ちりとてちん 130話 正平が留学を草々に相談

連続テレビ小説(朝ドラ)『ちりとてちん』
初回放送:2008年3月5日(水)放送
再々放送:2014年3月12日(水)放送
第23週 第130話 「終わりよければ滑ってよし」

『ちりとてちん』第23週 第130回
「終わりよければ滑ってよし」あらすじ

小浜の実家では糸子と小梅が、大阪の喜代美のもとに行った正平のことを話していました。正平が留学したいの知っていたものの、正平の親への気遣いに甘えてしまった自責の念を糸子は打ち明けました。

落ち込む糸子に、子育てとはそのようなものと諭しました。そして、正典と結婚してこのかたずっと家族のために働いて来た糸子を見て育った正平は、少しくらい甘えても恨みはしないと糸子を安心させるのでした。

一方で大阪の喜代美のもとに到着した正平は、すっかりおかみさんらしくなった姉の姿に眼を見張りました。そして、やりたいことを見つけて人生のど真ん中を歩く喜代美の生き方こそ親孝行だと正平は言いました。

正平が道に迷っている話しを聞かされた早々は留学のことを相談されたことを初めて喜代美に明かしました。そんな悩みを持っていたことを全く知らなかった喜代美は姉として失格だと落ち込んでしまうのでした。


『ちりとてちん』第23週 第130回
「終わりよければ滑ってよし」感想

正平が留学したかったことをわかっていたのに、親のくせして子供に甘えてしまった「えらいことしてしもうた」と自責の念に懊悩する糸子さん。いつも明るい人だけに、考え込む姿はよけいに切なく映ります。

前回129話で、苦しむ正平を優しく受け止めた小梅さん、今度は正平君の母・糸子さんの心の重荷を優しく受け止め軽くしてあげました。小梅さんは一体、どういう道をたどってこんな優しさを身につけたんでしょうか。

「糸子さん、子育てはそんなもん。誰でも子供が生まれて始めて親になる、やり直したいと思っても出来ない」

親としての失敗は後悔してもやり直せない、そもそも親として「初心者」である以上、失敗はあって当たり前のこととして受け入れるしかない。小梅さんも小次郎を育てる過程では失敗がたくさんあったんでしょう、きっと。

そして小梅さんの話しは正平の歩んでゆく道にまで及んできます。「正平は今は苦しいかもわからん、しかし、この先、塗箸職人になるにしても、恐竜博士になるにしても、すんなりなれるよりか、ずっといい」

物事がすんなり進むより回り身をしたほうが、塗込められる素材がその分増えるので、研ぎ出された模様は「すんなり」の時よりもずっと味わい深い模様になるのでしょう。小梅さんの綺麗な模様もそうして出来たのかも知れません。

小梅さんは続けて「糸子さん、あなたは正典と結婚してからずっと家族のために働いて来た、正平はそういうあんたを見て生きて来たから大丈夫。ちょっとくらい甘えても正平は恨んだりしない」

恨むどころか、正平君は自分は親孝行できていないと自分を責めてます。喜代美に言った言葉「お姉ちゃんはちゃんとやりたいことを見つけて、人生のど真ん中を歩いている。そういうのが本当の親孝行だと思う」

この言葉は、裏を返せば、自分はやりたいことも見つからず、人生の脇道を歩いていて、親に申し訳が立たない。そんな気持ちでしょうか。正平君はやりたいことが見つからないことより親孝行できないことが苦しいのかも知れませんね。

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