赤羽根が妨害工作の準備 / とと姉ちゃん 第132話

連続テレビ小説(朝ドラ)『とと姉ちゃん』
2016年9月3日(土)放送
第22週 第132話「常子、星野に夢を語る」

『とと姉ちゃん』第22週 第132話 「常子、星野に夢を語る」あらすじと見どころ解説

投石被害が社員の自宅にも拡大する中、「あなたの暮し出版」の編集部にアカバネ電器社長の赤羽根が二人の社員を率いて姿を現しました。赤羽根は常子たちに平然と言ってのけました。投石被害に遭う原因は自分たちにあるのではないかと。

常子は毅然とした態度で赤羽根を追い返し、花山は赤羽根たちの脅しに屈するなと社員たちを奮い立たせます。その一方で、まだ幼い大樹と青葉に危害が加えられぬよう配慮する常子は、しばらくの間、星野の家に足を運ばないことにしました。

そんな中、電気釜の商品試験が完了しました。アカバネ電器の商品はまたしても最低ランクの評価をせざるを得ない粗悪なものでした。安全で使いやすい商品を開発してほしいとメーカーに訴えかける原稿を花山は書き上げます。

電気釜の試験結果が掲載された『あなたの暮し』最新号の完成を目前にし、仕事に一区切りついた常子を星野は動物園に誘いました。同じ頃、赤羽根は『あなたの暮し』最新号発売への妨害工作の準備を進めるのでした。

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アカバネ電気製造の社長・赤羽根と、「あなたの暮し出版」を率いる常子の全面戦争が勃発っします。

その騒動に、星野と二人の子どもたちが巻き込まれそうで心配です。

『とと姉ちゃん』第22週 第132話 「常子、星野に夢を語る」
 事前発表あらすじのレビューと解説

赤羽根の恫喝に屈しない常子。しかし、赤羽根らの手段を選ばない報復による危険が星野一家に及ぶことを恐れた常子は、星野と会わないことを決意。

一旦は距離を縮めた常子と星野が、お互いの身を心から案じながらも会えなく状況が二人の気持ちをさらに高める結果を招きます。

物騒なトラブルを巧みに恋バナに取り込み、大人の恋の物語を盛り上げるストーリーテリングの絶妙さは職人技の極み。

一癖も二癖もある赤羽根社長との対決。並行して描かれる大人の恋の物語。

タテ糸とヨコ糸のような二つのエピソードが織りなすストーリーは、それぞれが回収されてゆくのか。それとも一緒に回収されるのか。

『とと姉ちゃん』結末が近づき、物語の展開からいよいよ目が離せなくなって来ました。

『とと姉ちゃん』第22週 第132話 「常子、星野に夢を語る」
 朝ドラ観賞後の感想

照代さん超えの怖い笑顔

赤羽根社長も十分に理解しているはずです。常子ちゃんたち「あなたの暮し出版」の面々に自分たちが疑われていることを。

にも関わらず「あなたの暮し出版」に堂々と乗り込んで来るところがすごい。

しかも嫌がらせの証拠は完全に隠滅。自分たちはシロだと部下たちに開き直らせた上で、遠回しな言い方で嫌がらせへの関与をほのめかす。

こんな被害に遭うのはメーカー叩きを続ける自分たちに原因があるのではないかと。

一番叩かれているメーカーとは言うまでもなくアカバネ電器です。そこを叩くからこんな目に遭うのだと、自分たちの犯行を暗示するような物言いが恫喝としてはこの上なく良く出来ている。

編集部にいる間に見せていた、目が笑っていない笑顔の怖さは軽々と照代さん超え(笑)

常子ちゃん、花山さん、そして「あなたの暮し出版」の社員たちの怒りにも応じず、始終冷静さを保ち続ける。

そんな「紳士(笑)」に徹する一面を持つ反面、大量の蟹を野獣のように立った一人でむさぼり食う時の強欲丸出しの姿。

すごい悪役が登場したものです。

余談ですが、アカバネ電器の実在モデルはどこの上場メーカーなのかという質問がいくつか寄せられています。

しかしこんなメーカーが後に上場できるほど発展できるわけもなく、仮に好景気の追い風に乗ってそこそこの発展は遂げたとしても、現在はもう残ってはいないと思います。

あくまでも僕の希望的観測に過ぎないのですが。

上場してから横道にそれる残念な企業もなきにしもあらずですが、創業期から横道にそれているアカバネ電器みたいな企業は市場からの早々の退場をお願いしたいものです。

常子ちゃんと星野くんが大人になっても初々しい

今回もまた星野くんが常子ちゃんを抱きしめました。

前回の月夜の中の抱擁はなかば衝動的なものでしたが、今回描かれた抱擁はとっても自然な流れの中で描かれました。

この二つの抱擁場面の対比が、常子ちゃんと星野くんの二人の間の距離の縮まり方をよくあらわしていました。

常子ちゃんも星野くんも大人です。以前のように手と手が触れ合っただけで照れてしまうような若さは二人にはもうありません。

それでも失われない二人の関係の初々しさ。

出来ることなら最終回を迎えるその日まで、初々しい二人を見続けていたいものです・・・

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10 Responses to “赤羽根が妨害工作の準備 / とと姉ちゃん 第132話”

  1. いも姉ちゃん より:

    「あなたの暮らし出版」のいろんな社員の自宅に投石されたようですが、そもそもどうやって社員の住所を調べたんですかね。
    名簿でも手に入れたか、それともそれぞれの社員を尾行して知ったのか。
    いずれにしても「アカバネ電気製造」は家電を売ることを収入源としたヤクザですな。


    星野がとうとう自分の家の玄関でも常子を抱きしめてしまいました。
    見ていて「子供に見つかったらどうするの」って言いたかったところです。
    もう常子に対する気持ちを止められないといったところですか。
    (来週の予告編ではいよいよキスしちゃうようですし)

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > どうやって社員の住所

      そこを明かさないところが赤羽根社長の怖さを増幅させてますね。この人なら何でもやるだろうと。

  2. エイスケの後輩 より:

    他の方へのお返事ですが、オープニングの二羽のカモメの解釈に納得しました。
    流石ですね!

    しかし、前作で主人公に危害を加えたラサール石井氏扮する萬谷とは違い、今回の赤羽根は凄みがありますね。
    そういえばラサール石井氏は、本作でも最初に登場していましたね。
    もう随分と昔に感じます。
    ドラマも終わりが見えてきて、この半年を振り替えると、あっという間に感じますね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 萬谷

      萬谷は人生を捨てた廃人ゆえに何をしでかすかわからない怖さ。赤羽根社長は保身のためなら手段を選ばない確信犯として何をしでかすかわからない怖さがあります。

  3. よるは去った より:

    赤羽根「ペン・・・・・へえそうですか。」と机上のペンを床に放り投げ、花山氏の顔を見上げてニカッと笑った時の表情ときたら、中々の悪役ぶりです。古田新太君good job ・・・・・・・? 赤羽根「静かにしろ!せっかくの蟹がまずくなる!」 赤羽根社長が貪り喰う姿はまるで自分の周囲のものを支配下にするか、無きものにしようと目論む悪の帝王そのものですな。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 中々の悪役ぶり

      朝から見るにはドギツすぎるほどの悪役ぶりですね。想像していた以上の怪演が楽しくてなりません。

  4. えびすこ より:

    今週のくだりは実話をもとにしてはいないと思いますが、当時は機能実験において「A社製品」と言うように表記するのはまだ一般的ではなかったんですね。

    ところで今日の一部スポーツ紙に堤真一さんが再来年の大河ドラマの主役に内定したの記事。高畑充希さんとCMで共演していますね。
    驚いたのは「50歳を過ぎた俳優」が大河ドラマの主演になるという点。昭和40年代前半以前に生まれた俳優はもう大河ドラマの主役にはなれないだろうと見ていたんですが、昭和30年代生まれの堤さんが主役になれるとは全く想定していませんでした。
    単独主演で見ると堤さんは何番目の年長の大河ドラマ主役なんでしょう?50歳以上の大河ドラマ主役はあまりいないので。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 50歳を過ぎた俳優

      僕も朝からこれには驚かされました。

      > 何番目の年長の大河ドラマ主役

      何番目かは調べがつかなかったのですが、最年長は『葵 徳川三代』(2000年)の津川雅彦さんで、放送開始時の年齢は60歳だったそうです。

  5. aikopa より:

    朝蔵さんへの質問です。
    とと姉ちゃんのオープニングテーマ曲の最中に、最後のほうでカモメ?二匹が飛んでるシーンのどうゆう意味があるんですか?
    また、たまにカモメのシーンの前に花がたまに(一週間に一回ぐらい)映る意味は?

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > カモメ

      カモメ、二羽なので鞠ちゃんとよっちゃんが嫁に出ることを暗示してるのかなと考えてます。常子ちゃんの人生の目標が達成できたイメージと言ってもいいかも知れません。そして花は常子ちゃんの人生をたたえていると解釈しています。

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