まれ 40話 理想のケーキに出会う希

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『まれ』
2015年5月14日(木)放送
第7週 第40話 「横浜激辛プチガトー」

『まれ』第7週 第40話 「横浜激辛プチガトー」あらすじ

中華料理屋「天中殺」で出されたケーキの味に、希は雷に打たれるような衝撃を受けました。ついに理想の味にめぐり会うことが出来た希は、早速そのケーキを売っている店「マ・シェリ・シュシュ」に足を運ぶものの、その店は営業をやめてしまった直後でした。

落胆する希に、来店した常連客たちが教えてくれました。ケーキは美味しいが店のオーナーは極めて変人であると。そして、常連客がいつものケーキを買わないなど自分に気に入らないことがあると営業を無期限でやめてしまう癖がオーナーにはあるというのです。

諦め切れない希は「マ・シェリ・シュシュ」の前で一夜を明かしました。翌朝、店の前で目を覚ました希は、その店の従業員の男が店の裏口から入って行く姿を目撃。希はその男に頼み、トイレを貸して欲しいと店の中へ入り込むことに成功。

店の中に踏み入れた希がこの店で働かせてほしいと従業員と押し問答をしていると、店のオーナーらしき男がやって来ました。その男の顔に希は見覚えがありました。その男は金沢で開催されたロールケーキ甲子園で審査員をつとめていた人物だったのです。

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『まれ』第7週 第40話 「横浜激辛プチガトー」
 事前発表あらすじのレビューと解説

中華料理屋で激辛担々麺と一緒にケーキを注文?希がケーキを注文したわけではありません。そもそも担々麺を注文したのも希ではない。日本語が通じているのか通じていないかよくわからない謎の中国人が、勝手に持って来たものです。

この実にシュールな謎の中国人が料理人として働く「天中殺」の店舗セットも映画『ブレードランナー』を彷彿させるシュールな仕上がり。そんなシュールな環境の中で、能登では影が薄いと言われて浮いていた存在の高志がピタッとハマります。

日本語が通じているのか通じていないかよくわからない謎の中国人と、中国語は全く出来ず、日本語もほとんどしゃべらない高志が、しっかりと意志の疎通をしている不思議。このあり得ない二人の「会話」を、魂で話をしていると表現する「天中殺」オーナー・輪子もまたシュール。

この輪子の夫が、気に食わないことがあると「本日をもって閉店しました」と営業をやめてしまう変人・パティシエ。希の師匠となる男です。

能登の人たちも愛すべき変人揃いでしたが、横浜の人たちは「愛すべき」という形容詞をつけることが憚られるようなかなり怪しい変人揃い。これから、怪しい変人たちによる群像劇のはじまりです。

『まれ』第7週 第40話 「横浜激辛プチガトー」
 朝ドラ観賞後の感想

前回が中華料理屋の「天中殺」、そして今回、洋菓子店「マ・シェリ・シュシュ」が登場したことで『まれ』前半の主要舞台は、希が生活する寮の部屋を除いてこれで全て出そろった筈です。

『まれ』前半のメインキャストも、オーナーの長男長女が今週中には登場し、いよいよ本格的に希ちゃんがパティシエを目指す物語がはじまりました。

ところで、ちょっとばかり苦言です。着替えもせず土足で厨房に踏み込む希ちゃんに、ちょっとばかり違和感を感じました。

希素ちゃんがド素人であることを表現するための演出だったのかも知れませんが、せめて朝ドラ『カーネーション』で窓の外からミシンに憧憬の視線を注ぐ糸子みたいな奥床しさが欲しかった。

今後は、ものづくりをする作業場への敬意と、ものづくりの道具を大切にする姿勢を見せてほしいと思ったことでした。その点、きっと女性店員の陶子さんが手厳しく指導してくれるものと期待しています。

▼ポイントレビュー
・MA CHERIE CHOU CHOU = マチェリエチョウチョウ
・希ちゃんのホウキの入ったデカい荷物は「天中殺」に置きっぱなし?
・いくら能登より温暖な横浜でも晩秋の夜を外で過ごすのは寒過ぎます。
・陶子さんが想像していた以上に怖そうな女性。「いけず」がおとろしい。
・希ちゃん、人の顔に指を指すのはいただけない

追記:希ちゃんの原点のケーキ屋さんがある街、桜木町にある素敵なお店をご紹介します。JR桜木町駅ビル「シァル桜木町」一階にあるアイスキャンディー専門店「PALETAS -frozen fruit bar-」。

カットフルーツがたっぷりと入っているカラフルなアイスキャンディーの数々はちょっと高いですが絶品です。以前、NHKの「あさイチ」でも紹介されたことがあります。
PALETAS -frozen fruit bar-

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4 Responses to “まれ 40話 理想のケーキに出会う希”

  1. つるびち より:

    いつも、楽しみに読ませてもらってます。
    希のキャラが能登にいるときと随分変わった気がして軽くいらっとしています。最後の最後で人に向かって指差すなんてありえません。ロールケーキの時のことわすれるほど前のことじゃないだろうし。朝ドラってキャラ設定ぶれると途端につまらなくなるので心配です。
    今日の私の感想でした。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      紺谷課長に恩返しを約束し、市役所の庁舎に深々と頭を下げた礼儀正しい希ちゃんを台無しにするような行動でした。あの「指差し」は。今後は、希ちゃんにこんなことをさせて欲しくないものですね。

  2. いちファンT より:

    朝蔵さんの今日の感想がすっかり横浜ばかりになってしまっていますが、私の今日のツボはガッツ石松さんでした。
    亡くなった奥さんを思い出しながらしみじみ酒を飲み、「まれちゃんは大丈夫やわいや~」と言ったセリフにはジ~ンとしてしまいました。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      シンちゃん(ガッツ石松さん)について記すのを失念していました。
      仲間たちが夫婦でモメている中、一人モメる相手がいないので厨房で一人寂しそうにしているシンちゃんの哀愁たっぷりの姿が切な過ぎました。せがれの洋一郎くんともども、後半には幸せそうな笑顔を見せてもらいたいですね。

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