「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ」とその作曲者まとめ【まれ】

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『まれ』第67回に登場したケーキと同名タイトルのシャンソン『ジュテーム・モワ・ノン・プリュ( Je t’aime… moi non plus )』。本記事では、その官能的な曲と作曲家についてまとめてみました。

『ジュテーム・モワ・ノン・プリュ( Je t’aime… moi non plus )』

『ジュテーム・モワ・ノン・プリュ( Je t’aime… moi non plus )』はフランスのヒット曲。1967年当時不倫関係にあった女優のブリジット・バルドーに「最高の愛の歌」を請われたセルジュ・ゲンスブールが一晩で作詞・作曲しました。

その後ただちにブリジット・バルドーとセルジュ・ゲンスブールによるデュエットにより同曲はレコーディングされました。しかし、ブリジット・バルドーは当時の夫の怒りに触れることを恐れレコーディングされた曲はリリースされずに終りました。

ちなみに、当時のブリジット・バルドーの夫は、ドイツ出身の写真家でプレイボーイとして名をならしたギュンター・ザックス氏。ブリジット・バルドーのリリース拒否の一件を機に、セルジュ・ゲンスブールとの不倫関係は清算されました。

尚、お蔵入りした『ジュテーム・モワ・ノン・プリュ』は、その後、セルジュ・ゲンスブールと事実婚の妻だった女優ジェーン・バーキンとのデュエットによりようやくリリース。

リリース後、本国フランスはもとより英国のシングルチャートでも第1位を獲得するなど欧州全土で大ヒットを記録しました。また、未発表のままだったブリジット・バルドー版も1986年にリリースされています。

作曲家、セルジュ・ゲンスブール

『ジュテーム・モワ・ノン・プリュ』を作詞・作曲したセルジュ・ゲンスブールは1928年パリ生まれ。作曲家、作詞家としての活躍のみならず、歌手、映画監督、俳優など多彩な才能を発揮しました。

ブリジット・バルドーとの不倫と絶縁。ジェーン・バーキンとの事実婚と絶縁を経て、最後のパートナー・バンブーと同棲を経て事実婚へ。1991年死去。亡骸はサルトルやボードレールなどの芸術家が眠るモンパルナス墓地に葬られました。

尚、ジェーン・バーキンとの間に女優のシャルロット・ゲンスブール。バンブーとの間に音楽家ルル・ゲンスブールをもうけています。

『まれ』と『ジュテーム・モワ・ノン・プリュ』

以下、ネタバレが含まれますのでご注意下さい。

『まれ』劇中で輪子が説明したように、『ジュテーム・モワ・ノン・プリュ』は女を焦らす男の恋の駆け引きを官能的な旋律で歌った楽曲です。

劇中で、希は『ジュテーム・モワ・ノン・プリュ』という名のケーキづくりに没頭するものの、一方で大輔へのときめきを抑えることが出来なくなってしまいます。

しかし、そんな希の気持ちを見透かしたのか、大輔はあたかも希の気持ちを焦らすかのように希のもとを去り旅立ってしまいます。『ジュテーム・モワ・ノン・プリュ』の歌詞どおりの物語がこの先に展開します。

ところで、輪子は酸味と甘味が口の中で緊急会議をする味覚のケーキを、大人の男と女の駆け引きに見立てていましたが、シェフの大悟がこのケーキに『ジュテーム・モワ・ノン・プリュ』と名付けたのには、そこまで深い考えはないという種明かしも後日披露されます。

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コメント

  1. より:

    仰る通り、元宝塚歌劇団 花組トップスターの 春野寿美礼さんの歌とセリフです。
    男性の歌もセリフも、女性の歌もセリフも、春野さんです。
    「男と女」というアルバムに収められている曲です。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      情報提供ありがとうございました!
      今後とも当ブログをよろしくお願い致します。

  2. 尾崎 より:

    今日の番組中に流れた「ジュテーム・モワ・ノン・プリュ」はもしかしたら、宝塚出身の春野寿美礼さんの『男と女』からなのではないでしょうか?わかったら、教えてください。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      調べてみたのですがわかりませんでした。申し訳ないです。

      • 尾崎 より:

        ありがとうございました。それにしてもフランス語の響きがとても官能的な歌ですよね。「まれ」のなかできけるなんて…って感じでした。