ごちそうさん 129話 和枝のもとへ

連続テレビ小説(朝ドラ)『ごちそうさん』
2014年3月5日(水)放送
第22週 第129話 「い草の味」

『ごちそうさん』第22週 第129回「い草の味」
 あらすじ、ネタバレ

ふ久と赤ん坊は諸岡家の親戚の家へ、そして静は桜子の実家の別荘へ、三人は別々に疎開しました。泰介は自分が話しをつけるからと、め以子とともに和枝の農家に厄介になることを決め、二人して和枝のもとに足を運びました。

家は空襲で焼失してしまったものの、西門家の権利を譲るという一筆を和枝に宛てて書くめ以子と泰介。和枝の家では、め以子は料理を手伝わされるものの食べさせてはもらえず、泰介ともども畑仕事に追い出されてしまうのでした。

め以子にいけずをする和枝が「奥様らしくない」と不審がる通いの女中・ハナ。和枝は死ぬまでいけずしあうと約束したから、約束を果たしているだけと説明。ハナやハナの父は、和枝は厳しいが自分たちには仏のような人だと思っていたのです。

しかし、村の人は泰介に和枝の親族だと明かさないほうがいいと助言。嫁いで来た頃は三国一の嫁と評判だった和枝でしたが、義父と夫を亡くした後は小作農から厳しく取り立てるなどし、鬼嫁と忌み嫌われているのでした。

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『ごちそうさん』第22週 第129回 「い草の味」
 感想

め以子が和枝姉さんの農家に疎開することになり、久しぶりの「和枝姉さんらしい」いけずを見れると楽しみにしていたら、女中のハナちゃん、和枝姉さんのいけずを「奥様らしくない」と、まさかの発言。

しかし、ハナちゃんやハナちゃんとお父さんの言葉から、和枝姉さんはやっぱり心優しい女性なんだなと、これまで見えなかった別の顔が見え隠れしはじめました。「奥様こそ仏様みたい」とハナのお父さん。「厳しいけどな」を付け加えることを忘れてはいませんでしたが。

和枝姉さんの村での評判、「三国一の嫁」から一転「鬼嫁」。先々代は仏様みたいな人ということですが、人が良過ぎて小作農の人々を甘やかすタイプの人だったのかも知れません。一方で和枝姉さん、あの性格だから心の中で小作農の自立を願っていたのでは。

でも、甘やかされた小作農にしてみれば、それまで楽してこれたその「既得権益」が失われ「鬼嫁」に映るのかも知れません。女中のハナちゃんとそのお父さんはきっと働き者なんでしょう。そもそも和枝姉さんが女中として可愛がっているくらいなのだから。

まじめにコツコツ働くことを厭わないハナちゃん親子のような人にしてみれば、和枝姉さんは頼りがいのある人なんでしょうね。それでも「厳しいけどな」と付け加えることを忘れないなんて、どれだけ厳しいのか。

さて、め以子ひとりだと和枝姉さんにやられっぱなしですが、泰介という強い味方がいると安心して見ていられますね。なにしろ泰介は西門家でただ一人、和枝姉さんに怖れを抱いていない上に和枝姉さんのお気に入り「和枝キラー」

焼け焦げた西門家の権利書を差し出しながら、みごとなまでに和枝姉さんを自分のペースに乗せてしまった泰介の手腕は実に鮮やか。でも、泰介のペースに乗せられながら和枝姉さん、まんざらではなさそうな様子。

もしかして、泰介に自分の亡き息子の面影を見ているのかも知れません。和枝姉さんの愛猫の名前は「タイチ」。和枝姉さんのお気に入りは、「タイ」つながり。このつながりに何か深い意味があるんでしょうか?

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4 Responses to “ごちそうさん 129話 和枝のもとへ”

  1. たまき より:

    こんばんは。今日は、雨がやんでから とっても寒くなりましたね。体調は崩されてませんか?


    今日のお話、、、、和枝姉さんのいけずな言い方の上手い事^^
    ハナちゃんに奥様は、どうしてあの2人にいけずをするのか?って聞かれて 約束だから仕方ないんや‥やる事よ〜さんあるのに‥ほんまになぁ…って感じで言ってる姿が、なんだか楽しそうに見えたのは、あたしだけかなぁ…

    和枝姉さん、一見 歪んだ性格に思えるけど… 歪むには、子どもの頃から生きてきた中に歪むほどの事があったのかなぁって思います。苦労してきたんでしょうね‥きっと。
    これから先、め以子と心を通わせ 和枝姉さんも幸せな気持ちになればイイな…って思います。
    和枝姉さん、あたしには 可愛く見えます^^


    話、全然ズレるんですけど…
    あたし、先月で仕事を辞めたんです。 め以子が、みんなの ごちそうさんが聞きたい‥って言ってたように、あたしも 誰かの役に立ちたい‥って思って 介護の仕事をしてたんです。
    誰かのお手伝いが もし、あたしにも出来るなら‥って。

    今もその気持ちは変わらないけど…仕事するって色んな事がありますよね。理不尽な事や納得出来ない事とか たくさん。

    色々悩みましたけど、今は少しだけ ゆっくりしようかと思ってます。 いつも明るく前向きに みんなのために 美味しい物を作ってるめ以子を観て、また元気パワーを溜めようって思ってます。


    いつもブログ、ありがとうございます。
    ゆっくりお休み下さいね。

    • hublog より:

      コメントありがとうございます。
      介護のお仕事、おつかれさまでした。長くお務めだったのでしょうか。
      誰かの役に立ちたいという気持ちは、時折、休んでメンテナンスをしてあげたほうがいいと良く聞きます。
      休息が心の栄養になってくれるのではないでしょうか。
      次のステップまでゆっくり休んでくださいね。

  2. MM より:

    和枝というキャラクターは面白いですね。ドラマを見て面白いかどうかというのは、登場人物にリアリティがあるかどうかなのですが、和枝さんは「いるといえば、いる」キャラクターに思えます。

    この人は「支配する側と支配される側を明確にする」ということ無しには、人間関係が築けない性格の人なんだろうと思います。だから、場合によっては「鬼子母神」のようになってしまう。自分の言うとおりにする人には、とことん親切にする。そうでないものには、容赦ない。それが「仏様」「鬼嫁」という極端な評価になる。お静さんと折り合いが悪かったのも、それが理由。お静さんは芸者あがり。つまり、今で言う芸能人みたいやもんです。当然、引っ込み思案の性格ではつとまりません。でも、お静さんが我を通すのは、自分が生きたいように生きるためで、よそ様を自分の思い通りにしようなどとは、露ほども思っていない。しかし、和枝さんは自分の生き方を人に強制する。私の知り合いにも、似たような人がいまして(笑)、まあ、いろいろたいへんですw

    しかし、どうなんだろか? こういう人に育てられた人は、いうたら和枝さんの言いなりになって成功したわけでっしゃろ? そしたら、和枝さんが亡くなったときに、どうやって自分で努力して生きていくことができるのやろか? たとえば、希子ちゃんが和枝の言うとおりに縁談を承諾していた場合、それなりに幸せな道に乗ったかもしれないが、今現在のドラマの状況の空襲の被害まっただなかで、自分の意志で判断して道を切り開くようになれたかどうかです。

    メイコは100パーセント和枝のスタイルを受け入れたわけではないけど、完全に敵対関係にならなかった、稀有なる女性だった。それゆえ和枝としては「いけず」をしなければ、自身の人格において始めての人間関係を維持できなかったともいえるのではないでしょうか。

    • hublog より:

      コメントありがとうございます。
      さすがの深読みですね!和枝姉さんの「自分の生き方を人に強制する」性格を軸にすると西門家の家族との関係がきれいに分類整理がつくので、思わず膝を打ちました。

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