連続テレビ小説(朝ドラ)『マッサン』
2015年3月24日(火)放送
第25週 第146話 「人生は冒険旅行」
『マッサン』第25週 第146話 「人生は冒険旅行」あらすじ
昭和36年1月。三級ウイスキー『余市の唄』に続き高級ウイスキー『スーパードウカ』も人気商品となりました。その頃、悟はドウカウイスキーの後継者として政春とエリーの養子として迎えられていました。政春と悟は新作ウイスキーの開発に余念がありません。
悟はすでに和歌子という名の女性と結婚し二人の子供に恵まれていました。息子夫婦と孫に囲まれ幸福な日々を過ごすエリー。そんなある日、通訳になるため12年前に渡米したエマの帰国を告げる手紙が政春とエリーのもとに届きました。
その頃、エマはアメリカでの通訳業を経てロンドンの出版社に勤務。ほどなくしてエマはロンドンで知り合った恋人のマイクを連れて帰国し政春とエリーを驚かせます。しかし、マイクとは当面は結婚しないというエマに、結婚もせぬまま同居するなと政春は諭します。
そんな政春にエリーは反論。結婚するしないをめぐって口論になる政春とエマ。二人の口論を止めに入ったエリーはその直後に倒れてしまいました。いつものめまいだと説明するエリーですが、実はエリーに残された命はあとわずかだったのです。
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『マッサン』第25週 第146話 「人生は冒険旅行」
事前発表あらすじのレビューと解説
昭和36年。前回は三級ウイスキーながらも初ヒットを出したマッサンが、ついに今回は理想のウイスキーを完成。その名は『スーパードウカ』。品質はマッサンの満足のゆくレベルなのに加えて、商品としてもヒットします。
また、悟くんはマッサンとエリーちゃんの養子として迎えられています。悟くんが余市にやって来てから十年以上の時間が経過し、悟くんはこの時すでに二児の父。そしてマッサンの跡継ぎとして実力も十分につけています。
エリーちゃんは二人の孫に囲まれて幸福な日々。悟くんの嫁を誰が演じるのかこの記事を記した時点では不明ですが、悟くんの嫁のキャスティングは注目を集めそうですね。実在のモデルの「嫁」の方は結婚当初料理が出来ず、リタさんに日本料理を教えてもらったとか。そんなエピソードも劇中で紹介されるかも知れません。
そして、今回ついに大人になったエマちゃんの登場です。大人エマは木南晴夏さんが演じます。通訳になるためにアメリカに渡ったのがこの時の12年前。その後、英国の出版社に入社したのだそうです。ただ、エマちゃんの帰国は3年ぶりという設定なので、上記あらすじに記した意外の場面で、もう一回エマちゃんの出番があるのかも知れません。
『マッサン』第25週 第146話 「人生は冒険旅行」
朝ドラ観賞後の感想
身体の弱り切ったエリーちゃんが痛々しい。
マッサンは頭髪、眉毛、まつ毛、髭に白髪を増やして初老メイク。一方のエリーちゃんは目立つような特段の初老メイクなしにも関わらず、すっかり年老いて衰弱した身体を表現。足取りも重たく、その初老演技はリアル過ぎて痛々しいほど。
あのいつも明るく元気だったエリーちゃんがすっかり弱り切って、これまでの冒険旅行の人生を語り始めました。今回は冒険旅行をスタートしたばかりの頃を語ったことが理由なのかオープニング主題歌は久しぶりの一番の歌詞でした。
家族と祖国を離れ冒険の道を選ぶというエリーちゃんの悲愴な覚悟を歌い上げた『麦の唄』一番の歌詞。物語の結末近くで改めて聞くと、前半で感じた悲壮感は消え失せ、冒険旅行を成し遂げたエリーちゃんを讃える優しさに満ちた曲に聞こえるから不思議です。
さて、残り4回。マッサンとエリーちゃんは二人で走り抜けた冒険の人生をどのように総括するのでしょうか。
追記:政志お父ちゃんと森の熊さんもすでに鬼籍に入り遺影の中の人に。長い間おつかれさまでした。
コメント
最終回はエンディングで麦の唄のフルコーラスが流れるかもですね。
老マッサンはすいぶん変わりましたね!
白髪を少し増えました!
老エリーは60代になったら、おばあさんっぱいように見えましたね!史実のリタに似ているかもしれません・・・・・。
昨日まで50代ぐらいまでだった。
エリーの臨終の死までいよいよカウントダウンを迎えます・・・・。
寂しい・・・・。
エリーが死たくないよ・・・・(>__<)
最終回まで絶対に離れるな・・・!
スピンオフを楽しみ待っています。
老エリーはお婆さんっぽいように見えましたね!
老マッサンはお爺さんっぽいも見えましたよ!
若いマッサンやエリーは老マッサンやエリーより年を離れました。最近、すいぶん流れた時期の原因になりました。
仕方がない。
コメントありがとうございました。
マッサンがすっかりおじいちゃんになりましたね。
孫を可愛がるところを見たかった・・・
コメントありがとうございました。
エリーちゃん、本当に晩年のリタさんにそっくりになって来ましたね。
リタさんが乗り移ったかのようです。
今朝は起きてもまだ眠たくてウトウトしながら午前8時を迎えました。
更に今朝はアバンタイトルも2分超えの長さだったこともあってか「故郷の空」あたりから「旦那様奥様熊虎様」
の遺影までの間、意識がなかったので
レビューのコメント見て
一番の歌詞のオープニングだったことを知りました(^。^;)。
録画しておいたのを見たら確かに
一番でした。
このまま最終回まで
一番で通すのかな?。
コメントありがとうございます。
残り4回のうち3回は「一番」。
そして残り1回、すなわち最終回が「一番」と「二番」。
こんな主題歌展開を期待しています。
ここで一気に話を飛ばすのなら無職時代をカットしても、
との意見もネット上では散見されますが
マッサンがエリーを看取った際に何を思い起こし
何を後悔する事になるかと言ったらそれは
誠実な夫であればあるほど
自分の至らなさでいらぬ苦労を掛け通しだったと
いう部分なんでしょうね。
却って自己中な旦那だと自分の人生を美化するのでしょうが。
だからこそ成功した部分を敢えて語る必要はない。
エマがマッサンに
「夫として責任を果たせ」と言ったのは暗に
彼女自身がマイクに対して思っている事かな?との
印象も抱きました。
自分は波乱万丈の両親の人生を見ているから
今後マイクと何があってどんな苦労をしても怖くない
一切は覚悟の上だ、と。
彼女が両親をマイクに引き合わせたのは
そこにこそ真意があるのかな、と。
コメントありがとうございます。
『マッサン』は国産初のウイスキーをつくった男の物語という触れ込みでしたが、前週を観て思ったのは『マッサン』とは、ある男が世界一のウイスキーをつくれる人物になるまでの物語。「ある男が世界一のウイスキーをつくれる人物になるまでの物語」という認識で観ていれば、結末近くの大胆な史実の省略も納得出来るかと。
エマちゃん、すでに30代後半なのでいつまでも結婚出来ないことの焦りは確実にあるかと。両親の話をマイクくんに聞かせることで「決断」して欲しい。そんな気持ちなのでしょうか。
オープニングの「麦の唄」がまた一番に戻りましたね。
これまでの(特にドラマ前半)の物語が思い出されました。
そして今日の回で驚かされたのが、シャーロットさんの老け演技です!
実年齢が29歳か30歳とは思えないくらい、弱々しく、落ち着いたお婆ちゃんらしいエリーになっていて、最後の最後まで魅せてくれるなーと感嘆しました。
コメントありがとうございます。
シャーロットさんの今回の演技も素晴らしかったですね。
大仰な老けメイクもせず、あそこまで初老の女性を表現してしまうとは。
本当にすごい女優さんを発掘したものです。
エマも40歳に近い年齢になっているはずだと思いますが、
どんなエマが登場するか、ちょっと楽しみのような、ちょっと怖いような。
コメントありがとうございます。
年齢は30代後半だそうです。
アメリカとイギリスでの生活を経ているのでずいぶん変わっているかも知れませんね。
マッサン&エリーにとって初孫も登場しますね。
マッサン&エリーは60歳過ぎて老年期になります。
以前の朝ドラ「カーネーション」より比較同じだったかも。
早く見たいですね!
コメントありがとうございます。
最終場面の撮影現場が放送された際、マッサンはずいぶん白髪が増えていました。エリーちゃんはそれほど変わりなかったかな。
第1話で「スーパーエリー」が登場したとき、その瓶の形からそのモデルが「スーパーニッカ」だと推測されました。
しかしここにきて「スーパードウカ」の登場、しかも登場時期やマッサン理想のウイスキーということでは「スーパーニッカ」に重なるものがあります。
(ただし、詳細な経緯まで含むと「スーパーエリー」の方がより近いのですが‥)
これはドラマの展開もさることながら、この「スーパードウカ」の演出、とくにどんな形の瓶で登場するのかが楽しみです。
コメントありがとうございます。
「スーパーエリー」と「スーパードウカ」。一体どちらが「スーパーニッカ」をモデルにしたものなのか。2つの新作ウイスキーの関連は劇中でどう説明されるのか。楽しみがまた一つ増えましたね。