ちりとてちん 41話 草若が落語をやめた理由

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『ちりとてちん』
初回放送:2007年11月26日(金)放送
再々放送:2013年11月22日(金)放送
第7週 第41話 「意地の上にも三年」

『ちりとてちん』第7週 第41回「意地の上にも三年」あらすじ

草若の弟子たちによる落語会が近づいてきたある日のこと。たったひとり、他の弟子たちに背を向けていた小草若は、小草若の亡き母の親友だった仏壇屋の菊江を訪問。小草若はそこで菊江から、草若が一門会に穴を開けた本当の理由を聞かされました。

草若が一門会の高座をすっぽかしたその日、草若は妻の主治医から妻の余命は三ヶ月と宣告されていたのです。草若はそのショックで高座に上がれなくなってしまったものの、そのことをこれまで小草若に隠し通していたのです。

初めて聞かされる父の真実に小草若は打ちのめされてしまいました。小草若は菊江のもとを去ると、母・志保の眠る墓前に直行。小草若はそこで大粒の涙を流しながらある決意をしました。それは父への積年の憎悪が浄化された瞬間でした。

小草若は徒然亭にやって来るなり言い出します。落語会のチラシを作り直せ。チラシに自分の名前も加えろと。徒然亭一門への復帰を、小草若は決意したのです。他の三人の弟子たちはこの小草若の決意を「底抜けにお帰り」と涙ながらに歓迎するのでした。

『ちりとてちん』第7週 第41回「意地の上にも三年」感想

ついに明かされた三年前の草若師匠による「一門会穴あけ事件」の真実。小草若が幾度か口にしていた、女のところに通っていたというのは、訳あって師匠がつくった話しなのだろうとは思っていました。

喜代美も、亡き妻のことを片時も忘れない師匠の姿を見ているだけに、小草若が責め続けてきた師匠の「過去」と「今の姿」との矛盾を不思議がっていましたが、これで喜代美の矛盾も解けました。

また、ちょっと話しがそれますが、居酒屋・寝床で落語通の磯七といつも一緒にいる菊江さん。強烈な存在感を発揮するわりに何のために存在するのかよくわからないキャラクターでしたが、生前のおかみさんの親友だったとは。

亡き親友の夫だけに、どれほど落ちぶれても草若師匠を見切れなかったのかと納得のキャラクター設定です。そして草若・小草若親子の三年間の確執が解かれるこの日のために、いつも寝床に遊びに来ていたのかと合点がいきました。

「芸人は身内の不幸も笑いに変えなければならない」が芸人としての信条の草若師匠は「親として軽蔑される覚悟で虚勢を張り」通していたと、草若師匠の本心を鋭く洞察する菊江さん。あなたは素敵過ぎます。

さて、妻の死のショックで高座に上がれなくなった草若師匠。そのことがきっかけで弟子たちは落語家としての人生に狂いが生じてしまったわけですが、弟子たち一人一人を分け隔てなくあれだけ可愛がっていた師匠です。

愛する弟子たちの夢を奪い人生を狂わせてしまったという自責の念はどれほどのものだったか。それまでの師弟関係が夢のように楽しかっただけに、過去3年間、さぞかし苦しかったことでしょう。

しかし、散り散りになっていた愛する弟子たちは再び自分のもとに集まり、師弟の間の少しばかり淀んでいた空気も、和田家の大型台風一過の風雨によって洗い清められました。

そして、ついに息子の誤解も解けました。夕方、居酒屋・寝床の落語会のポスターの中に「小草若」の名が加わっているのを見た草若師匠は、息子の心の変化を察したのではないでしょうか、父親として。

四草の言う「天照大神(あまてらすおおみかみ)」のように再び、弟子たちの稽古を盗み聞きして口まで動かしはじめた草若師匠。残るは師匠の心が癒されのみ、天の岩戸開きまで、あと一歩です!

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