NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『あまちゃん』
本放送:2013年9月12日(金)
再放送:2015年9月18日(金)
再々放送:2015年9月15日(金)
第24週 第143話「おら、やっぱりこの海が好きだ! 」
『あまちゃん』第24週 第143話
「おら、やっぱりこの海が好きだ! 」あらすじ
「潮騒のメモリーズ」再結成のメドが立たず途方に暮れているアキに、種市はアキとユイの組み合わせが最強であることを説きました。笑顔を見たくなるユイと、自分を笑顔にさせてくれるアキの二人が組むのは最強だと。勉はアキとユイを、太陽と月に喩えました。
一方、青年部による海底の瓦礫の撤去作業は着々と進んでいました。しかし、瓦礫の撤去をはじめとする北三陸の復興が思いの外困難であることを種市は痛感。お盆には東京に戻るはずだった種市は、瓦礫の撤去が完了するまで北三陸に残ると宣言します。
そんな中、『岩手こっちゃこいテレビ』のプロデューサー・池田が観光協会にやって来ました。「潮騒のメモリーズ」を主人公にした、復興支援のドキュメンタリー番組を制作したいと、池田は観光協会訪問の目的を明かしました。
しかし、アキは番組出演に難色を示します。ユイが番組出演を拒み続けている中、自分一人が番組に出演し自分だけが頑張っているように誤解されたくない。そもそも復興を励ます番組に励まされなくても、自分たちは復興を成し遂げるとアキは言い切るのでした。
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『あまちゃん』第24週 第143話
「おら、やっぱりこの海が好きだ! 」感想
種市くんが分析するアキちゃんとユイちゃんのそれぞれの特徴が面白い。「ユイはこっちが笑顔を見たくなる、アキはこっちが笑ってしまう。だから二人が組むと最強だ」
アキちゃんとユイちゃんの組み合わせの本質を表現した勉さんの一言が実に鋭い。「二人は太陽と月。月を照らすために太陽があり、太陽に照らされるために月がある」
月がまだ十分明るくなれないのは、太陽が十分に明るくないからなのか。月が雲に隠れてしまっているからなのか。それとも太陽が月との関係を「ビールと枝豆」と大きく勘違いしているためなのか。
そんな二人にテレビ番組出演の話が出て来ました。しかし、月のユイちゃんが雲に隠れている間は、出演は出来ないと太陽のアキちゃんがキッパリ。太陽に照らされる月が、照らされる準備が整わないうちはダメだと断るアキちゃんの潔さが気持ちよい。
それでも尚、アキちゃん出演にこぎ着けようと食い下がる『岩手こっちゃこいテレビ』のプロデューサー氏。これは復興を励ます番組だと説くその説得のしかたの恩着せがましいことは腹が立つレベル。しかし「別に励まされなくてもいい」とキッパリ言い切るアキちゃんの一言に溜飲が下がりました。
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「太陽と月」だったのか?
忘れていた!
今回は久々に結衣の毒舌が光っていたなあ。恐れをなした天野がパニックに陥って海へダイブするところも面白かった。それにしても酷い台詞のオンパレードだった。天野の「岩手なんちゃらテレビ」、池田の「潮騒のメロディ」、磯野の「ア~マ~ゾ~ン!」w あれってテレ朝や石森プロなどの許諾取ったんだろうか?