べっぴんさん 第15週 さくら

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『べっぴんさん』
2017年1月4日 〜 1月7日放送
第15週「さくら」

『べっぴんさん』第15週「さくら」あらすじ

昭和26年(1951年)、すみれの娘・さくらは小学校に入学する年齢になっていました。さくらの入学式を目前にしたある日、すみれは麻田のもとに足を運びます。さくらが入学式に履く靴を麻田に作ってもらうためです。

その頃、麻田は靴職人を引退するつもりでいました。戦前、すみれとゆりの婚礼用の靴づくりを引き受けるなど坂東家に深い恩義を感じていた麻田は決意します。最後の「べっぴん」をさくらのためにつくろうと。

8年の歳月は流れ昭和34年(1959年)。日本は高度経済成長の時代に突入し、世の中は豊かさと活気を取り戻していました。そんな中、成長したさくらは女主人・大村すずが経営するジャズ喫茶「ヨーソロー」に通い始めます。

さくらが「ヨーソロー」に通う目当て。それはその店で出会った河合二郎という名の青年と会うことでした。プロドラマーを目指しているという二郎に、さくらは想いを寄せはじめていたのです。

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『べっぴんさん』第15週 各回あらすじとレビュー

第80話 1月9日(月) キアリスの偽物が出回る
第81話 1月10日(火) 最後のべっぴん作る決意
第82話 1月11日(水) 昭和34年キアリス十周年
第83話 1月12日(木) ジャズ喫茶・ヨーソロー
第84話 1月13日(金) キアリス新入社員を採用
第85話 1月14日(土) さくらがナイトクラブへ

『べっぴんさん』第15週 事前発表あらすじレビューと歴史・時代背景の解説

この一週で、戦後の混沌とした空気が残る昭和20年代から復興がすすみ好景気に湧く昭和30年へと時代がスキップします。

時代のスキップとともに際立った変化が描かれるのはすみれと紀夫の娘・さくらの存在です。15歳になったさくらが『べっぴんさん』の物語の中に本格的にそのポジションを築き始めます。

第15週のレビューと見どころ

事前の情報では麻田が靴職人を引退するという事実しか明らかになっていませんが、麻田の隠居宣言によって二つの大きな動きが生じてくるとブログ主は予想しています。

その二つの大きな動きを史実と比較しながら以下にまとめてみました。

歴史・時代背景

麻田の隠居によりキアリスの社長も引退?

キアリスが株式会社になった時、すみれと紀夫に請われた麻田は株式会社キアリスの社長に就任しています。

麻田が靴職人をやめて隠居の身になることで、麻田は株式会社キアリスの社長の座を降りることになるのではないか。

これがブログ主の予想です。

ちなみに麻田の実在モデルとなった人物は、実際に神戸靴の職人として靴屋を営むかたわらでキアリスの実在モデル・ファミリアの社長に就任しています。

史実の中で個人商店だった子供服店が会社組織となり、麻田の実在モデルがファミリアの社長を引き受けたのは、他に社長の成り手がいなかったことが理由です。

最初に社長候補にのぼったのはファリミアの創業女性の夫たちでした。しかし、彼らはいずれも仕事を持っていたためファミリアの社長就任を拒びました。

また、すみれの実在モデルは時代の先端をゆく自立した女性ととらえられがちですが、一方で会社のトップは男性がつとめるべきという考え方も持っていたようです。

加えてすみれの実在モデルの女性は幼少の頃から目立つことが苦手で、いつも二番手の位置にいることを好んだとも言われています。

そのため、すみれの実在モデルもファミリアの社長就任を拒み、当時のファミリアが入居していた店舗の家主だった麻田のモデルが社長に就任したと伝えられています。

麻田引退後のキアリスの社長は?

もしブログ主の予想が当たり、朝ドラ『べっぴんさん』劇中の麻田が靴職人からの引退とともにキアリスの社長を引退した場合、ここに大きな問題が生じてきます。

麻田を継ぐキアリスの次期社長選びという問題です。

史実では麻田の実在モデルがファミリアの社長を辞任した後、次期社長として就任したのは紀夫の実在モデルとなった人物です。

劇中で、紀夫が株式会社となったキアリスの社長に就任するかどうかはこの記事を投稿した時点ではまだ明らかにはなっていません。

しかし仮に麻田がこのタイミングでキアリスの社長を退任してしまったら、次の社長候補として名前が上がるのは紀夫くらいしか考えられません。

仮に紀夫がキアリス社長の座を引き継ぐことになったとしたら気になることが一点。

坂東営業部の社長になることを頑なに拒み一介の経理マンであり続けることを望んだ紀夫がどのような心境の変化を経てキアリス社長に就任する道を選ぶのか。

紀夫の決意が描かれる場面は見どころとなりそうです。

『べっぴんさん』第15週 一週間のエピソード観賞後の感想

昭和30年代に入って、昭和20年代を描いていたそれまでとは物語のテイストが変わってしまったように感じるのは僕だけでしょうか。

戦後の復興期を経て時代は高度経済成長期。粗末なたたずまいだったキアリスも見違えるように明るくてモダンな内装の店舗になり、キアリスの女性たちもオシャレになってこれまでなかった華やかさが出て来ました。

これらセットや衣装の変化も大きく影響しているとは思いますが、やはり物語のテイストがガラリと変わった一番大きな要因は成長したさくらちゃんの存在でしょうか。

また、さくらちゃんの幼馴染・健ちゃんと龍ちゃん。さくらちゃんが新たに出会った五月ちゃんや次郎ちゃん。

戦中生まれ故に戦後の苦労を親の世代ほどには体験していない若い世代の面々が、時代の制約も家の制約もなく自由に青春を謳歌するというこれまでの『べっぴんさん』にはなかった時代の空気も物語のテイストを一変させてしまったのだとも思います。

また、再登場を果たした栄輔くんをとりまく環境にも意表をつかれました。とりまく環境とは、より具体的に言えば栄輔くんの部下があの玉井氏であったことです。

栄輔くんの再登場は昨年のうちにメディアで報道もされていたので、今更驚きはしませんでした。成功して再登場することもおおよその予想はつきました。

しかし、何故か玉井氏と組んでいるとは!

これまで『べっぴんさん』でが視聴者をアッ!と言わせるような視聴者の意表を突くまさかの展開というはありませんでした。

ここまでストーリーテリングは極めてオーソドックス。おとなしい展開でした。

それが突然こんなすごい手を使うとは!

『べっぴんさん』は残り三ヶ月となりましたが、後一回くらいこの手でアッ!と言わせてもらいたい。驚かせてもらいたい。

そんな期待を抱いた『べっぴんさん』第15週でした。

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