べっぴんさん 第14週 新春、想いあらたに

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『べっぴんさん』
2017年1月4日 〜 1月7日放送
第14週「新春、想いあらたに」

『べっぴんさん』第14週「新春、想いあらたに」あらすじ

昭和25年(1950年)の正月をすみれと紀夫、ゆりと潔は近江の坂東本家で迎えました。紀夫が抜けた坂東営業部の将来をどうすべきか考え続けていた潔は、将来の構想を五十八に語り意見を求めると、五十八は潔の考えに猛反対しました。

そんな中、五十八と長太郎の長年の兄弟の確執がここに来て再燃。正月早々、二人の対立はやがて大げんかへと発展します。そんな兄弟を仲直りさせようと心を砕くトク子は、病身に心労がたたったのかついに倒れてしまいます。

一方、紀夫もキアリスの将来構想を練っていました。紀夫は将来的にはキアリスをアメリカに進出させたいと宣言。言葉の壁があるからとキアリスの面々がアメリカ進出に懐疑的な中、君枝が提案します。明美が通訳出来るはずだと。

キアリスのアメリカ進出構想は着実に進み、海外メーカーと打ち合わせすることになりました。しかし明美が打ち合わせの席で通訳に当たるものの、明美の英語は相手には全く通じません。明美は英語が堪能なゆりに英語を教わることになるのでした。

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『べっぴんさん』第14週 各回あらすじとレビュー

第76話 1月4日(水) 坂東本家で正月を迎える
第77話 1月5日(木) 坂東本家の兄弟喧嘩勃発
第78話 1月6日(金) 明美が海外取引の交渉役
第79話 1月7日(土) ゆりに英語を教わる明美

『べっぴんさん』第14週 事前発表あらすじレビューと歴史・時代背景の解説

年明けの放送回は水曜日から土曜日までの全四回。

この間に二つのエピソードが語られます。近江本家での五十八と長太郎の確執と、キアリスの海外取り引きです。

この二つのエピソードはこの先の展開の何かのフラグなのでしょうか。

第14週のレビューと見どころ

明美の語学力が試されます。

戦時中の神戸在住の外国人や終戦直後のエイミーへの育児に関する説明に関しては、相手に英語がしっかりと通じていた明美でしたが、ビジネス英会話は不得手のようです。

そんな中、頼りになるのが戦前から英語が堪能だったゆりの存在です。

歴史・時代背景

昭和25年(1950年)紀夫はアメリカ進出を示唆し海外メーカーとの折衝も始まりますが、実在のファミリアが初の海外進出を果たしたのは四半世紀も先のこと。

また海外との取引が本格化するの昭和30年代後半になってからのことです。

以下に実在のファミリアの海外との取り引きや海外進出の史実についてまとめてみます。

1960年(昭和35年)輸入販売を本格的にスタート

ファミリアが阪急百貨店に阪急ファミリアグループを出店したのが1951年(昭和26年)。その翌年に阪急百貨店にて「阪急ファミリーグループ子供ショー」という子供向けイベントが開催された折、ファミリアは初めて米国製の育児用品を展示。

このイベントでの米国製品の展示がファミリアと海外との初のつながりです。

そしてこのイベントの翌年すなわち1953年(昭和28年)頃に海外製子供用品の輸入販売を開始。ただし、当時は乏しい外貨を節約し必要な物資の輸入を最優先する外貨割当という制度がありました。

外貨割当を受けることが困難だったファミリアは、明治屋が医薬品の輸入のために持っていた外貨割当の一部を譲り受け、調達出来た外貨にて子供用品の輸入を開始。

1960年(昭和35年)外貨割当の対象品が拡大されたのを機に、ファミリアは米国製の子供用品はベビーフードなどの本格的な輸入をスタートしました。

1979年(昭和51年)ファミリアUSA設立

ファミリアが米国法人を設立したのは『べっぴんさん』劇中で紀夫が米国進出を示唆した26年後のことです。

初の海外進出先はアメリカ合衆国ハワイ州ホノルル。ホノルルにファミリアを出店したのを機に現地に法人を設立しています。

『べっぴんさん』第14週 一週間のエピソード観賞後の感想

近江の坂東本家の過去が清算され、キアリスの未来が見えてきた一週。さほどディープな物語が語れることもなく正月明けのウォーミングアップに適度なゆるさが快適です。

朝ドラの中で描かれる親族間の確執が大好物なので、坂東本家の兄弟・五十八さんと長太郎さんの確執がずっと気になっていました。

確かゆりちゃんを坂東本家に預ける時だったでしょうか。

長太郎さんに対して心密かに抱いていた、自分の方が仕事が出来るという優越感を五十八さんは詫び、戦時中に一家の疎開を受け入れてくれたことを心から感謝しました。

五十八さんの言葉を長太郎さんも受け入れ一件落着。

しかし、本当にこれだけで兄弟間の確執は解決してしまえるのか?と思っていたら案の定、兄弟ゲンカの再燃です。

しかし、今度こそ解決したと考えて良さそうです。

また今回の騒動を通して五十八さんから潔くんへの、そして長太郎さんから肇くんへの代替わりも完了し未来に続く道が拓けました。

この未来に続く道を強調するための正月早々の兄弟ゲンカだったのかも知れません。

一方でキアリスも未来が見えて来ました。米国との取引が視野に入って来たり、家具、雑貨、玩具、輸入と言う将来展開することになる四部門の種がまかれたり。

しかし、そんな明るい話題の中でも消えゆく過去のフラグが立ちました。

「もしここがのうなったら」
「私の体が動かずうまいように作れなくなったら」

靴職人の麻田さんが明美ちゃんに告げた言葉がトゲのように心のどこかに刺さります。

そして僕が一番気になるのは明美ちゃんとタケちゃんの見えない未来。所帯を持つつもりはないと言い切った明美ちゃんの本心は言葉通りに受け止めるべきなのか、それとも他意のある言葉なのか。この二人の未来だけがまったく見えません。

所帯持つ気がまるでない明美ちゃんを案じる周囲の面々が、タケちゃんの背中を押すことで二人は涙のゴールイン。そんな展開を期待したいです。

これまで家族との縁が薄かった明美ちゃんとタケちゃん。二人が一緒になったらきっと暖かな家庭を築けるはずです。

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2 Responses to “べっぴんさん 第14週 新春、想いあらたに”

  1. サエモン より:

    本日はキアリス全員集合でしたね
    麻田さんの引退
    潔VS栄祐
    すみれに反抗期のさくら

    健太郎や龍一もいいキャラに
    あれ、正太は?

    時代は高度経済成長期へ
    ジャズやクラブが一代ブームに

    すみれの親世代は誰も今後のみどころには居ない感じでしたが
    10年ならまだ誰か居るかな?

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 正太は?

      まだ7、8歳なので子役で登場するかも知れませんね。

      > すみれの親世代

      親世代よりさらに年長の、引退した麻田さんも心配です。

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