ちりとてちん 13話 喜代美とA子の共同生活

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『ちりとてちん』
初回放送:2007年10月15日(月)放送
再々放送:2013年10月21日(月)放送
第3週 第13話 「エビチリも積もれば山となる」

『ちりとてちん』第3週 第13回
「エビチリも積もれば山となる」あらすじ

喜代美はこれまでの「脇役人生」から「自分の人生の主役」に変わろうと意気揚々と大阪へやって来ました。しかし場当たり的な旅立ちをした喜代美の大阪での第一歩は決して順調と言えるものではありませんでした。

大阪に着いた日の夜、泊めてもらおうとあてにしていたフリーライターの奈津子とは連額を取ることができず、さりとて都会のホテルは田舎から出て来たばかりの喜代美が宿泊するにはあまりにもハードルが高過ぎました。

やむを得ず喜代美は、すでに大阪に出て来ていたA子こと清海のもとに厄介になることにしました。A子にだけは世話になるまいという決意も早々に破れ落胆していた喜代美ですが、故郷では見せたことのない心細そうな清海の様子が、喜代美には新鮮に映りました。

予想もしなかったA子との共同生活がはじまりました。新しい環境で喜代美とA子との関係も変わりつつありました。しかしA子が大学でつくった新しい友人たちの都会的な姿は、喜代美にはまぶし過ぎるのでした。

『ちりとてちん』第3週 第13回「エビチリも積もれば山となる」感想

大阪の一人暮らしが寂しいと打ち明けるA子。そんなA子の姿を見てA子も普通の女の子なのだと安堵する喜代美は、小梅さんによる三味線の稽古で一時的に優越感に浸っていた時の喜代美と同じかもしれません。

新しい環境に馴染むや否や気がゆるんだのか「自分の人生の主役」に変わろうとするあの決意もあっという間に忘れてしまうリアル。決意以前の自分に後戻りしても簡単に自己嫌悪には陥らない自分への甘さ。新しい朝ドラヒロイン像に誕生です。

自分の模様は自分の中に塗込められたものしか出てこない。だから、喜代美がA子の模様を出したいと願ってもそれはどだい無理な話し。喜代美が出せるのは喜代美自身の模様だけです。しかし、それがまだわからない。

そして、たまにA子に自分と似た模様が出てくると安心してしまう。A子が自分に近づいてきたことでA子を追う必要がなくなる安堵感。これが三味線の稽古での優越感や、都会で心細そうなA子への親近感につながったのでしょうか。

自分以外の誰かを演じようとするほどに傍から見たら残念に見える。塗込められていない模様を出そうとする不自然に見えてしまう。そのギャップを喜代美が理解出来るのはいつ頃のことになるのでしょうか。

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