ちりとてちん 49話 喜代美内弟子修行始まる

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『ちりとてちん』
初回放送:2007年12月6日(月)放送
再々放送:2013年12月1日(月)放送
第9週 第49話 「ここはどこ?私はだめ?」

『ちりとてちん』第9週 第49回「ここはどこ?私はだめ?」あらすじ

喜代美は晴れて草若への弟子入りが認められ、正典と糸子は改めて小浜から挨拶にやって来ました。その時、喜代美の両親が一番心配していたのは、弟子入りに際して「入学金」と「月謝」はいくらになるのかということでした。

草若は両親に告げました。内弟子修業中は食事も住まいもただでよい。月謝もいらないと。草若の言葉に正典と糸子は心から安心しました。安心したのは喜代美も同じことでした。いいことづくめの好条件に、喜代美は妄想がふくらませながら眠りに就きました。

喜代美の内弟子修行の初日、喜代美は早朝からその日より兄弟子となる草々に叩き起こされました。内弟子となったその日より、兄弟子たちの喜代美に対する態度は昨日までとは打って変わって厳しいものでした。

内弟子修行の一日は早朝から家事に次ぐ家事に追われるばかりでした。落語家を目指すというのに、何故自分は家事ばかりしなければならないのか。その理由がさっぱりわからないまま、喜代美の内弟子修行初日は終わりました。

『ちりとてちん』第9週 第49回「ここはどこ?私はだめ?」感想

娘の弟子入りのお礼と挨拶をしに来た喜代美の両親、とりわけ糸子が繰り広げた、四草の言葉を借りると「落語家相手に漫才」には今回も笑わせてもらいました。

あそこまで遠慮なくお金の心配をしそのことを恬として恥じないキャラクターというのは、これまで見て来たドラマや映画の中で、初めてかも知れません。

さて、そんなお金の心配しまくりの糸子に、師匠は弟子入りは街中によくあるカルチャースクールとは異なること。

落語はみんなのものでこれまで何百年間もの間、人から人へ伝えられてきたもので、その稽古にお金をとるということはしないと説いて聞かせましたが、これは僕も初めて知ることで、とても新鮮な驚きでした。

実は僕も、糸子と同じくお金がかかるものだとばかり思っていました。茶道や華道など、伝統芸能の世界は様々な名目のもとお金がかかります。こうした伝統芸能の集金システムを真似たビジネスモデルすら登場しているほどです。だからそれと同じことかと。

正太郎が秀臣を弟子入りさせた時も、お金もとらず住み込みで食事までさせ、実の息子同然にしていたことを喜代美の両親が帰り際に思い出していましたが、落語の世界は職人の世界に通じるものがあるようです。

こうしたやり方だと、弟子を迎える側も、弟子入りする側も相応の覚悟が必要になるので、覚悟のある人たちだけの世界で面白いものが継承されてゆくのかもしれません。

落語家の命運が、もし上納したお金の額で決まるような師弟システムだったら、今頃、落語は退廃してさぞかしつまらないものになっていたのかも知れません。質の高いものを将来に残そうとした先人の知恵というものでしょうか。

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