ごちそうさん 142話 米兵の弁当

連続テレビ小説(朝ドラ)『ごちそうさん』
2014年3月20日(木)放送
第24週 第142話 「チョッコレイトな開戦」

『ごちそうさん』第24週 第142回「チョッコレイトな開戦」
 あらすじ、ネタバレ

倉田の援助で、西門家にはバラックも建ち、蔵座敷の準備も着々と進んでいました。食器、座布団、そして畳までもが倉田の計らいで手に入り、め以子も倉田の喜びそうな食材を闇市で調達します。

しかし、め以子のアメリカへの反発心は一向に和らぐ様子はなく、チョコレートをばらまく現場を見ては激怒。また、ふ久がアメリカ製の粉ミルクを大吉に与えていることや、アメリカに学ぼうとする泰介が面白くありません。

そんなある日、ラジオ局で勤務中の希子がモリス大尉に呼びだれました。ライスボールを食べたいから調達しろとモリス。嫌がるめ以子に頭をさげ、希子はおむすびの弁当をモリスにもつくってほしいと頼み込みます。

渋々承諾しため以子はアメリカ人には十倍の値段でおむすびを売ることにしました。しかし、アメリカ人向けのおむすびは瞬く間に売れ、おむすびを頬張るアメリカ人の「美味しい顔」を初めて見るめ以子でした。

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『ごちそうさん』第24週 第142回 「チョッコレイトな開戦」
 感想

西門家の表札が新しくなっているのがなっているのが清々しい!バラックも想像以上にしっかりした造り、そして焼け跡の中で寂しそうに残っていた蔵も見違えるように。階段には開明軒同様にタイルが貼られていましたね。

すべてが焼尽され筆舌に尽くし難い惨状から短期間でここまで成し遂げるなんて、当時の人たちの勤勉さには舌を巻く思いです。この延長線上に「奇跡の復興」があったんだなと、自分たちの仕事を明るい顔で見上げる藤井さんと大村さんを見ていて思いました。

ところで蔵座敷入り口に設置された悠太郎へのオマージュの階段。手すりに装飾が施されていて、安全第一の悠太郎製階段にはなかった竹元教授らしい美へのこだわりに「粋なことしはるわ」と、笑ってしまいました。

前回、竹元教授が蔵座敷に階段を付けたのは悠太郎の仕事への讃辞の教授なりの表現だと記しましたが、一方で「安全第一」なだけで「こだわり」がないことだけは認めたくないんですね。さすがです、竹元教授。

一方でアメリカ嫌いは相変わらずのめ以子。このアメリカ嫌いを克服することで『ごちそうさん』は一歩だけ結末に近づいてしまうので、もうしばらくめ以子にはアメリカ嫌いでいてほしいなと、そんな思いを抱きつつおむすびを頬張るアメリカ人を可愛いと思ったことでした。

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5 Responses to “ごちそうさん 142話 米兵の弁当”

  1. MM より:

    この頃の希子ちゃんって、もしかして黒柳徹子さんが入ってるかもしれませんね。もちろん時代が違うんですけど、黒柳さんは確かNHKテレビの専属女優第一号だったような。はじめて尽くしのなかで、すったもんだやってる様が、黒柳さんがインタビューで語っていた感じを思い出しました。

    それから竹元教授。前回で、「爆発だ!」と叫んだのは、岡本太郎のオマージュでしょう(笑)。その後、同性の恋人を連れてくる展開になるようですが、そのあたりは、三島由紀夫とか三輪明宏を意識してるんだと思います。つまり、時代の先端を行くアーティストたちのアブノーマルな部分を表現してるんですね。

    一方、馬介さんなんかはサブカルチャーの人。植草甚一さんのようなイメージに近いのかなあ。植草甚一を知らない人はググってみて。ワンダーランド、今で言う「宝島」という雑誌の創刊者でつ。

    • hublog より:

      コメントありがとうございます。
      馬介さんが植草甚一さんというのは鋭いですね。馬介さんも植草さんも、チャーミングなキャラクターで良く似ていると思います。「うま介」がジャズ喫茶になったら楽しそ、それだけで一つ物語がつくれるかもです。

      • MM より:

        そっか、自分で書いてて気づかなかったけど、「うますけ」→「うえくさ」で発音も似てるんですよね。大正時代に青春をおくった人って独特の自由な気風とオサレ観があるみたいですね。銀座の時計台とか資生堂パーラーとかモボとかモガとか、大正デモクラシーとか。

  2. 山田 より:

    すごく面白いです。
    当時の食事事情が良くわかり、施設の老人達も当時の食事事情になると懐かしく感じる人もいます。
    週刊誌に「西門家の夫婦が本当に付き合ってる」みたいな見出しを見るけど、2人が付き合う付き合わないは
    私には関係ないけど…
    とにかく面白いです

    • hublog より:

      コメントありがとうございました。
      当時の食事事情がどれほど真に迫っているのか気になっていたのですが、懐かしく感じられるほどに劇中と再現されているのでしょうか。貴重なコメントありがとうございました。

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