べっぴんさん 第3週 とにかく前に

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『べっぴんさん』
2016年10月17日 〜 10月22日放送
第3週「とにかく前に」

『べっぴんさん』第3週「とにかく前に」あらすじ

昭和20年(1945年)秋。戦争は終わったものの世の中は混乱し、すみれとゆりの姉妹は食糧不足に悩まされる日々を送っていました。そんな中、ゆりの夫・潔が復員しました。ゆりは潔とともに大阪で「坂東営業部」を立て直すべく新たな生活をはじめることにします。

一方、長女のさくらとともに疎開先の近江から故郷の神戸に戻ったすみれでしたが、夫の紀夫は行方がわからぬままでした。昭和21年(1946年)2月、インフレ政策によりすみれの暮しは困窮を極めていました。

すみれは日々の暮しの足しになればと、麻田が営む靴屋の一角を借りて手作りの雑貨を売る商売を開始。しかし、商売の経験がないすみれが店頭に並べた商品はまったく売れず、一向に暮し向きは楽になりませんでした。

そんなある日、すみれの店にやって来たジョンと名乗る米兵が、子供のオムツを縫ってほしいとすみれに注文。しかしすみれが縫った日本式のオムツは、ジョンの妻を深く落胆させてしまうのでした。

<<前週 第2週 | 次週 第4週>>

『べっぴんさん』第3週 各回あらすじとレビュー

第13話 10月17日(月) 坂東本家を追い出される
第14話 10月18日(火) 坂東営業部の復活目指す
第15話 10月19日(水) すみれが大阪のゆり訪問
第16話 10月20日(木) すみれが雑貨販売始める
第17話 10月21日(金) ジョンからオムツを受注
第18話 10月22日(土) 手芸教室は失敗に終わる

『べっぴんさん』第3週 事前発表あらすじレビューと歴史・時代背景の解説

第1週で描かれた時代が昭和9年。第2週が昭和17年。冒頭の二週で戦前と戦中が描かれ、第3週となる今週は戦後間もなくの時代です。

第3週のレビューと見どころ

戦前、戦中とトントン拍子に時代が進み、今週描かれる時代は戦後間もなくの混乱期。

夫の紀夫は復員せず、食糧難がすみれを追い詰めます。そんな中、すみれは幼い頃に世話になった靴職人の麻田の店の一角を借りて手作り雑貨を販売する店を開業。

史実では、靴屋の陳列ケースを間借りしてはじめた小さな雑貨店がその後に創業する「ファミリア」の原点です。

今週の劇中で描かれる小さなお店も、これからはじまるヒロインすみれたちによる創業物語の原点となるのでしょうか。

歴史・時代背景

昭和21年(1946年)
昭和20年(1945年)8月。終戦を迎えた時、ヒロインの実在モデル・坂野惇子さんは、姉の三浦智恵子さんを頼って岡山県に疎開していました。

姉の三浦智恵子さんは、旧美作勝山藩の藩主の末裔と結婚。坂野惇子さんが疎開していたのは智恵子さんの夫の実家でもある旧美作勝山藩邸でした。

その後、姉の三浦智恵子さんは夫とともに東京に戻り、坂野惇子さんも故郷の神戸に帰還。しかし、神戸で坂野惇子さんを待ち受けていたのは劇中で描かれるのと同様、厳しい食糧難でした。

加えて、戦後のインフレ政策の影響を受け、坂野惇子さんは資産家であったが故に多額の課税をされ経済的にも困窮を極めたと伝えられています。

尚、坂野惇子さんの夫・坂野通夫さんは昭和21年(1946年)4月にジャカルタから帰国。

坂野通夫さんが帰国時に乗船していた船の艦名は、『べっぴんさん』ヒロインの名前でもある「すみれ丸」でした。

昭和23年(1948年)
リアルの坂野惇子さんが、靴屋の陳列ケースの一角を借りて「ベビーショップ・モトヤ」を開業したのは昭和23年(1948年)12月。

開業時、夫の坂野通夫さんはすでに帰国し妻の開業に賛同したと記録に残されています。

『べっぴんさん』第3週 一週間のエピソード観賞後の感想

近江の坂東本家に疎開していたゆりちゃんとすみれちゃん。

それぞれが大阪と神戸に戻ったところから今週の物語がはじまりました。

夫の潔くんが復員し安心したのもつかの間、ゆりちゃんが試練に直面しました。

お嬢様育ちのゆりちゃんにとっては、大阪の闇市のカオスのような環境は馴染むことが出来ないものでした。

粗悪品ばかり扱う闇市での商売も、ゆりちゃんにはストレスの原因の一つになっているに違い。戦前の坂東営業部は上質な品ばかりを扱っていたみたいですから。

すみれちゃんも将来の見通しが立ちません。

紀夫くんからは便りもなく生きているのか死んでいるのかすらわからない。紀夫くんが戻るまでの頼みの綱だったはずの預金は使えなくなってしまう。

商売をしようと行動を開始しても何ひとつうまくゆかない。

姉妹が将来に明るさを見出すことが出来るのはいつのことになるのでしょうか。

そしてその姉妹の父親・五十八お父様が一番心配です。

信頼しきっていた正蔵を失いすっかり気落ちした五十八お父様。すみれちゃんを案じる場面での小さく丸くなってしまった背中にただよう悲哀に胸が痛みました。

毎朝、ワクワクするような場面を楽しむことが出来るのはいつのことになるのでしょうか。その日が待ち遠しい『べっぴんさん』第3週でした。

<<前週 第2週 | 次週 第4週>>

Sponsored Link
Sponsored Link
いつも、当ブログ『朝ドラPLUS』をご覧頂き誠にありがとうございます。当ブログでは、誤記、誤変換、事実誤認をなくすべく努めておりますが、もし文中に誤りや表現の不明な点がございましたら、ご指摘頂けますと幸甚に存じます。今後とも『朝ドラPLUS』をよろしくお願い致します。ありがとうございました。

icon_mareicon_mareicon_mareicon_mareicon_massanicon_hanakoicon_umechicon_umechicon_umechicon_itokoicon_umechicom

関連記事

コメントを残す

サブコンテンツ

ページトップへ