ちりとてちん 127話 秀臣と小梅がついに和解

連続テレビ小説(朝ドラ)『ちりとてちん』
初回放送:2008年3月1日(土)放送
再々放送:2014年3月8日(土)放送
第22週 第127話 「聞かぬは一生の箸」

『ちりとてちん』第22週 第127回
「聞かぬは一生の箸」あらすじ

秀臣は若狭塗箸への愛情や修業時代のことを洗いざらい話し切り、製作所を大きくしてきたことも、正典に合併を持ちかけていたのも、すべて伝統を守りたい一心でやったことだっと明かしました。

しかし、それでもなお、小梅は秀臣を許そうとはしません。家族らが許すよう進めても「いやや」と小梅が頑なに拒む理由を、喜代美だけが察しました。それは草若師匠が早々を破門した時と同じ理由によるものでした。

秀臣が正典に劣等感を抱いていたことを正太郎は気づいていた。息子として率直のそのこと言わなかった。大事な息子が心を開いてくれなかったことを、小梅は許せなかったのです。・・・そして「母と息子」は和解しました。

喜代美は大阪に帰りました。思い出のスーツを台無しにされふさぎ込む早々に、草原は新しいスーツをプレゼントし、思い出にしがみつくな、着るものも振る舞いも身の丈に合ったものにしろと、檄を飛ばすのでした。


『ちりとてちん』第22週 第127回
「聞かぬは一生の箸」感想

前回から引き続き秀臣さんの若狭塗箸への愛情に溢れた言葉が心に沁みます。若狭塗箸製作所を起業し経営者の立場となってはじめて見えて来るものがあると語る秀臣さん曰く、

「伝統は、技術を受け継ぐ者だけがいても伝わってはゆかない、それを確実に次代に手渡してゆく役割を担う者がいなければならない。そして、やっとわかった。それこそが製作所の、私の仕事だと」

製作所をの商いを大きくすることで、塗箸の町・小浜を全国にアピール出来る。それは伝統若狭塗箸を守ることに他ならない。そうして先代のお役に立てる。正典の塗箸店の合併話しもその延長線上にあったと語る秀臣さん。

そこまで話したところで、家族が秀臣を見直している中、何故か小梅さんだけが「あかん」と頑なな態度を崩さず、家族から許すことをすすめられても「いやや、秀臣が正太郎ちゃんを傷つけたことは変わりない」

「正太郎ちゃんを傷つけた」とは何だったのか。正太郎おじいちゃんが秀臣のことを我が子同然というよりも我が子と思っていたのに、秀臣は自分はよそ者だと思っていた、裏返せば正太郎を父でなくよそ者と思っていた。

そのことに傷ついたということが、喜代美の一言で明らかになり小梅さんの秀臣への思い。秀臣の小浜の両親への思いにかかっていた霧が一気に晴れ渡ったようですね。

糸子さんも絶妙のタイミングで「お母さんも秀臣さんのこと大事な大事な息子と思っていたんですね」と間の手を入れてくれました。

積年の誤解も解けて仲直りできた母と息子。また、塗箸製作所の閉鎖を少し待ってくれないかと正典お父ちゃん、何か考えがあるんでしょうか。

いいことばかりの22週の結末でしたが、最後に残念なことがひとつ。正平君が「やっぱり僕、塗箸は継げん」塗箸の承継問題、この先どう落ち着くのでしょうか。

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