ちりとてちん 9話 フリーライター・奈津子

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『ちりとてちん』
初回放送:2007年10月10日(水)放送
再々放送:2013年10月16日(水)放送
第2週 第9話 「身から出た鯖」

『ちりとてちん』第2週 第9回「身から出た鯖」あらすじ

喜代美と清海の三味線の腕前は差がつくばかりでした。清海との二人だけの稽古に耐えられなくなった喜代美は一計を案じました。友達の順子や他の級友たちも稽古に呼び6人で稽古を受けることにしたのです。

その頃、和田塗箸店はようやく開店までこぎ着けたものの、客足はまったく集まらず閑古鳥が鳴く日々でした。そんな中、観光協会の竹谷が取材の話しを持って来ました。女性誌の記事にすべくフリーライター・奈津子がやって来ることになったのです。

一方の喜代美は6人集めた三味線の稽古でも次々に級友たちに追い抜かれてしまい、自分ひとりだけがついてゆけなくなっていました。投げやりな気持ちで喜代美が稽古を続けていたある日、稽古中に喜代美の三味線が破れてしまいました。

祖母は喜代美に告げました。三味線の革の張り替えには5万円ほどかかる。学園祭に出るため稽古を頑張るというのなら張り替えにかかるお金を出す。しかし、その覚悟がないなら稽古をやめてしまえ。祖母の喜代美に対する言葉はいつになく厳しいものでした。

『ちりとてちん』第2週 第9回 「身から出た鯖」感想

「塗りから研ぎから全部一人でやる。塗った者にしか中身がわからない。中に何が重なっているのか、それがわからないと綺麗な模様が出せない」

取材に応じた際の正典お父ちゃんのこの言葉。9年間もの間、積み重ねた修行の重みが平明な言葉に染み込んでいて心に響きました。この言葉はまた、他人の人生を生きようともがく喜代美の姿を暗示している言葉にも聞こえました。

ある時はA子になろうとしてみたり、またある時はフリーライターに憧れてみたり。「中に何が重なっているのか」など無頓着で、ただひたすら外に現れた「奇麗な模様」に目がくらむばかりの日々。

もちろん正典お父ちゃんのこと、その言葉が喜代美への当てつけで語られたものでないことは明らかですが・・・

もう一点、どうでもいい些細なところですが、糸子お母ちゃんがいきなり「どじょうすくい」をはじめた時の芝居に目を見張りました。

普通の役者さんがあれをやったら、これ見よがしで臭くなるだけのところ、正真正銘の天然に見えてしまうところがすごい。和久井映見さんと言えば山田洋次監督『息子』の薄幸の少女の印象が強かっただけにこの天然ぶりには心底驚かされました。

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