ごちそうさん 40話 め以子癇癪、和枝の過去

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『ごちそうさん』
2013年11月14日(木)放送
第7週 第40話 「たいした始末」

『ごちそうさん』第7週 第40回「たいした始末」あらすじ

またしてもめ以子は和枝にやりこめられてしまいました。今度は希子の弁当に入れたおむすびの形が問題となり、嫁として勉強が足りないと詰られてしまったのです。大阪では三角のおむすびは弔事で出すものであることをめ以子はまったく知らなかったのです。

常に明るいめ以子もついに深く落ち込んでしまいました。一方、静の着道楽も相変わらずで改める気配は皆無です。しかも静に洗濯ばかりさせらてついに癇癪を起こしため以子は、洗濯物をその場に投げ散らかすと、家を飛び出してしまいます。

癇癪を起しため以子が散らかした洗濯物を見つめながら、和枝は自分の過去を思い出していました。和枝もかつて、嫁入り先でめ以子と同じ思いをし、同じように洗濯物を投げ散らかしたことがあったのです。

市場で源太の顔を見るなり、とめどもなく愚痴を言ってしまうめ以子でしたが、源太はそんなめ以子を励まし、思い出深い食べ物「イチゴ」を差し出すのでした。気を取り直しため以子が帰宅すると、洗濯物はきれいに干してありました。和枝が干したのです。

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『ごちそうさん』第7週 第40回 再放送レビュー

2016年11月17日(木)放送

め以子がついに癇癪を起こして洗濯物を放り投げる。これをやってしまったら和枝姉さんのイケズもかなりなものになるだろうと身構えて観ていると、意外にも和枝姉さんは放り投げられた洗濯物を自分で干し、そのことについては一言注意を与えるのみ。

実は和枝姉さんも過去にめ以子と似た経験をしたことがあるらしい。だからめ以子の気持ちが実はよくわかる。

怖いだけの和枝姉さんの別の一面がちらりと見える瞬間でした。しかし、本当にちらりとだけ。和枝姉さんに必要以上の同情を集めないようにする描き方が秀逸です。

ところですべて自分のせいだと決めつけられひねくれるめ以子を見て悠太郎が一言。だんだん姉さんに似てきたな。

和枝姉さんも嫁ぎ先でイケズを繰り返され、いつしかイケズを繰り返す姑に似てきたことの暗示でしょうか。

『ごちそうさん』第7週 第40回 「たいした始末」感想

初めて明かされる和枝姉さんの過去。今回は過去のほんの一部が紹介されただけでしたが、どうやら和枝姉さんも嫁いびりに遭った経験を持っているようです。

嫁いびりの辛い体験が和枝姉さんをあんな女にしてしまったのか。それともまだ他に深い事情があるのか。過去を少しだけ見せることで、ただの意地悪にしか見えなかった和枝姉さんの「イケズ」もワケありに見て来るから不思議です。

仮に自分の嫁いびりの体験が和枝姉さんの性格を今のようにしてしまったのだとして、何故同じ思いをめ以子にもさせるのか。リベンジのつもりなのでしょうか。

親に虐待されて育った子供が大人になると自分の子供を虐待すると言いますが、そういう負の循環が続いているということなのでしょうか。

しかし、め以子が散らかした洗濯物を無言で干し、め以子が帰宅した時にもそのことを和枝姉さんはひと言も咎めない。め以子の気持ちが痛いほどわかるから、あの場面では咎めなかったのでしょう。

初めて知る和枝姉さんの過去。それに次いで初めて見る和枝姉さんの優しさ。あの優しさが何故他の場面では発揮出来ないのか、甚だ理解に苦しむ和枝姉さんですが、心に深い傷を負っているらしいということだけは、今回よくわかりました。

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2 Responses to “ごちそうさん 40話 め以子癇癪、和枝の過去”

  1. たいとうみほ より:

    悠太郎の「姉ちゃんに似てきた」がツボにはまりました。
    身近にいる人に虐げられたことで人の心がトゲトゲしくなっていく。
    それは和枝姉さんもめ以子も同じ事だった。
    その直後に「洗濯ボイコット事件」が
    2人の共通体験として表示される。
    細部まで作り込まれた回でしたね。
    しかしめ以子には源ちゃんや市場の人や
    温かく支えてくれる人がいた。
    和枝姉さんにはそんな人はいなかったのか
    そんな事を考えていました。
    後年の嫁ぎ先の小作人の証言を考えても
    見てくれていた人はいたはずだと、思いましたが。

    それにしても
    関西では三角おにぎりは弔事オンリー
    これは悠太郎が事前に教えておくべきだったのにと
    今回も思いました。
    肝心な時に必要な情報が何なのかを
    案外気が付かない人なのかもしれませんね。
    家にはガスがなくて薪で煮炊きしている、というのと同様に。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうござます。

      > 和枝姉さんにはそんな人はいなかったのか

      小さな息子が当時の和枝姉さんの唯一の心の支えだったのかも知れませんね。その息子を亡くして心が壊れてしまったのかなと思いました。

      ところで本放送時の今頃の和枝姉さんは怖いだけの存在でしたが、再放送の和枝姉さんは怖さのその奥に悲しみが見える。再放送でこうまで見えかたが変わるのはそれだけ脚本がよく作り込まれているということなのでしょうね。

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