ちりとてちん 50話 テレビ局の華やかなA子

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『ちりとてちん』
初回放送:2007年12月7日(火)放送
再々放送:2013年12月2日(火)放送
第9週 第50話 「ここはどこ?私はだめ?」

『ちりとてちん』第9週 第50回「ここはどこ?私はだめ?」あらすじ

喜代美の内弟子修行がはじまって二週間が経ちました。喜代美の毎日は、母・糸子の主婦生活と変わるところがありません。しかし、気が利かない喜代美は、兄弟子たちからクレームをつけられるばかりで辛い日々が続きます。

そんなある日、喜代美は兄弟子・小草若の鞄持ちとしてテレビ局まで連れて行かれました。喜代美はそこで、今一番会いたくない人物と再会してしまいます。A子こと清海が小草若のアシスタントとしてテレビ局で働いていたのです。

喜代美は、華やかなステージに立つA子の姿と今の自分の厳しい日々を比べ不満を募らせました。喜代美は家に帰ると草若に、自分にも稽古をつけてほしいと頭を下げました。その喜代美に草若は応えます。稽古をさせてあげてるではないかと。

そんな喜代美に、草原は内弟子修行としての心得を諭しました。内弟子の時に家事をこなすことで周りの人たちへの気遣いを学ばなければならない。それがわからなければ師匠は稽古をつけてくれないと、草原は喜代美に言い放つのでした。

『ちりとてちん』第9週 第50回「ここはどこ?私はだめ?」感想

草原兄さんが喜代美を諭した時の言葉が味わい深い。

「落語したいのか、落語家になりたいのか。趣味でやりたいなら俺が教えてやる。落語家になりたいのなら、今は家事をしっかりやらなければならない。落語家は人を楽しくするのが仕事、家事はそのための修行。それがわかるまで師匠は稽古をつけてくれない」

「落語したいのか、落語家になりたいのか」と、二者択一を迫る草原兄さんですが、「落語したい」と「落語家になりたい」の二つの道がどう異なるのか考えてみました。

落語したい:他者を楽しませたい
落語家になりたい:自分の欲求を満たしたい

草原兄さんが言うのはこういうことでしょうか。

草原兄さんの喜代美へのアドバイスを聞いて、春日大社の先代の宮司の方が、生前に著書や講演などでよくおっしゃっていた言葉を思い出しました。

「働く=はたらく」という言葉の語源についての話しなのですが「はたらく」は「はた」と「らく」の二つの単語から出来たやまと言葉なのだそうです。

「はた」は「傍」、まわりのこと。
「らく」は「楽」、たのしませること。

「まわりをたのしませる」のが「はたらく=働く」という言葉が本来持つ意味で、それはまた日本人の労働観、職業観に通じるというお話でした。

草原兄さんの言うことと、言葉こそ違えど、意味するところは全く同じ。日本人の職業観は落語の世界にも連綿と受け継がれていました。

さて、喜代美は人生の節目になるとA子が登場。前回は草々に恋に落ちた時に現れ、喜代美がB子に後退しかかった隙に草々の心を持ってゆかれてしまいました。

でも、今度は子供の頃から欲しかった「お兄ちゃん」、しかもとてもしっかりしたお兄ちゃんを4人も持っているので心強いことこの上ありません。

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