NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『あまちゃん』
本放送:2013年7月13日(金)
再放送:2015年7月17日(金)
再々放送:2023年7月14日(金)
第15週 第89話 「おらの仁義なき戦い」
『あまちゃん』第15週 第89回
「おらの仁義なき戦い」あらすじ
アキは国民投票で合格圏内の40位に入れませんでした。そんな中、匿名のメールによりアユミに恋人がいることが発覚しました。事務所の社員から責め立てられるアユミはしかし、GMTを去り恋人と一緒に暮らす道を選びました。
奈落に落ちて辞めていったアメ横女学園メンバーもいたため、42位だったアキは滑り込みで辛くも合格圏内に入ることができました。偶然のラッキーが重なって、辛うじて解雇は免れることが出来たアキでしたが、気分は晴れません。
解雇から免れたものの、アキは荒巻から厳しく責め立てられました。鈴鹿ひろ美からは女優失格の烙印を押されてしまったこと。ドラマの撮影で40回ものNGを出したことを。更に荒巻からは君を必要とする人間はここにはいないとまで言われすっかり自信を失います。
2009年大晦日、アキは北三陸にも世田谷の実家にも帰らず合宿所で年を越すつもりでした。しかし、夏や春子、北三陸の先輩海女たちのことを思い出したアキは、耐えきれなくなり北三陸に帰ることにするのでした。
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『あまちゃん』第15週 第89回
「おらの仁義なき戦い」感想
国民投票で滑り込み40入りを果たしたものの、女優として失敗、女優失格の烙印を押されてしまった上に、れでもかというくらい手厳しい言葉を次々と浴びせかけられたアキちゃん、ついに心が折れてしまったようです。かわいそうに。
いろんなことを言われていたけれど、その中でもとりわけ「君を必要とする人間はここにはいない」これはきつかった。存在そのものを否定されたら、もうそこにいられなくなってしまう。この世界、こんな言葉を平気で口にする人がいるんでしょうか。ちょっと病んでるかも知れません。
一方で思い出すのは北三陸での幸福に満ちた日々。そして、アキちゃんを必要とする人たち。ついにアキちゃんは北三陸に帰ることに。久しぶりに北三陸の愉快な面々と会えると思うと嬉しい限りです。
東京の人たちも面白かったけれど、事務所のサラリーマンたちが退屈だったり感じ悪かったりで、見ていて不愉快になることもしばしば。恋人が発覚したアユミを責め立てるおじさんなど、見るに耐えないものがありました。
荒巻さんやミズタクは面白いのに、事務所の他の社員たちは薄っぺらさと感じの悪さしかない。もう一人くらい面白いキャラを配置してほしかったな。でも、それだと物語が複雑になってしまうのかもしれません。
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アキちゃんの心が、折れた!
アイドルの世界は、こんなに厳しいのか?
荒巻が面白い人になるのは、弱味のある相手(鈴鹿や春子)の前だけで、他の人間にとっては単に怖くて変な人です。チーフマネージャーの河島耕作氏は地味だけどいい味出していたと思うがなあ・・。