NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『あまちゃん』
本放送:2013年9月4日(水)
再放送:2015年9月9日(水)
再々放送:2023年9月6日(水)
第23週 第135話 「おら、みんなに会いでぇ!」
『あまちゃん』第23週 第135話
「おら、みんなに会いでぇ!」あらすじ
北三陸に帰りたいという気持ちが日増しに募るものの、それを誰にも打ち明けられずアキは悩んでいました。春子はそんなアキの悩みを察知。一方、アキの悩みを気付かずにいた水口は、マネージャーとしてアキへの洞察が足りなかったことにショックを受けます。
アキの本心を知った水口は苦悩します。アキを北三陸に帰してあげるべきか、それともこのまま東京に残して仕事を続けさせるべきかと。そんな中、水口は歌番組の企画をアキに持って来ました。それはGMTメンバーとともに『地元に帰ろう』を歌う内容でした。
水口はアキに説明します。この企画は、GMTとのコンサートを延期した荒巻がアキたちとの約束を果たすためのものだと。しかし実際は、アキの東京残留を望む水口が荒巻に頭を下げて実現した企画だったのです。アキは、その番組への出演に応じました。
一方で水口はアキを東京に残すため種市との恋愛の解禁を宣言。しかし、アキが心の底から北三陸に帰りたがっていることを察した水口はアキの東京残留を断念しました。数日後、歌番組で『地元に帰ろう』を歌い終えたアキは、北三陸に帰る決意を固めるのでした。
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『あまちゃん』第23週 第135話
「おら、みんなに会いでぇ!」感想
普段はクールなミズタクの、実はとっても熱い一面に心を揺さぶられる回でした。
北三陸に帰りたいというアキちゃんの望みに気付かずにいた自分の不甲斐なさに腹を立てるミズタクは、アキちゃんの本心への対応の出遅れと取り戻そうと、躍起になるその行動の数々が熱い。
アキちゃんとGMTとの共演を企画し、かつて袂を分かった太巻さんに頭を下げ、恩を買ってまでもその企画を実現する。しかし、その企画は太巻さんによるものだとアキちゃんには説明。太巻さんを立てつつ、自分の熱さを隠すミズタクが男前過ぎます。
そして、種市くんに恋愛解禁通告。アキちゃんを東京につなぎ止めておくためのミズタクの手段を選ばず式の行動。彼はここまでやってしまう人だったのか。
そこまでしてでもアキちゃんを東京に残そうとするミズタクはしかし、種市くんとの会話の中でアキちゃんがどれほど北三陸に帰りたがっているかを察知。
ユイちゃんがどんな顔をして笑っているのは思い出せないというアキちゃんの一言で、アキちゃんの願いがどれほど切なるものかを理解してしまうミズタクの愛が深い。
そんなミズタクの心の中を察した太巻さんの「泣くなら外で泣け」にシビれました。さすがは人の上に立つ人物だけのことはあります。
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エガちゃんは、名前を隠して、というか名乗らずに支援をしていたのが、
気づいた人がSNSに流してバレてしまったという。「嫌われるタレント」で
仕事をしているのに、営業妨害だと本人は言ったとか。でもまあ、それ以降
CMでもよく使われるようになったのは、企業としてマイナスイメージには
ならないと判断したからでしょうが。
売名行為のどこが悪いのか。叫ぶ人こそ何もしない人が多いのだが。
名乗る程の者ではございません様。確かエガちゃんは彼としては細心の注意を払って本人だとバレないようにしていたのに。あのキャラなのですぐにバレて。「あなた江頭さんですね?」「い、いや違います。」芸で無茶する人ほど、真面目で誠実な人が多いですね。
何気なくナレーションで言われたけど
東京砂漠
素晴らしくインパクト強いフレーズ
作詞家・吉田旺さん
この方が残した「東京砂漠」と「喝采」は昭和から平成を経て令和の現在でも名曲として残っていますね
売名行為
上等じゃん!
杉良太郎さんが数十億寄付してエガちゃんがソッコーで救援物資詰んだトラックで東北に向かったこと等
売名行為、ホント最高の褒め言葉だよ
売名行為と批判した時点で言った輩の人としての器がしれるわ
今日は15分間、水口の葛藤編。
映画のオーディション時の太巻の葛藤と同じ思いが水口に
渦巻いている。マネージャーとしては東京で仕事をしていて
ほしいが、なまじ北三陸のみんなを知っているだけに、
「地元」への思いが人一倍よくわかる。
で、なんで、このタイミングで「地元に帰ろう」なんだよ。
火に油を注いじゃったじゃない。
初めてだよね、こんな長いバージョンの歌を聞くのは。
「地元に帰ろう」は、伏線だったの?
これを歌うことで、
アキちゃんが岩手に帰る決心を後押ししたのだから。
天野さ~ん・・・ ぬれせんべい、食べる?
気の抜けた鈴鹿の台詞が最高だ。時に、昔同僚の女の子(10歳下)が勤務中に私の席にやって来て、この時の薬師丸さんとそっくりの口調で「**さん・・・ せんべい喰う?」と言ったことがある。私が脚本家にネタを提供したわけでもないのに、何でこんなにそっくりなんだろう・・?
この後二人でせんべい齧りながらDVD鑑賞するシーンもいい。
あんたは、まあまあ・・。
わたしは・・・ 最高(うっとり)。
この時の鈴鹿の台詞は、椎名誠氏が出演したビールのCMで流れていた唄みたいだ。
あんたが1番 わたしは2番
Ha! ドン! ドン!