花山が取材で広島に行く / とと姉ちゃん 第151話

連続テレビ小説(朝ドラ)『とと姉ちゃん』
2016年9月26日(月)放送
最終週/第26週 第151話「花山、常子に礼を言う」

『とと姉ちゃん』最終週/第26週 第151話 「花山、常子に礼を言う」あらすじと見どころ解説

寿美子の退職願により働く主婦が増えたことを察した常子は、『あなたの暮し』の編集内容はもちろん編集部の働く環境も刷新することを決意。働く女性の役に立つことを、常子は今後の『あなたの暮し』の新しいテーマに据えました。

昭和49年(1974年)4月。常子は早速、通勤せず自宅で作業を行うことを認めるなどの働き方の新機軸を打ち出しました。常子の改革に社員たちが戸惑いを隠せない中、花山だけは常子が『あなたの暮し』の今後のあり方を模索していることに理解を示します。

その頃の花山は、数年前に倒れて以来、夜遅くまで仕事せずに帰宅し夕食を家族と一緒にとるようになっていました。しかし、そんな中でも常子と同様にこれからの『あなたの暮し』がどこに向かって行くべきなのかを考え続けていました。

そんなある日の朝、「あなたの暮し出版」の編集部に花山から連絡が入りました。花山は取材のために広島に来ていると言うのです。今の健康状態では地方での取材は無理だと心配する常子をよそに、花山は広島での取材活動を開始するのでした。

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変化する時代の要請にしっかりと応えるため常子は働く女性に役立つことを今後のテーマに据え、花山もまた新しいテーマを追って旅立ちます。

常子と花山の新しい活動のはじまり。しかし今週は物語の「最終」の一週です。

『とと姉ちゃん』最終週/第26週 第151話 「花山、常子に礼を言う」
 事前発表あらすじのレビューと解説

事前情報では今週前半の時代背景が不明なのですが、前週の終わりに描かれた寿美子の退職願騒動を受けてのエピソードなので、今回は昭和48年(1973年)かと思います。

焼け跡の中で、豊かな暮しを人々に取り戻すとの願いを込めて創刊された『あなたの暮し』は、時代の変化とともに雑誌に込められた願いも変わってきました。

豊かな暮しを人々が取り戻した頃、『あなたの暮し』が目指したものは豊かな暮しを支える豊かな生活物資の品質の向上でした。

しかし前週には、粗悪品の代名詞だった日本製の家電製品の品質がついに欧米の家電製品を超えるまでになりました。

そんな時代の中、常子と花山は『あなたの暮し』がこれから目指すべき新しいテーマを探し始めます。

『とと姉ちゃん』最終週/第26週 第151話 「花山、常子に礼を言う」
 朝ドラ観賞後の感想

最終回に向かう花山週

花山さんの健康への不安の描写から最終週がはじまりました。

冒頭のアバンタイトルで発作に苦しむ花山さんの姿を見せたものの、その後は一転して延々と続く明るい場面の描写の数々。

自宅でも働ける職場環境づくりという新機軸を打ち出す常子ちゃん。

今後の「あなたの暮し出版」のあり方を社員全員で話し合う会議の場面で描かれた臨場感はなかなかのものでした。

その常子ちゃんの追い求めているところを鋭く理解し、働くお母さんの特集を企画立案するたまきちゃん。

利発な彼女の姿に、たまきちゃんが将来「あなたの暮し出版」の理想を承継するフラグを見たような気がしました。

鞠ちゃんと一緒に仏壇に手を合わせる常子ちゃん。自宅での仲良し姉妹の穏やかな時間が朝から癒されます。

そして仏壇に並ぶ竹蔵ととと君子かかの二人の遺影。やっと一緒になれたのかと、仲良く並んでいる夫婦の遺影を見て深くにも涙腺が決壊しかかりました。

そして、いつ間にか娘も結婚し可愛い孫娘・みのりちゃんに「じいじ」と呼ばれる花山さんの家庭も平和そのもの。

そんな描写が続き、冒頭で描かれた発作に苦しむ花山さんの姿を忘れてすっかり油断しきっていたその時、暗い影が忍び寄ってきました。

定刻どおりに出勤してこない花山さん。

花山さんが若い頃はそんなこともよくありましたが、最近ではどこかに立ち寄ってからの出勤の際には電話連絡するようになったのでしょうか。

花山さんから何の連絡もないと常子ちゃんが不安を口に漏らす。

その直後に花山さんからの連絡はあったものの花山さんはすでに広島。今の身体では地方取材は無理だと常子ちゃんがおろどく。

遠方への出張を常子ちゃんは反対するに違いない。そう考えて花山さんは常子ちゃんに無断で広島に向かったのでしょうか。

常子ちゃんの不安の描写で花山週は最終回に向かい始めました。

追記:仏壇に手を合わせながら鞠ちゃんが常子ちゃんに言いました。幼い常子がよくぞここまでやったと竹蔵ととは言ってくれるに違いないと。

この鞠ちゃんの一言、最終回へのフラグかも知れませんね。

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22 Responses to “花山が取材で広島に行く / とと姉ちゃん 第151話”

  1. S.O.X. より:

    時系列で見落としておりました。
    キヨコ様もありがとうございます。

  2. S.O.X. より:

    あーすいません。春日局、伊藤くんと唐沢さんは一緒のシーン、ないということだったんですね。残念かも。。。

  3. S.O.X. より:

    >「スタパ」の件
    なるほど〜。それか〜。そー来たか〜。(NHKですものね)
    時期的にはノリダーとほぼ一緒ですかね。
    唐沢さん、稲葉正勝、竹千代の近習とのことですが、子役が次々と変わっているため、伊藤くんとの実共演はあったんでしょうかね。(結構年齢差あるのですね。唐沢さんある意味若い(笑))
    それと、伊藤くんが成長すると江口洋介、もう、なんというか、感慨ひとしおというか。。。(笑)。
    唐沢、江口といえば、「愛という名のもとに」(あとは少し後になりますが「白い巨塔」ですか)。「春日局」はのちの「信長」とかのトレンディ大河の先駆けみたいなもんだったのですね。

    話がそれました。
    何にせよ、ア*ラッキー様、情報ありがとうございました。
    朝蔵様も、この場をお借りしたことを感謝します。

    「鉄塔武蔵野線」をもう一度みたいS.O.Xでした。

  4. ア※ラッキー より:

    ご無沙汰しております。すみません。ドラマの方はきちんと観ていましたが、PCの調子がイマイチ良くなかったものですから・・・。又参加させていただきます。

    「スタパ」の件ですが、伊藤さんは「春日局」です。5歳の頃とか、言ってました。一緒のシーンじゃないけど、唐沢さんも出演していたことを話してましたょ。補足説明ですが、相良さんの「ゲゲゲの女房」は、水木先生の次女の中学時代のクラスメート役。西田さんは、「あいうえお」で小学低学年向けの教育テレビと言われていたもの~現在はEテレですね~その際、ビックリしたことが、西田さんってお笑い芸人だったんですって。だから、時々クスって笑える場面があるんですね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。おひさしぶりです!

      > 「スタパ」の件

      詳しくありがとうございます。助かります。

  5. S.O.X. より:

    ちょっとこの場をお借りして質問させてください。
    「スタパ」、途中から見たのですが、「お宝映像」として、
    相楽さん・・・「ゲゲゲの女房」女子高生役
    西田さん・・・子供番組?のキャラ
    のあたりは見たのですが、伊藤淳史さんの部分を見落としてしまいました。一体何が紹介されたのでしょうか?「のりダー」?、「鉄塔」?。気になって夜も眠れません(笑)。ご覧になった方、ぜひお教えください。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      > 伊藤淳史さんの部分

      どなたかわかりますか?

      • キヨコ より:

        きちんとした答えになりませんが、確か五歳の頃に大河に出演された事が紹介されていました。
        作品名まで記憶していなく・・・すみません。
        ただ、キリッとした眼力と、ちょっと突き出た下唇が、
        「今と全く変わってない!」と、スタジオ大盛り上がりでした(笑)

  6. キヨコ より:

    「スタパ」に、相良樹さん、伊藤淳史さん、そして脚本の西田さんが、
    裏話をたくさんお話してましたね。
    もちろん「アダモ」も!
    あれは脚本にはなくて、アドリブとの事でしたね。

    そういえば、常子が花山に就業改革を力説した時、
    「君、鼻の穴が広がってるよ!」
    と指摘され、高畑充希さんが苦笑いしてたように見えましたが、
    あれも、唐沢寿明さんのアドリブなのかな?
    我が家では、常子ちゃんの「鼻ピクピク」が話題のひとつだったので、
    ついに言われちゃったよ~、と家族一同ツッコんでました(;^_^A

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 常子ちゃんの「鼻ピクピク」

      僕も唐沢さんのアドリブに違いないと思いながら観てました。「君、鼻の穴が広がってるよ!」に反応した時、常子ちゃんは高畑充希さんに戻ってました(笑)

  7. エイスケの後輩 より:

    うちのだんなさんも、アダモに爆笑でした(^^)
    本作、特に戦後編では細かなネタが沢山あって面白いです。

    さて、新しい働き方を打ち出した常子ちゃん。
    私の職場は、とても女性にやさしく、結婚や妊娠出産でやめるケースはほとんどないのですが、それも、過去の緒先輩方の努力とうかがっており、それにかぶりました。
    ただ現代では、仕事をせず家にいたい女性も増えていると聞きます。
    お金のためではなく、純粋に働きたいから働く女性の率は頭打ちの時代なんだなとぼんやり考えながら視聴していました。

    ところで最後の花山さんが歩く広島市内のセットですが、BSの朝の放送で、本作の前にやっている「てるてる家族」のセットかと見まがいました。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 仕事をせず家にいたい女性も増えている

      そんな傾向にあるんですか!あさちゃんや常子ちゃんがガッカリしそうですね。

      > 広島市内のセット

      美術スタッフが「てるてる家族」と同じなんでしょうか。
      軒先に赤電話と白い招き猫があるタバコ屋さん。僕は『男はつらいよ』のワンシーンを思い出していました。

  8. いも姉ちゃん より:

    花山は常子ら会社の人間だけでなく、家族にも内緒で取材にいったんでしょう。
    事前に話せば、制止されるでしょうからね。
    その取材先の広島のたばこ屋から電話していましたが、その名前が「大瀬良」。
    広島東洋カープの現役投手の名前ですね。
    「アダモ」同様、これも芸が細かいと言っていいのでしょうか。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > その名前が「大瀬良」

      そこまで気が付きませんでした!四半世紀ぶりの赤い旋風が巻き起こっただけにあまりにもタイムリーなネタですね。

  9. よるは去った より:

    花山「自分としての答え・・・・・。」 そして「広島」への取材。この二つを結び付けるものは・・・・・・明らかになるのは明日の回?

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > この二つを結び付けるものは

      結びついたその先を思うと泣けてきます。

  10. もんすけ より:

    花山さんが、いよいよ広島に…。
    孫を膝に乗せ、「じいじ」と呼ばれるその瞬間にも、心に中には平和への強い強い希求、戦争下での悲惨な暮らしなどがグルグルと回っていたのでしょうか。
    どんどんと赤電話に吸い込まれていく10円玉。限られた通話の間に伝えたかった熱い想いの結実が、今回冒頭の「最新号が【80万部】を突破しました!」との水田さんの台詞にリンクしていく…。濃厚、濃密な最終週になりそうですね。

    「今日はどこのお店に?」「アダモに決まってる!」
    ここで、来ましたか…(笑) 緊迫の中、なごみました。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 濃密な最終週

      本当に!前作に続いて最終週が濃密ですね。最終週が濃密なほどその後のロスも深くなるので、それが今から心配です。

  11. SATORI より:

    いよいよ最終週…
    あなたの暮し編集部が新しい形を模索している明るい展望と、花山さんの健康不安の暗さが対照的でした。
    ただ、まさかアダモちゃんが投入されるとは!!!
    嬉しい不意討ちでした(笑)

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > アダモちゃんが投入

      最後の最後まで芸が細かいです(笑)

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