NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『あまちゃん』
本放送:2013年5月14日(火曜)
再放送:2015年5月19日(火)
再々放送:2023年5月16日(火)
第7週 第38話 「おらのママに歴史あり」
『あまちゃん』第7週 第38回
「おらのママに歴史あり」あらすじ
アキは、春子が若い頃にオーディションを受けた事実を知ってしまいました。その時の春子の応募写真を見つけ出そうとアキが隠し部屋の中を引っ掻き回していると、アキが探している写真を手にした春子が姿をあらわしました。
これまで隠していたわけじゃない、ただ言う必要がなかっただけとアキに釈明する春子。しかし春子は自分の過去の封印を解くと、アキに対して堰を切ったように独自のアイドル論を展開しはじめ、その日はスナックの仕事も休んでしまいます。
その頃、春子が町を出た経緯を聞きたいという正宗の願いを聞き入れ、大吉たちがスナック梨明日に集まっていました。そして大吉は、自分が北鉄に就職した頃に春子がオーデョション番組に送ったデモテープを受け取っていたことを正宗に明かしました。
隠し部屋で、春子とアキは話し続けています。話しはオーディションに応募し続けていた頃のことに及び、箱の中からその頃ダビングしたデモテープを発見。春子はそのテープをラジカセにセットするとスイッチをONにしました。
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『あまちゃん』第7週 第38回
「おらのママに歴史あり」感想
春子さんのアイドル論、たいへん勉強になりました。アイドルに関心を失ったのがいつ頃だったか失念しましたが、振り返ってみるとアイドルの果たす役割がある時期からそれ以前と変わってきているなとは薄々感じてました。
と言って、どう変わったのか真剣に調べたり考えたりするほどの関心もなかったので、深く追求せぬまま今日に至りました。春子さんによれば「歌を歌う人はアーティスト、演技する人は女優、モデルはモデル、グラビア専門等、今は棲み分けが出来ている。昔は全部アイドルがやってた」
思い起こせば、アキちゃんがよく聞いている『君に胸キュン』のYMOはアイドルにカテゴライズしてしまっていいものなのか。同曲をリアルタイムで聴いたいた頃、そんなことをよく考えていたものです。
そんな「アイドル」にカテゴライズ出来ない「アーティスト」の登場が、後々の細分化に繋がっていったのかもしれませんね。
また、1980年夏、山口百恵の引退直前と松田聖子のデビューが重なる二大アイドルが二人とも揃ったアイドル黄金期というのも新鮮な驚きでした。二人の活躍時期はずれていたものとばかり思い込んでいましたが、重なっていた時期がわずかながらもあったとは。新しい発見がいろいろあった38話でした。
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長い話になりそう。
そりゃ、当時の状況等から説明しないといけないことだから、
一晩かけても足りない位。
正宗さん、周囲からやたらろマウント取られに来てますね。
当時は「マウント」なんて単語なかったけれど、明らかな
マウント取り。田舎人あるあるかも。
しかし、結局袖ヶ浜住人は、春子が東京でどんなことがあったのか、
最後まで知らぬまま。正宗さんを初めとして、誰も彼らに真相を
告げることはなかった。
わー、春子さんのアイドル論だ。
そうだったのか!
その頃、私は、仕事がめちゃくちゃ忙しい時期でしたね。