ちりとてちん 65話 私を破門にしてください

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『ちりとてちん』
初回放送:2007年12月24日(金)放送
再々放送:2013年12月20日(金)放送
第11週 第65話 「天災は忘れた恋にやって来る」

『ちりとてちん』第11週 第65回「天災は忘れた恋にやって来る」あらすじ

草々とA子の交際に動揺し落語の稽古に身が入らなくなってしまった喜代美は、涙ながらに草若に破門してほしいと願い出ました。草若は軽々しく破門などという言葉を口にするなと一喝すると、優しく喜代美を諭しました。

悩むのも苦しむのも修業のうち。自分の気持ちと真正面から向き合っていればその先に見えて来るものがある。優しい気持ちにもなれる。それができたらA子と真正面から向き合ってA子と話し合ってみろ。草若は喜代美に諭しました。

寝床寄席の当日を迎えました。喜代美は寄席を欠席し、A子のマンションを訪ねてついに自分の本当の気持ちを話すことが出来ました。一方、寄席の直前に、草々と小草若が喜代美をめぐってで大喧嘩をはじめます。

怒った草原は二人が寄席に出ることを禁止、師匠、草原、四草の三人だけで落語会を開くことになりました。頼りない弟や妹の分まで取り返そうと頑張る草原の高座は客席を大いに沸かせ、兄弟弟子や師匠までもがその出来栄えに目を見張るのでした。

『ちりとてちん』第11週 第65回「天災は忘れた恋にやって来る」感想

今回も学ぶことが多いお話しでした。喜代美には気の毒ですが、喜代美が窮地に陥ると周りの人たちが豊かな人生の智慧を披露してくれるのが本作品のまらない魅力です。

さて、師匠は初めて喜代美に大きな声を出して一喝します。「軽々しく破門などと言うな。それこそが最低最悪だ。今すぐ放り出されてもおかしくない」

その上で優しく諭した師匠の言葉が今回も深いです。

「どうしようもない気持ちを抱きながら、嫌な自分、醜い自分をまっすぐ見つめろ。それは、苦しくしんどいことだが、その先に見えて来る何かがあるはず。そうやって人の気持ちがだんだんわかるようになる、優しい気持ちが持てるようになる。それが喜代美の落語をもっと楽しいものにしてくれる」

更に落語『天災』にひっかけた例え話で、「A子は天災というが、夕立みたいな天災と違うところは(A子という天災は)話しのできる相手だということ。自分とよく向き合ったら、次は相手と向き合え」

喜代美の駄々っ子ぶりに半ば呆れたかも知れない師匠ですが、そんな駄々っ子ぶりも時には役に立つというオチがまたよく出来ています。

高座直前に殴り合いの喧嘩をはじめた草々と小草若の二人が高座に上がるのを禁じた草原。その前には若狭にも高座に上がるなと言いました。

高座がはじまると四草は無断で『算段の平兵衛』を始めるもののこれが大失敗。頼りない弟や妹のためにがんばる草原が、火事場の馬鹿力ではないですが潜在能力を発揮。

俄然、高座が面白くなった草原を見て師匠が言う「未熟な者のおかげで成長出来る者もいる。なんぼでも迷惑かけていい、一番の末っ子なのだから」の一言。

弟子たち皆に注がれる愛の深さが心に沁みました。お客を沸かせて高座から降りてくる草原にかけた一言もこれ以上の褒め言葉はないというほど絶妙。忘れられません。

「草原、今日の風呂はよくぬくもってんな。気い抜いたら火傷しそうや。わしも気合い入れてやらな」

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