ちりとてちん 21話 草々高座失敗のトラウマ

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『ちりとてちん』
初回放送:2007年10月24日(水)放送
再々放送:2013年10月30日(水)放送
第4週 第21話 「小さな鯉のメロディ」

『ちりとてちん』第4週 第21回「小さな鯉のメロディ」あらすじ

喜代美は奈津子と一緒に天狗座の公演を見に行く約束をしていました。しかし雑誌の落語企画は没になり奈津子は天狗座をキャンセル。急きょ、喜代美は草々を誘って天狗座に行くことになりました。

その日の公演の落語でかかっていたのは『辻占茶屋(つじうらぢゃや)』でした。草々はその高座を見ていて落ち着きを失います。二人が家に戻ると、磯七に呼び止められました。磯七は草々に高座の仕事を依頼するものの、草々はそれを断ってしまいます。

草々が去った後、磯七は喜代美に語り始めました。草若が天狗座の公演の穴を開けた三年前、草々も高座に上がっていたこと。そして、師匠の穴を埋めるために、草々はまだ稽古中だった『辻占茶屋』に挑んだものの大失敗してしまったことを。

その時の大失敗がトラウマとなって草々は再び高座に上がることを恐れるようになっていたのです。草々の意外な過去の出来事を磯七からをかされた喜代美は、草々に再び高座に上がるよう説得を試みるのでした。

『ちりとてちん』第4週 第21回「小さな鯉のメロディ」感想

喜代美は草々のことを心配する余り、自分を変えたいという小浜以来の長年の悲願をいつの間にかすっかり忘れてしまったようです。

「自分の人生の主役」とは耳に良く響く職業に就くことや、自分以外の何者かになることだと考え、そうなろうともがいていた喜代美が今では草々を高座に上らせることに夢中になり悩みをすっかり忘れている。

自分探しに悩む人を救うには誰かのためになることをさせるというのが王道ですが、草若師匠は喜代美の悩みを鋭く見抜き、王道に乗せれば喜代美は悩みを克服できると考え、喜代美を徒然亭に住まわせることにしたのでしょうか。

そんな喜代美の立ち直りの第一歩を描く中で草々の過去を少しづつ明らかにするその手際の良さが無駄がなく素敵です。

喜代美が問題を抱えていないヒロインであれば、草々救済はきっと鼻持ちならないものになっていたかも知れません。その逆もまた然りで草々が問題を抱えていないキャラなら、喜代美との関係は随分薄っぺらいものになっていたような気がします。

そして誰よりも草若師匠が問題を抱えていない師匠であったら、『ちりとてちん』は随分説教臭い物語になってしまっていたかもです。

<<前回20話 | 次回22話>>

Sponsored Link
Sponsored Link
いつも、当ブログ『朝ドラPLUS』をご覧頂き誠にありがとうございます。当ブログでは、誤記、誤変換、事実誤認をなくすべく努めておりますが、もし文中に誤りや表現の不明な点がございましたら、ご指摘頂けますと幸甚に存じます。今後とも『朝ドラPLUS』をよろしくお願い致します。ありがとうございました。

icon_mareicon_mareicon_mareicon_mareicon_massanicon_hanakoicon_umechicon_umechicon_umechicon_itokoicon_umechicom

関連記事

コメントを残す

サブコンテンツ

ページトップへ