ちりとてちん 126話 秀臣が自社工場閉鎖決断

連続テレビ小説(朝ドラ)『ちりとてちん』
初回放送:2008年2月29日(金)放送
再々放送:2014年3月7日(金)放送
第22週 第126話 「聞かぬは一生の箸」

『ちりとてちん』第22週 第126回
「聞かぬは一生の箸」あらすじ

塗箸製作所閉鎖の話しを秀臣から聞いた小次郎は、家族にそのことを伝えました。その直前にはA子の見合いが中止になっていたこともわかり、製作所がそこまで追い詰められていたことをに一同は驚きを禁じ得ません。

その日の夜遅く、A子が血相を変えて和田家にやって来ました。秀臣の行方がわからなくなったと言うのです。話しを聞いた小梅は、突然「こっちや、こっちへ来なれ」と言うと一同を工房に連れて行きました。

工房では、秀臣が一人寂しく座っていました。工場閉鎖を決めた秀臣に「取材」を試みる奈津子を、一同はは止めようとしますが、小梅が私も聞きたいと言い出しました。

秀臣は語り始めました。自分にとって若狭塗箸は家族の象徴だったこと。そして塗箸職人を志したものの、努力や情熱だけではたどり着けない境地があることを覚ったこと。正典や正平の箸はその境地に達していることを。


『ちりとてちん』第22週 第126回
「聞かぬは一生の箸」感想

行方がわからなくなった秀臣は、和田家に行ったに違いないと直感した奥さんの静さん。きっと日頃から、和田家が自分の心の故郷、心の支えであることを奥さんに語って聞かせていたのではないでしょうか。

だから、窮地に立たされた秀臣は、「故郷」に帰ったに違いないと。

その「故郷」は、正太郎との思い出の詰まった工房に違いないと小梅さんも察知。「こっちや、こっちへ来なれ」ときっぱり断言。秀臣は本当に工房にいました。

さて、工房では奈津子がいきなり記者口調になって秀臣に「取材」を申し込み。草若師匠の葬儀で、その場の空気もわきまえずに宝くじで大騒ぎしていた小次郎叔父さんですら、そんな奈津子を止めに入るところ笑わせてもらいました。

しかし小梅さんがすかさず「うちも聞きたいですな、聞きそびれたままだった、あんたにとって伝統の若狭塗箸とは何だったのか」と、奈緒子の「取材」に正当性を与えてしまいました。さすが小梅さん。

初めて明かされる秀臣さんの若狭塗箸への思い。「こんなもので食べてゆけない」と言い捨て正太郎のもとを去った本当の理由。こんな理由があったとは・・・

父の祖国の文化にあわせて暮らしていたので箸が使えなかったことを明かす秀臣。なるほど、秀臣さんにはこんなバックグラウンドがあったので、わざわざハーフの役者さんを起用したんですね、秀臣役に。

さて、父は祖国に帰り、母が新たに持った家族に馴染めないのが悩みだった子供の頃の秀臣さん。馴染めない理由は箸を使えないからと考え、箸を特訓。そして一番手に馴染む若狭塗箸との出会い。

家族で箸を使って鍋をつついた時のこれでやっと受け入れてもらえた、だから箸は家族の象徴。そしてその箸が取り持つ縁で和田家に家族のように迎えてもらった。家族の象徴の意味合いはますます強くなったのでしょう。

塗箸職人を目指すものの、努力や情熱だけではたどり着けない境地を実感。これが塗箸職人の道を諦めることになったということですが、その「境地」にたどり着いたものしか塗箸としか認めないというストイックなまでの塗箸への敬意、愛情に心洗われる想いでした。

<<前回125話 | 次回127話>>

Sponsored Link
Sponsored Link
いつも、当ブログ『朝ドラPLUS』をご覧頂き誠にありがとうございます。当ブログでは、誤記、誤変換、事実誤認をなくすべく努めておりますが、もし文中に誤りや表現の不明な点がございましたら、ご指摘頂けますと幸甚に存じます。今後とも『朝ドラPLUS』をよろしくお願い致します。ありがとうございました。

icon_mareicon_mareicon_mareicon_mareicon_massanicon_hanakoicon_umechicon_umechicon_umechicon_itokoicon_umechicom

関連記事

コメントを残す

サブコンテンツ

ページトップへ