ちりとてちん 11話 奈津子、喜代美を励ます

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『ちりとてちん』
初回放送:2007年10月12日(金)放送
再々放送:2013年10月18日(金)放送
第2週 第11話 「身から出た鯖」

『ちりとてちん』第2週 第11回「身から出た鯖」あらすじ

学園祭当日を迎えました。自分もそこにいるはずだった舞台の上の清海に照明を当てながらも、喜代美の胸の中は逃げてばかりいた自分を悔やむ心でいっぱいです。そして、深い後悔だけを残し学園祭は終わりました。

最後の学園祭の晴れ舞台を台無しにしてしまったことを喜代美は深く後悔していました。そんな喜代美を順子は励まします。いくら悔やんでも学園祭はもう取り返すことはできない。しかし人生はこれからだ。喜代美の人生の主役は喜代美なのだと。

その頃、正典は和田の名に恥じぬ箸ができるまで店の営業をしないと決め、店を閉めていました。しかし小梅から、家を出て修行できなかった十年も無駄ではない。その間、真剣に生きて来たことは箸を使う人に伝わると励まされ、正典は営業再開を決意しました。

そして喜代美は高校を卒業し、地元の短大に進学することも決まりました。そんな中、和田塗箸店の記事が掲載された雑誌を持って奈津子が再び訪ねて来ました。奈津子に励まされ、喜代美は心の中である決意を固め始めるのでした。

『ちりとてちん』第2週 第11回 「身から出た鯖」感想

家を出てしまったために、塗り箸の修行が出来なかった十年間というブランクの時間を後悔する正典お父ちゃん。過去を悔やむ正典お父ちゃんへの小梅さんの言葉が深い。

家を出たことは遠回りだったかもしれないが無駄ではない。あんたはいつでもしっかり生きていた。それはお箸を握る人に必ず伝わる。いつか和田の名に恥じぬ箸をつくるという思いをすべて塗り重ねよ。

伝統工芸品に技術は不可欠ですが、技術を超えた人生の積み重ねが感動を生むということでしょう。

技巧に走り感心はするものの感動はしない工芸品が少なくありません。感動出来る工芸品と感心止まりの工芸品。その差はどこから来るのかずっとわからずにいましたが、今回の小梅さんの深い言葉ですべてがクリアになりました。

感動は一生懸命生きた人生の積み重ねが呼び起こすもの。作り手にそれがない工芸品は、どれほど技巧を凝らそうと使い手を感動させる力がないのかも知れません。

一方で、同じく過ぎ去った時間を悔やむ喜代美ちゃんは残念ながらその時間を逃げ回っていた。逃げ回り苦悩しつつもそれも一生懸命に生きた人生の一部。それを理解するには、喜代美ちゃんはまだ若過ぎるようです。

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