NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『あまちゃん』
本放送:2013年8月1日(木)
再放送:2015年8月6日(木)
再々放送:2023年8月3日(木)
第18週 第106話 「おら、地元に帰ろう!?」
『あまちゃん』第18週 第106回
「おら、地元に帰ろう!?」あらすじ
デビュー曲『地元に帰ろう』が一万枚売れなかったら解散すると荒巻から告げられたGMTのメンバーたちは、春子が現場を取り仕切る中でレコーディングを開始しました。しかしデビュー曲の収録にも関わらず荒巻は姿を現そうとはしません。
レコーディングで繰り返しダメ出しをされたアキは、収録を終えて愚痴をこぼすために夏に電話をすると驚くべき事実を告げられます。ユイが海女になると言い始めたのです。北三陸ではすでにユイを中心にした「北の海女」のポスターも刷り上がっていました。
GMTのデビュー曲収録がすべて終わってから、荒巻がやっとスタジオに姿を現しました。録音を聞いた荒巻はその出来映えを「普通」でつまらないと酷評。このままでは売り物にならないと危惧する荒巻は「太巻マジック」と称して一計を案じはじめるのでした。
翌朝の正宗のマンション。バイク便で春子宛に、前日に収録したGMTのデビュー曲を録音したCDが送られてきました。早速、聞き始めた春子の表情は凍り付き、手に持っていたコーヒーをこぼすほど動揺しはじめます。荒巻が音源に細工をしていたのです。
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『あまちゃん』第18週 第106回
「おら、地元に帰ろう!?」感想
「太巻マジック」の手の内を一切見せず、「太巻マジック」の仕上がりの音も一切聞かせず、春子さんの驚きと怒りに満ちた顔だけ見せる演出が秀逸です。ただでさえ太巻さんに恨みを持っている(はずの)春子さんの怒り心頭ぶりが際立ち怖いほどでした。
一方のアキちゃんはユイちゃんが海女になったという衝撃の事実を聞かされ、東京に憧れたユイちゃんが故郷で活躍し、東京が嫌いな自分が東京でアイドルを目指す展開に皮肉を感じ始める。それに加えて、アイドルの道を捨てた元メンバーの幸せそうな顔がアキちゃんにはまぶしい!
しかもGMTのデビュー曲のタイトルは『地元に帰ろう』といかにも意味ありげです。
アキちゃんの心を大きく動かすに足る事象連発に加え、大吉さんと安部ちゃん、春子さんと正宗さん、鈴鹿ひろ美と太巻さん。大人たちの人間関係もまたクライマックスに向けて激しい動きを見せ始めてきました。
とは言ってもまだ106回。結末はまだまだ先ですが、ずいぶん早い時期から物語を結ぶための準備というかフラグが張り巡らされているのですね。それもかなり大胆な形で。
話しを戻しますが「太巻マジック」の手の内はどんなものなのか。次回が楽しみです。
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こんにちは。
毎日楽しくチェックさせていただいてます。
再々放送の年が2015年になってますが2023年でしょうか?
あらすじには関係ないのですがちょっと気になってるので…すみません。
興味なさそうに袋とじを開ける場面。ちゃんと意味があるんですね。
手を止めるくらいのインパクトがないと売れない、印象に残らない。
というのは真実かも。この曲は、何度も何度も何かのバックで流され続けて
耳に残る系の曲かも。
20回もダメだし。演技も歌もまったくだめ。専門家じゃなくスナックのママ。
それはそうだけど、普通の素人じゃないことはミズタクも知ってるんだけれどね。
で、後の河島さんが真実を知る場面につながるのだが。
「地元に帰ろう」というタイトル。
タイトルに「地元」がでているのは、私は初めて!
「ふるさと」や「故郷」だと、とても綺麗な印象があるけどね。