あまちゃん

職場放棄と諭されるユイ / あまちゃん 63話

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『あまちゃん』
本放送:2013年6月12日(水)
再放送:2015年6月17日(水)
再々放送:2023年6月14日(水)

第11週 第63話 「おら、アイドルになりてぇ!」

『あまちゃん』第11週 第63回
「おら、アイドルになりてぇ!」あらすじ

ユイを励ますために海女たちのフェスティバル「海女~ソニック」を企画したアキですが、春子の反応が心配です。夏は「おらに任せろ」と春子の説得を引き受けてくれるものの、夏は「木曜日にアキを借りるぞ」の一言ですべて解決したと思い込んでいます。

アキが自分で許可を得ようとした時、春子は80年代の青春映画『潮騒のメモリー』のビデオを観て涙を流している最中でした。春子の目を盗んで密かにそのビデオを見たアキも、主演女優の鈴鹿ひろみに熱を上げ「女優になりたい」と言いはじめます。

一方、観光協会ビル壁面を飾っていた「潮騒のメモリーズ」の看板を海女カフェ・ステージに移設するなど「海女~ソニック」の準備は着々と進んでいました。そんな中、アキはユイの手を引いて海女カフェまで連れ出して来ることに成功。

自分は歌わないと頑ななユイに、アキは「部屋にこもっていたらデビューできない、今のユイは職場放棄」と諭します。ユイも水口から言われた言葉を思い出し、ついに「海女~ソニック」で歌を披露することを決意するのでした。

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『あまちゃん』第11週 第63回
「おら、アイドルになりてぇ!」感想

「みんなを元気にするのがアイドルの仕事だとしたら、今のユイちゃんは職場放棄だべ」

本放送時に「アキちゃんの名言」として話題になった台詞のひとつで、この台詞そのものはいろんなところで目にしたので知っていましたが、『あまちゃん』の中で実際にこの言葉がアキちゃんの口から出るところを見るのはこれがはじめてです。

映画『潮騒のメモリー』も、ネット上ではかなり話題となったことを記憶しています。思えば『あまちゃん』や朝ドラそのものに関心を持ちはじめたそもそものきっかけはアキちゃんの上述の名言や映画『潮騒のメモリー』でした。

その二つの要素が含まれている第63話は僕にとっては記念すべきエピソードなのかも知れません。第63話本放送が2013年6月12日。僕が本放送を見始めたのはもう少し後になってからなので、まだしばらくは未知の『あまちゃん』を楽しめそうです。

追記1:春子さんが劇中で涙を見せるのはこれがはじめてのことかも知れません。あの涙は映画『潮騒のメモリー』に感激した涙でなく、映画製作当時の自分を思い出したことによる涙だったのでしょうか。さりげなく美しい場面でした。

追記2:80年代には青春映画とかアイドル映画とカテゴライズされた映画が沢山あったことを今回の『あまちゃん』を観て思い出しました。その当時、それらの映画は特に好きでも嫌いでもありませんでしたが、今となっては懐かしい思い出です。

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POSTED COMMENT

  1. 丹善人 より:

    映画「潮騒」は、百恵ちゃんの映画で見ました。もちろんリメイクなんだけど、
    大ヒットしたから、みんな百恵ちゃんがオリジナルだと勘違いするほど。
    そんなわけで、「潮騒のメモリー」は「著作権」の関係で同じ描写はできない
    こともあって、火を飛び越えずに蛇を飛び越えるパロディーに。いや、オマージュか。

    今日は、「ファイナル勉さん」と「眼鏡会計ばばぁ」ですかね。

    「みんながお前のために」って、本当は禁句なんだけれどね。

  2. 志村貴之 より:

    映画「潮騒のメモリー」では、
    「蛇を飛び越えてこい」
    です。
    これで、感動するのか?

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