べっぴんさん 第7週 未来

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『べっぴんさん』
2016年11月14日 〜 11月19日放送
第7週「傘のような男」

『べっぴんさん』第7週「傘のような男」あらすじ

紀夫の両親から、紀夫の帰還を諦め新たな人生を歩むようすすめられたすみれは迷っていました。五十八も紀夫を忘れよと説く中、すみれと親しい時子の夫の戦死をの知らせが届きました。心細さを募らせるすみれの心の支えになったのは栄輔でした。

その頃、すみれの娘・さくらは栄輔にすっかり懐いていました。寝ぼけて栄輔にお父さんと呼ぶまでに懐いたさくらに栄輔は約束しました。今年の春、桜の花が咲いたらすみれとさくら、そして自分の三人でお花見に行こうと。

同じ頃、すみれの店に移転の話が持ち上がりました。今より広い店に移転することでベビー用品に加え子供服も扱うことが出来る。ふさぎがちだったすみれは、店の移転を機に店の名をキアリスに改め新出発するという新しい目標を見つけ元気を取り戻します。

そんな中、ついに紀夫からの手紙がすみれのもとに届きました。桜の花が咲く頃には帰れるとその手紙には記されていました。数ヶ月後、満開の桜を栄輔が一人寂しく眺めているその頃、桜の花が舞う中を紀夫が帰って来るのでした。

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『べっぴんさん』第7週 各回あらすじとレビュー

第37話 11月14日(月) 再婚を勧められるすみれ
第38話 11月15日(火) 浅田がすみれに移転提案
第39話 11月16日(水) 栄輔に懐き始めるさくら
第40話 11月17日(木) 花見に行く約束する栄輔
第41話 11月18日(金) 紀夫の手紙がついに届く
第42話 11月19日(土) すみれ、紀夫と再会する

『べっぴんさん』第7週 事前発表あらすじレビューと歴史・時代背景の解説

【追記】第7週サブタイトルは「傘のような男」から「未来」に変更されました。

前週で描かれたふた組の夫婦の絆の描写を経て、今週はすみれの夫との絆が試される週となるようです。

帰らぬ紀夫の両親から暗に再婚をすすめられ、五十八も同じような意見を持つ。そしてすみれが迷いに迷う中、友人の時子の夫の戦死が判明する。すみれ試練の一週です。

第7週のレビューと見どころ

試練に次ぐ試練のすみれを雨や嵐から守る傘の役割をするのは、かねてよりすみれに想いを寄せる栄輔です。(ちなみに栄輔の実家は傘工場という設定です)

さて雨の日にはなくてはならない傘ですが、雨がやんでしまえば不要になる。それが傘の悲しい宿命です。

すみれを守りたいと心から願い、すみれの娘・さくらからは父親のように慕われる栄輔。桜の花が咲いたらお花見に行こう。そうさくらと約束したものの、満開の桜を一人ぼっちで眺めることになってしまった「傘のような男」栄輔。

しかも皮肉にも、紀夫が帰還を知らせる手紙は桜の花が咲く頃に帰るとある。栄輔がさくらと約束し、栄輔自身も心から楽しみにしていた三人揃ってのお花見は、桜の季節の紀夫の帰還によって花と散る。

栄輔の、傘のような宿命に泣かされる週となりそうです。

歴史・時代背景

すみれの花の咲く頃に日本に戻る
「桜の咲く頃、帰ります」

劇中で、出征したまま行方のわからないままだった紀夫から帰還を知らせる手紙が届きました。そして、手紙の予告通り、満開の桜の中を紀夫が帰ってきました。その時の年代はまだ発表されていませんが昭和21年(1946年)3月末から4月上旬の頃と思われます。

一方、紀夫のモチーフとなった坂野通夫さんが派遣されていたジャカルタから帰国したのは
昭和21年(1946年)5月。

帰国の数ヶ月前に届いた帰国を知らせる手紙にはこう記されていました。

「すみれの花の咲く頃に日本に戻る」

この手紙が届いた直後には、その当時、坂野通夫さんが勤務していた大阪商船(現在の商船三井)からも次のような連絡が入ります。

「すみれ丸でほどなく帰国」

そして、坂野通夫さんはすみれの花が咲く季節にすみれ丸という名の船に乗って帰国。

朝ドラ『べっぴんさん』のヒロインの名【すみれ】は、この実話に由来しているのではないかと思われます。

『べっぴんさん』第7週 一週間のエピソード観賞後の感想

今週のサブタイトルはもともとは「傘のような男」でした。「傘のような男」とは言い換えれば雨の日に冷たい雨から愛する人を守る男のこと。帰らぬ紀男くん不在の寂しさを募らせる「雨」からすみれちゃんを守ろうとする栄輔くんを意味します。

しかし「傘」は、雨がやめば不要になる。傘のように愛する人を雨から守るものの、雨がやみ役割を終えてしまう栄輔くんの切なさにフォーカスがあてられる週になる・・・

と、思っていたのですがサブタイトルは「未来」に変更され、店が大きくなるというすみれちゃんの成長の未来。夫とのすれ違いが解消するゆりちゃんの未来など、主要キャラたちの「未来」にフォーカスが当てられることになりました。

週の最後に明るい「未来」への余韻を残すためには、「傘のような男」と言うサブタイトルよりも「未来」がふさわしかった。一週を見終えてそう確信しました。

寒々とした冬の場面も終わり、桜が咲いた今回あたりより日差しが明るくなってきました。ウグイスの鳴き声も聞こえていましたね。

今週、五十八さんがすみれちゃんに言いました。「前」を向けと。しかし、すみれちゃんには「前」がどこにあるのかまったくわからない。

その「前」、すなわち「未来」がはっきり見えてきた『べっぴんさん』第7週でした。
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