男だったら売り飛ばされてたかもしれない。
    森田屋で雇って貰えなかったら一夜の宿さえなかったわけで。
    娘の頃なら自己責任ですが、3人の子持なんだからもうちょっと考えて欲しいものです(泣)

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      君子さんのある意味暴走のような行動ですが、ゆくゆくは懐かしい思い出の一コマとして回収されるのかも知れませんね。その日が来るまでは見守り続けるしかないかもです。

  2. tenten より:

    こんにちは。
    滝子さんは絶対に君子さんに反論をしない。
    悔いていることの表れだと思います。悲しい親心が君子の至らなさ・必死さを際立たせていると思いますが、
    金曜日の和解が楽しみです。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 絶対に反論をしない

      過去を悔いつつ、君子さんの挑発に乗らないところに女将の風格を感じます。

  3. よるは去った より:

    そうそう昨日の録画見ていてオープニングのキャストを見ていたら「すわ親治」という懐かしい名前が出てました。数十年前、民放の「8時だヨ!全員集合」で加藤茶さんと奇声をあけながらカンフーの立ち回りをやってウケていたあの人が番頭・隈井さんに酒をすすめた飲み屋の大将の役。別の料理ドラマ番組で板前の役を演っているのを見たことはありますがまさかの再会です。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      飲み屋の大将、そんな方だったとは!妙に存在感のある方だと気になりましが、深く納得です。

  4. よるは去った より:

    滝子おぱあさまからもう来てはいけないと言われ淋しそうに去って行く後ろ姿、離れていく友達を見送る悲しげな目、橋の欄干から淋しそうに材木商たちが働く姿を見下ろしている態。そんな美子ちゃんを可愛いそうだなと思いながらも何か良からぬ前兆を感じるのですが。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      良からぬ前兆に続いて朝ドラ恒例のあの場面に続くかもです。前作ではその役割を新次郎さんが担ってました。

  5. つまぴょん より:

    お久しぶりです。

    君子お母さんの意固地さに腹が立ってたのですが、
    今回それが最高潮に達しました。

    自分の意地のために、
    子供たちに苦労を掛け、
    学費もままならないなんて・・・
    しかも、子供たちになぜそんなに意固地なのか聞かれても、
    理由も話さない。
    そんなので子供たちが納得できるわけないでしょう。

    自分は「お母様の思い通りにはならない」と言いながら、
    子供たちをある意味自分の思い通りにしようとしていて、
    見ていて腹が立ちます。

    清との縁談も、まず常子に「こういう話があるけど、
    嫌なら断れ」と話すのが筋で、
    そのうえでどうするか考えてもよいのに・・・

    今後の展開で、和解するようですが、
    それまでイライラしっぱなしなのが耐えられなく、
    ここでぶちまけてしまいました。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      滝子さんがもっとクセのあるキャラなら、君子さんの頑なさにも同情の余地があったのかも知れませんね。今でも心の中では娘の幸福を想い、しかも孫娘たちを溺愛する滝子さんの姿が繰り返し描かれるので、君子さんより滝子さんについつい同情してしまいます。

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