ちりとてちん 31話 徒然亭にいた四人の弟子

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『ちりとてちん』
初回放送:2007年11月15日(月)放送
再々放送:2013年11月11日(月)放送
第6週 第31話 「蛙の子は帰る」

『ちりとてちん』第6週 第31回「蛙の子は帰る」あらすじ

ようやく仲直りすることが出来た家族に見送られ、喜代美は故郷の小浜から再び大阪に戻りました。草々も大阪に戻るや草若にもう一度落語に復帰してもらおうと説得を試みました。しかし草若は草々の説得に取り合おうともしません。

そんな草々を見ていた喜代美は落語会を開くことを思いつきました。早速、喜代美は落語好きの磯七に相談。しかし、磯七は落語会を一人で開くのは無理だと喜代美に告げました。そして、かつて徒然亭一門には4人の弟子がいたことを語りはじめました。

磯七は続けて喜代美に語り続けます。それは3年前のこと、草若は「一門会で穴を開けた」事件を起こしました。そのことがきっかけとなり、草々を除く3人の弟子たちは皆、草若のもとを去ってしまっていたのです。

一方、草々は草若に稽古をつけてほしいと懇願し続けていました。しかし、兄弟弟子たちが離れてしまった今、一人で落語を続けることなどできないと草若はいつになく厳しい口調で草々の願いをはねつけるのでした。

『ちりとてちん』第6週 第31回「蛙の子は帰る」感想

草若には他にも弟子がいた!過去に皆で遊び回ったという思い出話から、草々や小草若の他にも弟子の存在がいたことは、ある程度ほのめかされてはいましたが、弟子の人数や序列、それぞれの名前まで紹介されるのはこれがはじめてです。

ところで、草若が「一門会で穴を開けた」というのが具体的にどのようなことだったのか、今の段階では明らかになっていませんが、草若が落語を絶ってしまった原因のひとつは弟子たちが師匠のもとを離れてしまったところにあるようです。

落語の話しをふっても、いつもならのらりくらりとかわすだけのあの師匠がこれまで見せた事の無い様子で激昂。

しかも、激昂している時に「誰も協力しない」とか「一人では出来ない」とか、深い孤独を思わせるような言葉がぽろりぽろりと草若の口からこぼれ出ました。

弟子が自分のもとを去ってしまったという孤独、弟子の落語の道を自分が閉ざしてしまったという自責の念、そして実の子との深い確執などなど。

師弟関係、親子関係に亀裂を入れてしまった自分を責めているのかも知れません。

『ごちそうさん』の「師匠」こと正蔵も、厳しい現実から眼をそらし家族を放り出した自分を責め続け、世捨て人のような(でもかなり楽しそうな)人生を送っていましたが、なにか共通するものを草若と正蔵の二人の間に感じます。

話し変わって、喜代美から弟子入りを願い出た時、あっさりいいよと受け入れながら喜代美に「破門して下さい」と言わせてしまう。自分からは断らずに弟子入りを一蹴する断り方はお見事でした。これも落語に本歌があるのでしょうか。

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