まれ 70話 希がフランス料理を体験

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『まれ』
2015年6月18日(木)放送
第12週 第70話 「官能カスタードクリーム」

『まれ』第12週 第70話 「官能カスタードクリーム」あらすじ

希は、フレンチレストランで大輔から「可愛いね」と言われました。生まれて初めて男性から言われた「可愛いね」の一言に動揺した希は、仕事で失敗を繰り返していました。希の心の中を察した輪子と珍は、それは恋だと希に指摘します。

その頃能登では、久しぶりに帰郷しても圭太に咎められるばかりの一子がみのりとマキに愚痴をこぼしていました。一方の圭太は、一徹と洋一郎から頭ごなしに一子を説教するのは逆効果だと指摘され、自分の非を反省するのでした。

自分の動揺する気持ちを恋だと知った希でしたが、その頃、恋に呆ける浅井の姿を見て自分のあり方を反省。大輔のことを忘れてしまおうと、課題であったクレーム・パティシエール(カスタードクリーム)の練習に没頭しました。

夜を徹して繰り返した練習の末に出来上がったクレーム・パティシエール(カスタードクリーム)の出来映えを、希は大悟からついに認めてもらえました。しかし、その直後に希は手首に異変を感じ始めます。力が入らなくなったのです。

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『まれ』第12週 第70話 「官能カスタードクリーム」
 事前発表あらすじのレビューと解説

前週の泥沼恋愛以来、希と大輔の恋の駆け引きが描かれて来ましたが、今週から久しぶりに圭太と一子が登場します。

圭太と別れる決意をし大阪に向かった一子でしたが結局二人は遠距離恋愛を続けるというところに落ち着きました。しかし、能登と大阪の距離は遠過ぎたようです。もとよりすれ違いが多かった二人です。二人の物理的な距離と心の距離が離れてゆくさまが、希と大輔の恋の駆け引きと並行して描かれます。

思えば一子は何をしたいのかよく分からない女の子でした。東京に行ってモデルになるのが夢と言いながら、東京が目的でモデルは東京暮らしのための手段なのか。逆にモデルになることが目標で、その夢を叶えるための最適地が東京だと考えていたのか。

どっちつかずのままの一子が自分のやりたいことを探しに行った先は大阪。東京ではなく何故か大阪でした。そしてモデルという目標からもいつの間にかフェードアウト。

東京とモデル、どちらが一子にとっての軸だったのかは知る由もありませんが、どちらの軸からもブレてしまった一子が、日本一の漆職人への道を一直線に突っ走る圭太との間にすれ違いが生じてしまうのは極めて自然な流れかと思います。

さて、今回圭太は仲間たちが集まりやすいようにと成人式をお盆休みに開催する企画を立案します。この夏の成人式が圭太と一子の切ない結末の小道具になってしまいます。

『まれ』第12週 第70話 「官能カスタードクリーム」
 朝ドラ観賞後の感想

一徹くんは一体、圭太くんを黙らせ洋一郎くんを心酔させたあの女性心理操作術をどうやって身につけたのか?今回はそのことばかりが気になってしかたありませんでした。

女性に対して下手に出られる柔軟性は、幼少時から徹さんを観察し続けて学習したのかも知れません。自分の言い分や夫としてのメンツに固執せず、いとも簡単に藍子さんに頭を下げることが出来る徹さんはある意味大物です。

一方で男としての威厳を保つ呼吸の取り方は、元治さん譲りのような気がします。元治さんは文さんに対して下手に出ることはないけれど上から目線の態度に出ることも一度もない。しかし、それをいいことに文さんが夫の領分を侵すような一線を越えることは皆無。

夫婦間の抑えるべきところだけしっかりと抑え込んでいるのかも知れません、元治さんは。だから、煮ても焼いても食えないような曲者の弥太郎さんを手のひらで操ってしまう魔性の女・文さんが、元治さんだけは操ろうとすらしない。

生来の分析力に加えて、徹さんと元治さんそれぞれの女性心理操作術を巧みに自分のものにした一徹くん。彼の将来を期待せずにはいられません。そして、彼を師と仰ぐ洋一郎くんが一徹師匠に導かれ幸福をつかむことを願ってやみません。

▼ポイントレビュー
・圭太くんと一子ちゃんは逆『木綿のハンカチーフ』だなと思っていたら、今回『木綿のハンカチーフ』が登場。(『木綿のハンカチーフ』は都会にやられた男と、忘れられた故郷の女の悲恋を歌った楽曲)
・ストーカー線引きは「行為」でなく「誰か」。言い換えると「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」ということでしょうか。
・本日の箴言「浅井のフリ見て我がフリ直せ」

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6 Responses to “まれ 70話 希がフランス料理を体験”

  1. スピカ より:

    ストーリーとずれてしまいますが、前に高志くんの好きな人は大輔だとコメントしましたが
    今回の輪子さんのお話を聞いてのリアクションで
    輪子さんが好きなのじゃないかと思いました。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      輪子さんだとまさに叶わぬ相手ですね。大悟さんの逆鱗に触れるところを想像すると「おとろしい」です。

  2. えびすこ より:

    今週の圭太のセリフに「夏に成人式をやろう」とありますが、1月の成人の日に成人式ができるのは関東と近畿などの都市部だけでしょうか?日本海側・甲信地域だと夏にやるのが一般的ですね。沖縄ではおおむね1月に実施します。夏生まれの希にとっては夏にやる方が都合がいい?
    ごちそうさんでは母親になってからは関西弁でしたね。

    ところで昨日NHKのスタジオでまれの収録がありましたが、渋谷周辺では11時の時点で大雨でした。エキストラの皆さん無事にスタジオまで到着できたかな?

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 日本海側・甲信地域だと夏にやるのが一般的ですね。

      夏が一般的だという話し、初めて知りました。劇中の夏の成人式は決して珍しいことではないんですね。それとも圭太くんの発案が日本海側をリードしたということなのでしょうか。

  3. ちぃちぃ より:

    おはようございます。

    希ちゃん、揺れ動いてますねえ…。

    その恋が本物か錯覚かはわかりませんが、仕事に支障が出るのはよくないですね。

    反面教師が近くにいたおかげで、早めに立ち直りましたが、今度は腱鞘炎ですか。

    希ちゃん、やることがいちいち極端です。

    一徹君、いつの間にか洋一郎君の『先生』になってしまったんですね…。

    一子ちゃんは、モデルとか東京とかより、ただただ輪島から出たかっただけな様な気がします。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 一徹君、いつの間にか洋一郎君の『先生』になってしまったんですね…。

      これには驚きました。しかも洋一郎くん、一徹師匠の「ご高説を伺う」際に座り直して正座になるところに洋一郎くんの本気度がよく現れています。この師弟関係の今後が楽しみです。

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