ちりとてちん 63話 A子と草々交際はじめる

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『ちりとてちん』
初回放送:2007年12月22日(水)放送
再々放送:2013年12月18日(水)放送
第11週 第63話 「天災は忘れた恋にやって来る」

『ちりとてちん』第11週 第63回「天災は忘れた恋にやって来る」あらすじ

草々とA子が交際することになりました。内弟子修行中の自分には関係のないことと気丈に振る舞う喜代美でしたが落胆を隠すことは出来ません。居酒屋・寝床の常連たちは、そんな喜代美の胸中を察し、喜代美を案じていました。

その頃小浜の実家では、糸子が正典に頭を下げていました。これから我が家は子供達のためにお金が入り用になる。背に腹は代えられない。秀臣の店に塗り箸を卸してもらえないかと糸子は正典に土下座して願い出たのです。

草々がA子と交際をはじめたことが弟子たちの間にも知れ渡り徒然亭は大騒ぎになっていました。しかし、顔では笑いながらも今にも心が折れそうな喜代美の胸の痛みを察した草若は次の落語のネタとして『天災』を教えることにしました。

草若が『天災』を次の落語のネタに選んでくれたのは、今回の騒動を天災として受け止めよとの草若のメッセージであると察した喜代美は、懸命に自分に言い聞かせました。失恋は天災なのだと。しかし、喜代美は稽古に集中出来る心の状態ではありませんでした。

『ちりとてちん』第11週 第63回「天災は忘れた恋にやって来る」感想

師匠もなかなか人が悪いです。草原が喜代美にものすごく気を使っているのとは対照的に、傷心の喜代美をからかって真剣に面白がっていました。

からかわれて動揺する喜代美に、師匠が「まだ修行が足りない」と言ってましたが、こうした心の鍛錬も修行のうちなのでしょうか。

普通の恋愛だけがテーマのドラマだったら、こんな状況に陥った主人公にそっと寄り添うような物語の進行になりますが、ここでは主人公がいじられる対象、笑いの対象。

相手を見て言葉を選べと草々に厳しく指導した師匠のこと、相手を見てのことで、いつか心の鍛錬だったことが誰の眼にもわかるようになる・・・と、頭ではわかっていても、喜代美があまりに可哀想な第63回でした。

話し変わって、落語『天災』がどのような話なのかとても気になったので調べてみました。

短気で喧嘩っ早い八五郎が紅羅坊奈丸(べにらぼう なまる)」という心学の先生の「天災」の教えで「諦める」ことを覚えるところまでは、劇中の稽古の中でも登場しました。

この後が面白い。

八五郎が家に帰ると、近所の熊五郎が新しい女を家に連れ込み、そこへ別れた女房がやってきて大喧嘩に。

早速、八五郎は紅羅坊奈丸先生の教えで熊五郎を諭そうとするも、うろ覚えの八五郎、言うことのすべてが意味不明。

「孝行のしたい時分に親は無し。さればとて、石に布団を着せられず」を
「香々(=お新香)の漬けたい時分に茄子は無し。さればとて、カボチャは生で齧られず」

「ならぬ堪忍するが堪忍」を
「奈良の神主、駿河の神主」

「広い野原を歩いていると雨が降って来て全身濡れねずみ。傘も雨宿りする家も大木もない。さあ、どうする?」のたとえ話にいたっては、

「広い野原を歩いているとにわか雨、そこへ丁稚が水をまく。すると丁稚は屋根から落ちてくる」

「『天災』と思って諦めなさい」とは言われても、チンプンカンプンの熊五郎、「天災じゃない、うちは『先妻』でもめてるんだ」

こういうお話だそうです。

<<前回62話 | 次回64話>>

Sponsored Link
Sponsored Link
いつも、当ブログ『朝ドラPLUS』をご覧頂き誠にありがとうございます。当ブログでは、誤記、誤変換、事実誤認をなくすべく努めておりますが、もし文中に誤りや表現の不明な点がございましたら、ご指摘頂けますと幸甚に存じます。今後とも『朝ドラPLUS』をよろしくお願い致します。ありがとうございました。

icon_mareicon_mareicon_mareicon_mareicon_massanicon_hanakoicon_umechicon_umechicon_umechicon_itokoicon_umechicom

関連記事

コメントを残す

サブコンテンツ

ページトップへ