水田が鞠子にプロポーズ / とと姉ちゃん 第108話

連続テレビ小説(朝ドラ)『とと姉ちゃん』
2016年8月6日(土)放送
第18週 第108話「常子、ホットケーキを作る」

『とと姉ちゃん』第18週 第108話 「常子、ホットケーキを作る」あらすじと見どころ解説

月日は流れ昭和25年(1950年)。「あなたの暮し出版」の経営は軌道に乗り、雑誌の出版部数も順調に増加。社員も新たに増える中、常子は雑誌づくりにのめりこんでいました。その頃の常子の日課は、新聞で新しい情報を探し流行を素早く察知することでした。

一方、鞠子と水田の交際も順調でしたが、美子は二人のことが気がかりでした。何故なら二人の間には結婚の話がまったく出てこなかったからです。美子に問いつめられると水田は白状します。自分に自信がない水田は、鞠子にプロポーズ出来ずにいたのです。

美子、常子、緑、そして花山は水田を励ましまた。水田なら大丈夫だ。鞠子は水田からのプロポーズを待っているはずだと。皆に背中を押された水田は、ついに鞠子にプロポーズすることを決意しました。

その日の夕方の会社帰り。水田は意を決して鞠子にプロポーズしました。しかし意外にも鞠子は即答を避けました。考える時間が欲しいと言うのです。水田が深く落ち込んでしまうその一方で鞠子の心も揺れ動くのでした。

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前回、美子の尽力によって花山が復帰。経営の窮地にあった「あなたの暮し出版」は無事に立ち直ることが出来ました。

月日が流れ、いつ頃からか交際を続けていた鞠子と水田がいよいよゴールに近づきます。

『とと姉ちゃん』第18週 第108話 「常子、ホットケーキを作る」
 事前発表あらすじのレビューと解説

「鞠子と水田のゴール」とは言うまでもなく二人の結婚です。

ちなみに史実では大橋家の次女で鞠子の実在モデルに当たる晴子氏は、暮しの手帖社で経理を担当していた横山啓一氏と結婚。

横山啓一氏が劇中に登場する水田の実在モデルです。

プロポーズしたくても踏み出せない水田。そんな水田のためらいなどお構いなしに、鞠子とはいつ結婚するつもりだ。結婚についての意見を聞かせてほしいと突っ込む花山。

そんな空気の読めない花山の突っ込みに乗っかった常子や美子にたきつけられ、ついに水田は覚悟を固めます。

『とと姉ちゃん』劇中で二度目となる祝言の場面が描かれるのはいつになるのでしょうか。

『とと姉ちゃん』第18週 第108話 「常子、ホットケーキを作る」
 朝ドラ観賞後の感想

今回は次週の鞠ちゃん週への予告回でしょうか。放送時間15分の大部分が鞠ちゃんと水田くんのエピソードで占められていました。

鞠ちゃん:いいんですか?私なんかで

よっちゃんたちが水田くんの背中を押す直前のこと。ずっと言おうと思っていたことがあると話を切り出したものの「その赤い靴素敵ですね」で終わってしまった会話。

あの時、水田くんはプロポーズするつもりでいたんでしょうか。

そして水田くんの意を決したような表情を見て姿勢を正した鞠ちゃんもまた、プロポーズを期待していたんでしょうか。

とりわけ気になるのはこの時の鞠ちゃんの本心です。

この時の鞠ちゃんは水田くんからのプロポーズを期待していたようにも見えますが、その後の「少し考えさせてもらってもいいですか?今はお返事することが出来ません」という反応を見る限り、鞠ちゃんがプロポーズを期待していたとは考えにくい。

でも、水田くんの意を決してのプロポーズへの即答を避けた直前の鞠ちゃんの反応。

「いいんですか?私なんかで」

これは水田くんのプロポーズを素直に喜んでいたとも受け取れます。

鞠ちゃんは水田くんからのプロポーズをずっと待っていた。しかし、いざ実際にプロポーズされると感激のあまり動揺してしまい答えることが出来なくなってしまった。

そんなところでしょうか。

次週には鞠ちゃんの揺れる心が描かれるようです。その時には今回描かれた鞠ちゃんの反応の本心を知ることが出来るのでしょうか。

水田くん:僕と結婚してくださいませ

今回ほど水田くんが愛らしく見えたことはありませんでした。

プロポーズを受け入れてもらえる自信がない水田くんにKYの極みの花山さんがキッパリ。自分がダメだと思うんならダメなんだろう。

(ちなみに、この衝撃発言の前の「水田くん、いつ結婚するんだ?」という、まるで午後からのスケジュールを確認するみたいな聞き方もいかにも花山さん)

花山さんのダメなんだろう発言に深く落ち込みながらも、前言を翻した花山さんの社交辞令に素直に飛びつく。

水田くん、君はどれだけ軽いんだ?(笑)

意を決してプロポーズ。「僕と結婚してくださいませ」と「ませ」まで付けた上に、その「ませ」がわざとらしいと即座に反省する慎ましさも水田くんらしさ全開。

プロポーズ直前の緊張でガッチガチにこわばった顔は忘れられません。

そんな愛らしい姿を畳み掛けるように見せられた直後だけに、深く落ち込む水田くんを見るのはつらい。

次週の幸せいっぱいの水田くんを一日も早く見たい!待ちきれません。

マイケル・パウエル監督作品『赤い靴』

余談ですが、二人の会話に出てきた『赤い靴』は、日本では昭和25年(1950年)3月14日に公開されたイギリス映画。

僕はこの映画が大好きで、DVDを買って繰り返し観てしまったほどなので、そんな作品のタイトルが劇中の、それも鞠ちゃんと水田くんの会話に出てきて感激しました。

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14 Responses to “水田が鞠子にプロポーズ / とと姉ちゃん 第108話”

  1. とん より:

    プロポーズを保留した鞠ちゃん。
    いくらとと代わりとは言え、姉を差し置いて先にお嫁に行くことが憚られたんでしょうか。
    常子家訓の「鞠子美子を嫁に出す」をずっと見てるからそんな事思わないかな?

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      ちょっとネタバレになりますが、よっちゃんはこの先で「姉より先に」という後ろめたさから結婚をためらう場面があるみたいです。鞠ちゃんにもそんな気持ちがあるかも知れません。

  2. ※※多彦 より:

    けさは、美子も花山さんを巧く操縦できるようになってきた片鱗をみせてくれた気がします。

    「そんなものは知らん」
    「本人が断られると思うんだったらそうなんじゃないのか?」
    と水田にストレートのパンチを浴びせたと思ったら、美子に何か言われた途端に
    「大丈夫じゃないか?」
    「好き合っているようにみえる」
    と前言を翻す社交辞令。

    以前の花山だったらこういう切り返しはあまりなかった気がしますし、これまた以前の常子・美子だったら花山のストレートな物言いにスーッと醒めてしまい呆然となるところでしょう。

    広告騒動をのりこえて、互いの関係が深まった様子がうかがえるようです。

    だけど、花山さんにとってもあの社交辞令は精いっぱいの気遣いだったようですね。
    直後の「何度も言わせんでくれ、忙しいんだ!」と自室にそそくさと逃げ込む花山さんの姿から、彼の実はシャイで気の利いた台詞が苦手な一面を感じさせてもらいました。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      「何度も言わせんでくれ、忙しいんだ!」という花山さんの言葉のこの解釈のしかた、

      > シャイで気の利いた台詞が苦手な一面

      これ、いいですね!僕は単純に「三度も言わせるな!」を思い出してしまったのですが、言われてみれば確かに照れ隠し以外の何ものでもありません。

  3. ともとも より:

    森田屋の卵焼き!ほんとだ、よく見つけましたね~!
    わざわざ「森田屋の」というから、私は極甘だと思います♪

    社内での水田さんと鞠ちゃんのラブラブっぷりが可愛いですね。二人とも初々しくて微笑ましいです。
    プロポーズに即答しなかった原因は、「私なんか」という、鞠ちゃんにしては意外な自信のなさでしょうか。
    まぁ、これまで文才に自信を持っていたのに、花山さんにかかると、いつも一瞬でぺしゃんこにされてしまいますもんね。
    作家を目指していたのに、雑誌の見出しひとつ、記事ひとつとっても、なかなか編集長の意に沿わない。
    「どこがだめですか?」「全部だ」とか言われちゃあね・・・

    それにしても、水田さんのプロポーズ、緊張し過ぎな表情とか言い損ないとかを差し引いても、ロマンチックでかなり素敵でした♪やるときゃやるじゃん!吉報を待て!(笑)

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > わざわざ「森田屋の」

      そうですね。まつさんの思い出に捧げたメニューなのかも知れません。ケンカは絶えなかったけれど宗吉大将は孝行息子に違いないですから。

      > ロマンチックでかなり素敵

      すべてを愛していると言い切った時、この男、なかなか男前だなって思いました。

  4. まーちゃん より:

    お久しぶりです。ずっと番組もこのサイトもウオッチはしていたのですが書き込むタイミングを逸していました(汗)

    水田君の一世一代のプロポーズ(笑)「結婚して下さいませ」も良かったですが「あなたの全てを愛しています」も本来なら胸キュンものの決め台詞ですよね♡クールビューティーの鞠子ちゃんだってときめいたはずなのですが「よろしくお願いします」とならないのはドラマの常(爆)水田君、あきらめないで・・・

    伊藤淳史さんは「チビノリダー」の頃からご活躍ですからやはり子役出身者と言えますね。「電車男」もはまり役でしたが「チームバチスタ」での仲村トオルさんとの愉快なコンビが一番好きです。「控えめなグッチ先生」は我と娘の大好物でした^^
    またまた脱線してしまいましたが子役出身者をこのように多用して成功しているのは大したものだと感心して視聴しております。画面がこじんまりするきらいはありますがみなさん演技は本当に達者なのでテレビならではの配役といえるでしょうか。片桐はいりさんや唐沢寿明さんの存在感が際立つ効果ももたらしていますね^^V

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。お久しぶりです!

      > 本来なら胸キュンものの決め台詞

      胸キュンものにならないところが水田くんの誠実さをよくあらわしているなと思いました。ただ、胸キュンものにならないことは水田くん本人にとっては悲劇ですよね(笑)

      伊藤淳史さんの詳しい略歴ありがとうございます。『電車男』もやってましたね。すっかり忘れてました。地味なような目立つような不思議なオーラを持った役者さんです。

  5. 1013 より:

    花山さんの「大丈夫じゃないのか?君たちは好き合っているように見えるぞ?(超棒読み)」に爆笑しました。花山さん演技下手だなぁ(笑)
    そして話の核心部分ですっと入ってきて水田さんを励まし、後ろに下がってじっと見守る緑さん。
    この人もただの事務員で終わるキャラではなさそうですね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      花山さんの棒読みド下手演技!それをを簡単に信じ込む水田くんに涙しました。涙が出るほど笑ったという意味で(笑)

  6. よるは去った より:

    あなたの暮らし社内のみんなのやり取りがコント並みに笑えた。水田君に対しての花山氏のストレートな突っ込み、美子ちゃんのリアクションが最高!で来週は平塚らいてう先生登場!?「あさが来た」の大島優子ちゃんは辛口キャラだったけど真野響子さんはどんなかな?

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      花山さんには笑わされっぱなし・・・花山さんが戻ってきてくれて良かったと感じる瞬間でした。

  7. もんすけ より:

    いよいよ鞠子ちゃんの週に突入ですね。
    鞠子ちゃんの赤い靴に乙女心を感じ、こちらまでドキドキ。なんとも穏やかな気持ちにさせてくれました。

    キッチン森田屋の御品書の中に「森田屋の卵焼き 二十五円」の文字が!
    お味は甘いのでしょうか、ちょっとしょっぱいのでしょうか。それとも両方の味がセットなのでしょうか。気になります。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 森田屋の卵焼き 二十五円

      それは気が付きませんでした!
      伝統の味をめぐってのまつさんとの大げんか。今では懐かしい思い出です。

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