まれ 87話 洋一郎が一子と再会する

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『まれ』
2015年7月8日(水)放送
第15週 第87話「下克上駄菓子ケーキ」

『まれ』第15週 第87話「下克上駄菓子ケーキ」あらすじ

大悟が腰を痛めて動けなくなってしまいました。かねてより様子のおかしかった大悟の身を案ずる希は圭太にそのことを相談。圭太は希に答えました。裸の王様でいるほうが職人には辛い。大悟には腕が落ちたとはっきり告げるべきだと。

その頃、洋一郎は漁協の旅行で東京に遊びに来ていました。旅の道中、キャバクラに入った洋一郎は、そこでの思いも寄らない再会に心底驚かされます。そのキャバクラで洋一郎の隣に座っていたキャバ嬢は一子だったのです。

一子が勤めていた東京のアパレルショップは半年で倒産。その後、再び夢であったモデルを目指したものの挫折していたのです。故郷に帰ることも出来ずキャバ嬢になってしまった一子に、洋一郎は一緒に能登に帰ろうと説得を試みます。

一方、希は意を決して大悟に真実を告げる事にしました。希のケーキの売上が、月に三回も大悟を超えてしまったこと。オーダーケーキの客が大悟でなく希を指名して来たこと。大悟の激怒を覚悟していた希でしたが、意外にも大悟は言葉を失ってしまうのでした。

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『まれ』第15週 第87話「下克上駄菓子ケーキ」
 事前発表あらすじのレビューと解説

前回、東京旅行の準備をしていた洋一郎が東京にやって来ました。漁協の面々の旅行とのことなので参加者はおじさんたちばかりでしょうか。そんな面々が旅行したら、夕食の後に足を運ぶところは決まっています。

東京の旅の道中、洋一郎はキャバクラへ遊びに行きます。(朝ドラでキャバクラの場面を見ることになるとは思いも寄りませんでした)洋一郎なら十分あり得る行動はまた、ストーリー展開の上で必要な行動でもありました。

洋一郎は、小学生の頃から想いを寄せ続けていた一子と再会を果たします。しかし、ずっと好きだった一子は故郷から遠く離れていた土地のキャバクラでキャバ嬢になっていた!キャバ嬢になった一子とまさかの再会を果たした洋一郎が切な過ぎます。

一子はヒロインの対極に位置する挫折キャラであろうとは予想していました。そして、その一子を挫折から救うのは洋一郎かも知れないとも思っていましたが、想像を超えた切ない展開になってきました。

『まれ』第15週 第87話「下克上駄菓子ケーキ」
 朝ドラ観賞後の感想

  • 裸の王様でいるほうが職人には辛いという圭太くんの言葉が思い
    かつて夢を熱く語る圭太くんの言葉は、誤解を恐れずに言えば観念論。地に足のついていない感じがしないでもありませんでした。

    しかし、今回の言葉は重たく鋭かった。職人として修行を積んだ経験が、彼を男にしたようです。

  • 一子ちゃんを忘れると宣言した相手は一子ちゃんだった
    キャバクラでハイになった洋一郎くんが、慎一郎お父ちゃんのすすめもあって一子ちゃんを忘れると宣言。ここまでは良かった。

    一子ちゃんを忘れると宣言した相手の一人がよりによって一子ちゃん。洋一郎くんには残酷過ぎる展開です。しかし、一子ちゃんをずっと見つめ続けてきただけに一子ちゃんのことをもしかすると本人以上によく理解する洋一郎くんが泣かせます。

    追記:一子ちゃんの部屋が、ふた昔前の山田洋次監督の映画テイスト。

  • 人生最大のチャンスを逃したな
    一子ちゃんが洋一郎くんに放ったこの言葉。実は洋一郎くんではなく、他でもない自分自身に向けた言葉だったのかも知れません。

    あの時、一子ちゃんは洋一郎くんに救いを求めていた。そんな気がしてなりません。

  • 言葉を失う大悟さんの悲哀
    今回の大悟さんの姿は痛々しかった。大輔くんが言葉を選ばず、一番痛いところを突きましたが、大悟さんみたいな性格だとオブラートにくるんだような言い方よりも大輔くんの言い方がある意味で救いになったかも知れません。

    池畑家の父と息子は完全に断絶しているのかと思ってました。しかし、余計な感情を一切込めずに一番言い難いことを言えるのだから、案外付かず離れずの良好な関係を保っているのかも知れないと思いました。

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コメント

  1. ひー より:

    いつも拝見しております!
    メインストーリーと関係ないかもですが、今週から弥生さんはパティシエの服装ですよね。10万回の練習で見習い的なことはある程度マスターしたってことなんですかね?それとも単に正式に採用?

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 今週から弥生さんはパティシエの服装ですよね。
      > 10万回の練習で見習い的なことはある程度マスターしたってことなんですかね?
      > それとも単に正式に採用?

      僕も疑問に感じていました。
      モノマネ芸による「一芸採用」でしょうか(笑)

      • tonden より:

        弥生さんの話、モノマネだけに人の技術を真似する能力があると勝手に解釈してます(笑)

        • 朝蔵(あさぞう) より:

          コメントありがとうございます。
          なるほど!上手な人の真似をすれば彼女なら簡単に上達するはずですね。

  2. スピカ より:

    さらっと流されたけど、徹さんの土井善晴さんの物まねが、クオリティーはどうであれチョイスのセンスが良かった◎

    お昼の『まれ』あけの高瀬耕造アナウンサーの顔が寂しそうだった。
    大悟さんのことが心配だったんだろうなあ~と勝手に思っています。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 徹さんの土井善晴さんの物まねが、クオリティーはどうであれチョイスのセンスが良かった

      先日の結婚のお祝いの席で披露すれば、流されることなくウケたかも知れませんね。

  3. きみ より:

    おはようございます。

    一子に自分の悪口を言われたことに対しての、洋一郎の「思ってもおらんことを言うな!」に、じんときました。

    自己満足の優しさでなく、本当に一子を思っての言葉と行動でしたね。

    希と圭太の遠距離新婚さんはちゃんと報告と相談をしてましたね。
    お互い打ち込めるものがあるから、結婚生活として成り立つのかなぁなんて思いました。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 洋一郎の「思ってもおらんことを言うな!」に、じんときました。

      自分が悪く言われたことを置いておいて、一子を悪者にしない人物の大きさ。洋一郎くん、将来は大物かもですね。洋一郎くんの大器晩成を暗示させるような一言でした。

  4. ちぃちぃ より:

    おはようございます。

    『まだ希に対抗してるのか?』と一子ちゃんに問う洋一郎君…。
    やっぱり、一子ちゃんのこと、よくわかってますね。

    何もかもうまくいかなくてボロボロの自分と比べて、夢も恋も手に入れて順風満帆に見える希ちゃん…。

    親しい間柄だからこそ、より妬ましいのでしょう。

    意地っ張りな一子ちゃんは、洋一郎君がいくら優しくしてくれても、素直に能登に帰ったりすることは出来ないんでしょうね。

    さらに泥沼にはまってしまいそうな一子ちゃんが心配です。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      ヒロインに常に対抗心を持ちながら挫折する一子ちゃんを観ていて思い出すのは『カーネーション』の奈津。彼女の挫折は辛過ぎました。せめてあそこまではいかないでほしいものです。