とと姉ちゃん 第18週 常子、ホットケーキを作る

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『とと姉ちゃん』
2016年8月1日 〜 8月6日放送
第18週「常子、ホットケーキを作る」

『とと姉ちゃん』第18週「常子、ホットケーキを作る」あらすじ

花山に去られた常子たちは、雑誌の次号の企画に小麦粉料理特集を採用。その企画は花山が去る間際に発案したものでした。常子たちは早速、ホットケーキの作り方を紹介する記事作りに取りかかります。しかし花山不在の中、仕事は思うように進みませんでした。

そんな中、常子が雑誌に広告を載せた広告主が常子に無理難題を要求してきました。常子は広告主からの依頼を断るものの、頼みの綱だった広告収入も途絶えたことで常子の出版社の経営は窮地に立たされてしまいます。

次号の雑誌が最後の号になるかも知れない。そこまで追い詰められる中、美子が行動を開始します。花山を説得して考え直してもらうことにしたのです。美子は花山に戻ってもらおうと必死の説得を試みます。そしてついに花山は常子のもとに戻ることを決意。

花山の復帰によってホットケーキ特集は成功し常子の雑誌は窮地から救われました。月日は流れ昭和25年。雑誌は順調に販売部数を伸ばし常子は仕事に没頭していました。そんなある日、常子たちに背中を押された水田は鞠子にプロポーズするのでした。

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『とと姉ちゃん』第18週「常子、ホットケーキを作る」各回あらすじとレビュー

第103話 8月1日(月) 東京に戻った宗吉を訪問
第104話 8月2日(火) ホットケーキのつくり方
第105話 8月3日(水) 窮地のあなたの暮し出版
第106話 8月4日(木) 花山を説得する美子と谷
第107話 8月5日(金) 花山が復帰し原稿が完成
第108話 8月6日(土) 水田が鞠子にプロポーズ

『とと姉ちゃん』第18週「常子、ホットケーキを作る」
 事前発表あらすじレビューと歴史・時代背景の解説

花山を父のように慕い職業人としても尊敬していた美子が、出版社を去って行った花山を説得し連れ戻すことに成功します。

第18週のレビューと見どころ

いつも前のめりで行動し「あきらめる」という言葉を知らないかのような常子が、珍しく花山の復帰に後ろ向き。そんな中、美子が思いがけない行動力を見せてくれます。

花山をあきらめきれない美子は、甲東出版の社長だった谷にまで協力を求め花山を説得。

もともとは花山が立案した企画を、美子が次号の雑誌の目玉企画にしようと提案したのも、花山を常子との話し合いの場に引っ張り出すための美子なりの算段でした。

今週のヒロインは常子でなく美子!と言っても過言ではないような美子の活躍。美子はどのように説得して花山を連れ戻すことに成功するのか。

ここが今週の最大の見所です。

そして美子の活躍が一段落着いた頃、いよいよ鞠子と水田の恋バナが本格稼働をはじめます。

歴史・時代背景

『美しい暮しの手帖』昭和25年 第7号「誰にでも必ず出来るホットケーキ」
劇中で「ホットケーキ」の企画が描かれたのは昭和23(1948年)ですが、史実では昭和25年(1950年)第7号で「誰にでも必ず出来る ホットケーキ」というタイトルのもと、ホットケーキのつくり方の特集が組まれています。

ドラマに描かれた通り「誰にでも必ず出来るホットケーキ」の記事では、ホットケーキの完成品を含めて11枚の写真を掲載してホットケーキのつくり方を順を追って説明。

粉のふるい方、卵の白身と黄身のわけ方、泡立て方、そして火加減のコツにいたるまで、つくり方の手順を分解した上でそれぞれの写真まで載せたレシピ記事を、後に大橋氏は「当時、婦人雑誌でこんな料理記事はほとんどありませんでした」と語っています。

なお、リアルの『美しい暮しの手帖』第7号「誰にでも必ず出来るホットケーキ」の企画は、「明るくみんなに喜ばれる料理記事」というコンセプトのもと、大橋氏が自身の昔の思い出から着想を得ています。

大橋氏は興銀(現在のみずほ銀行)入行時の新人歓迎会で、上司に連れて行ってもらった銀座の洋菓子店コロンバンのホットケーキのことを思い出し企画を立案。記事の作成にあたってはコロンバンの協力のもとで特集記事が編集されました。

▼コロンバン
https://www.colombin.co.jp/

『とと姉ちゃん』第18週「常子、ホットケーキを作る」一週間のエピソード観賞後の感想

人々の暮らしをテーマに据えた『あなたの暮し』では、衣食住のうちこれまで衣(直線裁ち)と住(東堂家の模様替え)を扱ってきました。

そして最後に残った食(ホットケーキ)は、一度は決別した常子ちゃんと花山さんの和解劇にもなりました。

小麦粉ばかり配給されても調理方がわからず困っている庶民の悩みを解決できないものかと考え始めた花山さん。しかし、花山さんには解決の手立てを見つけることが出来ませんでした。

一方、小麦粉を混ぜるだけで作れる料理はないかと言う梢さんの一言で戦前に食べたホットケーキを思い出す常子ちゃん。

劇中で水田くんが指摘したように、ホットケーキ企画は常子ちゃんと花山さんの合作です。

そして「ホットケーキみたいに丸く収める」という宗吉大将の言葉通り、ホットケーキは常子ちゃんと花山さんの仲直りのシンボルにもなりました。

ホットケーキ企画の大ヒットを自分の手柄くらいに考えていた花山さんに対して、花山さんの奥様がホットケーキ企画を思いついたのは常子ちゃんだと釘を刺すことで、ホットケーキ企画が二人のコラボレーションであることを印象付ける演出も秀逸です。

史実でも、ホットケーキを企画として採り上げたのは大橋女史とのこと。

実話を巧みに取り入れながら、雨降って地固まる和解劇がきれいにまとまる『とと姉ちゃん』第18週でした。

追記:小麦粉を混ぜるだけで作れる料理と梢さんが言った時、僕が思い出したのはお好み焼きでした(笑)

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