大樹が熱を出して寝込む / とと姉ちゃん 第121話

連続テレビ小説(朝ドラ)『とと姉ちゃん』
2016年8月22日(月)放送
第21週 第121話「常子、子供たちの面倒をみる」

『とと姉ちゃん』第21週 第121話 「常子、子供たちの面倒をみる」あらすじと見どころ解説

昭和31年(1956年)春。「あなたの暮し出版」の商品試験は様々なトースターや電球などの電化製品にも及び、すべての試験の監督に立つ常子と花山はこれまでになく多忙を極める日々をおくっていました。

その頃、花山の商品試験に対する姿勢はますます厳しくなっていました。商品試験作業での社員の小さなミスも花山は許さず、商品試験で他社が心血を注いでつくった商品の批評を行うことへの社員の責任と覚悟を、花山は社員たちに問いただします。

一方で花山はメーカーからの商品提供は、たとえそれが社員の知人からの差し入れであろうと断固として拒否。商品は一般購入すると決めていました。商品提供を受けたことでメーカーから無理難題を言われかねないと考える花山の姿勢に常子も心から賛同していました。

そんなある日、星野が常子に申し出ます。勤めている会社の洗剤を提供したいと。常子は星野の申し出を丁重に断ったものの、断ったことを詫びに常子が星野家に足を運ぶと長男の大樹が高熱を出してうなされているところでした。

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midokoro
星野から「あなたの暮し出版」への商品提供がきっかけとなって、再び顔をあわせる機会を得た常子と星野。

15年ぶりの再開を果たした二人の、大人の恋の物語のはじまりです。

『とと姉ちゃん』第21週 第121話 「常子、子供たちの面倒をみる」
 事前発表あらすじのレビューと解説

前週末、商品テストの莫大なコストが経営を圧迫しかねないことが判明。商品テストを継続するか否かの社運をかけた決断を迫られた常子は、商品テスト継続の道を選択しました。

その時、常子の下した決断は正しいものでした。

商品テストはその後、多岐にわたるジャンルの製品に及びそのことが『あなたの暮し』の名声をますます高め、そして商品テストはまた、ある物語を生み出します。

商品テストがきっかけとなって常子は再び星野の家に足を運ぶ機会を得るのです。

この記事を投稿した時点では、再びめぐり合った常子と星野の関係がどこにたどり着くのはまったく見当がつきません。

ゴールはまだ見えませんが、大人の恋の物語が始まることはほぼ確定です。

『とと姉ちゃん』第21週 第121話 「常子、子供たちの面倒をみる」
 朝ドラ観賞後の感想

命がけの商品試験

花山さんの商品試験にかけるストイックさがどれほどのものなのかを、社員の凡ミスによって際立たせる演出が秀逸。

「人様が命がけでつくった商品を批評する。こちらも命がけで商品試験を行ってこそ責任が果たせる」

つくり手たちへの敬意と、批評する立場にある者の責任。覚悟を決めて商品試験に臨む花山さんが神々しく見えるのは僕だけでしょうか。

趣味とは言え、僕も朝ドラのレビューを続けてきました。

朝ドラのつくり手の方々は、収録終了が明け方になるのもよくあることなのだそうで、文字通り命がけです。

そんなつくり手たちへの敬意を決して忘れてはいけないなと、花山さんのセリフであらためて思い知らされました。

常子ちゃんと星野くん再び

前週のレビューで僕はこう記しました。

戦前の、常子ちゃんと星野くんの二人の間をリトルよっちゃんだけは察しているような表情を見せていた。

しかも、二人の再会に反応したのもよっちゃんだけだった。鞠ちゃんはきわだった反応を示しはしなかった。

鞠ちゃんは何も気づいていないのかと。

しかし、実際には鞠ちゃんは二人の関係をお見通し。一方のよっちゃんはまったく気づいてはいない様子。

「とと姉と星野さん、多分、以前交際していた」
「大阪に行く前は週二一度会ってた」
「会う日は朝からソワソワしていた」

そこまで気づいていながら、そのことを全く顔に出さない鞠ちゃんのポーカーフェイスにだまされました(笑)

そして、常子ちゃんの過去を鞠ちゃんから知らされたことで、よっちゃんにスイッチが入ってしまうのででしょうか。

そろそろ、よっちゃんが何らかの動きを見せ始めそうです。

そして、常子ちゃんは再び星野くんの家へ。

追記:鞠ちゃんの結婚により、鞠ちゃんの登場場面が激減しそうなことを嘆いていましたが、思いの外、鞠ちゃんがコンスタントに登場するのが嬉しい。

でも、三姉妹揃った姿。そこに君子かかが加わった家族四人が揃った姿が滅多にお目にかかれなくなったのは寂しい限りです。

よっちゃんが結婚したら、さらに家族はバラバラになるんでしょうか。

『カーネーション』の三姉妹は、皆が揃うと何が起こるかわからない怖さがありましたが、小橋家の三姉妹は、出来ることなら皆が揃った姿をもっと見せてほしいものです。

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10 Responses to “大樹が熱を出して寝込む / とと姉ちゃん 第121話”

  1. まーちゃん より:

    つくり手への敬意・・・レビューをする人間が忘れてはならないことですね。

    私は朝蔵様のサイトの姿勢に映画評論家の故淀川長治さんに通じるものを感じています。淀川さんはどんなB級映画(汗)でも必ず褒めるポイントを見つけて解説して下さいました。本当に全ての映画を愛しんで一人でも多くの人に映画を見てほしいと思っておられるのだなあと心が温かくなったものです(涙)

    朝蔵様の優しく温かいレビューとコメント返しにも心がほっこりします^^どうかいつまでもこのような品のあるサイト運営を続けて行って下さい。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。身に余る言葉、恐縮です。

      故・淀川氏は褒めるばかりの人のような印象を持つ方も多いみたいですが、実は駄作に対して非常に厳しい一面をお持ちでした。

      しかし、つくり手への敬意、映画への愛情からその一面を滅多やたらと出さないその自分に厳しい姿勢。残念な作品にも注がれる優しい眼差しが素敵でしたね。

      励みになるコメントを頂戴しありがとうございました。今後とも当ブログをよろしくお願いいたします。

  2. いも姉ちゃん より:

    このドラマには子役が何人も出てきますけど、みんなよくやってますね。感心します。

    朝ドラの作り手も命がけ・・・・。
    そんなドラマに対してはこちらも命がけでコメントしなきゃいけないのかな。
    私もこちらで何回かコメントさせていただきましたが、正直おちゃらけた気分でコメントした時もありましたかね。
    反省。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      いも姉ちゃんさんのコメントは、おちゃらけの中に愛情がたっぷり詰まっているのでぜんぜん問題ないですよ!

  3. ア※ラッキー より:

    やっぱり、姪っ子ちゃん「よっちゃん」って言ってましたね。私の場合兄の子供たちから名前プラスさん、妹の子には「ネエネエ」って呼ばれてます。ところで、姪っ子ちゃんの役チビよっちゃんだったら良かったと思うのは、私だけでしょうか。

    今日の花山さんさすが敏腕編集長。ただ、あの「クビ」って言われた彼辞めなければいいんですけど。なんか、初めて観る顔のような気がするんです。バターの彼は、花山さんの話のあと深々と頭を下げていたのを観て長年にわたり一緒に働いていたから、真意が分かったのかなぁって。

    鞠子ちゃんと美子ちゃんの恋バナトーク。おかずは、常子ちゃんだけど(笑)でも、美子ちゃんのお相手のタイショウこと大昭くんのことは、鞠子ちゃんは知っているのかしら?

    追伸朝蔵さんのお気に入り小山春朋くん。あ!先週の土曜日の夕方、NHKですが、「水族館ガール」にゲスト出演してました。あいかわらず、プニプニしてかわいい。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 姪っ子ちゃんの役チビよっちゃん

      チビよっちゃん、本当に可愛かったので何かの形で再登場してほしいと僕も思ってました。プニプニ小山春朋くんに通じる可愛らしさにいつも癒やされてました。

      > 鞠子ちゃんは知っているのかしら?

      当然、耳には入っているでしょうね。というかよっちゃんが率先して話しそうです(笑)

  4. ともとも より:

    環ちゃんは「よっちゃん」と呼ぶんですね♪
    やっぱり年若い美子ちゃんに「おばちゃん」は可哀想だもの。
    かかのことは「かかおばあちゃん」かしら?
    多分、母親が呼ぶように呼んでしまうんでしょうね。

    星野さんと常子さんの昔のお付き合いに気づいてたのは、鞠ちゃんの方でしたね。

    バターの件は、よく考えたら広告と同じなんですよね。
    さすが花山さんは後々のことまで考えてらっしゃいます。
    それと、星野さんのお電話も。
    上司に言われて申し出たんでしょうけど、断られてしまって
    星野さんの立場が危うくなったりするのでしょうか。
    上司さんが善い人だと良いのですが。

    さて、このまま恋バナ突入となりますかどうか・・・
    とにかく大樹くんの容態が心配です。
    明日は元気になぁれ!

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 環ちゃんは「よっちゃん」

      たしかにこれが一番自然だと思います。

      > 昔のお付き合い

      気づいても顔に出さないようにしていたんでしょう。鞠ちゃん、大人の対応です。

      > 星野さんの立場が危うく

      そういう心配がありますね。でも、出版社の内規を理由に断られたので交渉の余地はなし。上司もそこを汲んでくれることを期待しています。

  5. よるは去った より:

    「商品試験」に対しての厳格な姿勢を感じさせる回でした。一回のカウントミスですべてが水泡と帰す。他からの差し入れ、商品提供は御法度。その姿勢があってこそ、「商品試験」は「社の代名詞」で入られたのですね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      友人からのバターの差し入れを「不正入手」とまで言い切るところに花山さんのストイックさがよくあらわれてました。そこまで徹底していたからこそ商品試験の品質が保たれていたんですね。

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