まれ 90話 徹が藍子に再プロポーズ

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『まれ』
2015年7月11日(土)放送
第15週 第90話「下克上駄菓子ケーキ」

『まれ』第15週 第90話「下克上駄菓子ケーキ」あらすじ

会社を立ち上げることが出来た徹は、能登に戻り藍子にプロポーズしました。しかし徹は藍子から「ごめんなさい」と言われてしまいました。ショックを受ける徹でしたが、藍子が詫びたのは離婚届を出していなかったことを隠し続けてきたことへの謝罪でした。

一方、客の喜ぶ顔が見たいという初心に立ち返った希は、榊原からオーダーのあった駄菓子ケーキづくりに挑む決意を固め、大悟も不味いケーキだけは許さないという条件付きでそれを認めました。幸枝は希の駄菓子ケーキづくりを手伝いました。

あくる日、榊原が妻を連れて「マ・シェリ・シュ・シュ」に来店。これまでの非を詫び始める榊原に妻が告げました。離婚届は妹夫婦のイタズラであると。しかし、妻は駄菓子ケーキに感激し、榊原もこれまでの夫婦のあり方を変える決意を宣言するのでした。

その日の夜、幸枝は希に語って聞かせました。すべての客を喜ばすことは出来ない。だから自分がどういうパティシエになるのかを決めなければいけないと。・・・そして夏。人気急上昇中のブログが「マ・シェリ・シュ・シュ」を酷評しているのを徹が発見しました。

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『まれ』第15週 第90話「下克上駄菓子ケーキ」
 事前発表あらすじのレビューと解説

いつぞや、実は届け出ていなかった離婚届を、引き出しから取り出して眺める藍子。その藍子の姿を水晶玉の中に見いだす輪子。そんな場面がありましたが、その場面が今回ようやく回収されます。

藍子との約束を果たして再びプロポーズをする徹に、藍子は真相を告白。実は離婚届を出せなかったというところに藍子の徹に対する愛情があらわれていて実にキレイな回収のしかたかと思います。

また、期限つきの離婚というのは荒唐無稽に過ぎるかなと思わないでもありませんでした。だから、納得できる決着の仕方が嬉しい徹と藍子の「再婚」となりました。

一方で、ケーキ対決を通して希と大悟はそれぞれお菓子づくりの原点を思い出します。特に調子に乗りかねないほどに順風満帆だった希は得難い経験が出来たかと。この経験を胸に、大人になった希がどこに向かって歩んでゆくのか。楽しみになってきました。

追記:幸枝のもとで修行次代の大悟の思い出話し。一体何が出て来るのか、今週の最大の見所かも知れません。

『まれ』第15週 第90話「下克上駄菓子ケーキ」
 朝ドラ観賞後の感想

  • 徹さんが男になりました
    俺をがんばらせてくれてありがとうと藍子さんに告げる時の徹さんの表情が凛々しい。藍子さんの前ではこんないい顔を見せた徹さんはこれが初めてかも。徹さん、すっかり男になりました。

    その二人の姿を目撃した圭太くんのリアクション「すげえな、お父ちゃんとお母ちゃん」を見て、圭太くんと希ちゃん夫婦は案外うまくゆくかもと思ったことでした。

  • 徹さんと藍子さんの公開プロポーズ
    桶作家に能登の面々が集まってどこかの家族の喜びを共有する場面は久しぶり。誰よりも早く徹さんを祝福する慎ちゃん。さすが洋一郎くんの親父です。
  • 朝ドラ『ノンちゃんの夢』のカップル登場は北陸新幹線開通のフラグ?
    離婚の危機にあったと勘違いしていた榊原さん(船越栄一郎)と、駄菓子ケーキに感激した美里さん(藤田朋子)。朝ドラ『ノンちゃんの夢』のカップルの復活です。

    朝ドラ『ノンちゃんの夢』は1988年4月の瀬戸大橋開通を機に1988年4月から放送開始。物語は1948年の戦後の混乱期からはじまり最終回は1988年4月の瀬戸大橋開通でした。

    瀬戸大橋開通の最終回では、ノンちゃん(藤田朋子)が初恋の相手・蓮見雄一郎(船越栄一郎)と再会。当時のビッグイベントを最終回の背景にした作品のカップルの起用は、『まれ』の最終回が北陸新幹線開通になるフラグでしょうか。

  • 幸枝さん曰く「老いる頃には引き継いでくれる子がいる、それが職人の救い」
    劇中での大悟さん最晩年は60代半ばくらいになっているかと思います。その頃には本格的に老いているかも知れません。

    その時、大悟さんの店を引き継ぐのが陶子さん。陶子さんの再登場はそんなタイミングになるような気がします。ホテルのシェフとしてキャリアを積んだ陶子さんなら、「マ・シェリ・シュ・シュ」を継ぐには申し分ない力量を持っているはず。

    幸枝さんの言葉は、その頃の大悟さんのフラグかなと思いました。

  • やっぱり大悟シェフも「お客さんを喜ばせたい」派だった!
    幸枝ちゃんのもとに初めてやって来た大悟さんの「顔を真っ赤」にした姿を見てみたかった。でも、大悟シェフの原点を知ることが出来て感激です。人に歴史ありですね。

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コメント

  1. ちぃちぃ より:

    おはようございます。

    徹さんの再プロポーズのシーン、よかったです。
    一回藍子さんに「ごめんなさい」といわれてがっかりする所とか、それが誤解だと分かり、藍子さんと抱き合ったところを感極まった慎ちゃんに邪魔されてしまう所とか、徹さんらしいところも満載でした。

    『まれ』の番組ホームページで、船越さんが、「駄菓子ケーキが美味しかったので、微妙な顔をするのが難しかった」とおっしゃっていたというエピソードが紹介されていましたが、さすがの演技でしたね。

    大吾さんはきっと、希ちゃんに若いころの自分の姿を重ねていたんでしょうね。
    だからこその厳しさだったような気がします。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 徹さんの再プロポーズのシーン、よかったです。

      「離婚」以前は、藍子さんの前に出る徹さんが如何にも頼りなげでしたが、そんな不安定感が一掃されましたね。それもあって、本当に素敵な復縁場面でした。

  2. Part2c より:

    >まれの最終回が北陸新幹線

    おぉ!
    すると希は31歳ですね?
    ベビちゃんも生まれているんだろうな。
    ますます楽しみです

    >マ・シェリ・シュ・シュを継ぐのは陶子
    そっか!!そこか!!
    私は どこかのコンテストで顔を合わせるのかと思っていましたが、そうだ、そこが一番いいですね。大悟さんのお店が無くなるのは寂しすぎます。

    この日の放送は本当に涙なみだでした。よかったです!ほんとによかった。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > すると希は31歳ですね?
      > ベビちゃんも生まれているんだろうな。

      希ベビーが出来たら命名で紛糾しそうですね。
      こだわりを持ってそうな関係者ばかりなので。

  3. えびすこ より:

    先ごろ決まった真田丸の配役を見ますと、09年の天地人にも出た人物の演者と比較すると印象が違いますね。朝ドラで「主人公の親」で出た俳優が翌年の大河ドラマに「主人公の兄弟(姉妹)」の役で出るのは大泉さんが初めてかな?
    朝ドラの主人公の親だと40代か50代の人が大半なので、大河ドラマの主人公の兄弟・姉妹になると主役が30代・40代前半でないと、年齢的に難しいですね。堺さんと大泉さんは同世代です。

    法的に離婚していなかったんですね。役名が「津村藍子」のままなので気になっていました。15週目ゲストの船越さん。好演でした。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 15週目ゲストの船越さん。好演でした。

      船越さんの存在感はさすがでしたね。
      わずか数回の登場で涙腺を刺激する芝居には驚かされました。

  4. koji より:

    『ノンちゃんの夢』

    懐かしいですね。

    「ボーイズ・ビー・アンビシャス」ならぬ「ガールズ・ビー・アンビシャス」と言う船越英一郎さんの台詞に藤田朋子さんが惚れ込んだのを思い出しました。でも後に山下真司さんと結婚。

    で、最終回には船越英一郎さんと再会と言うシーンもありました。

    しかし、これが北陸新幹線開業のシーンのフラグだとしたら凄いことですね!。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      まだ中盤ですから、この手の小ネタ、まだまだ出て来るかも知れませんね。

  5. いこ より:

    すごいですね!フラグの予想。
    『まれ』は、オマージュも色々隠されているようですね。大泉さんの『水曜どうでしょう』とかのネタが、今週はちりばめられていたようです。
    遊び心っていうか、新しい挑戦って感じを、このドラマからは受けていて、そこが個人的にはツボにはまったようです。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      遊び心やサプライズ、これから結末に向けてますます増えるような気がします。
      チャレンジングな試みが満載で『まれ』は本当に瑞々しい作品だと思います。

  6. ※ 政秀 より:

    学生時代から朝ドラ見させて頂いております。
    母(76歳)も朝食の用意をしながら視ておりますが、今回の(まれ)全般に年寄りの意見を申させて頂きます。
    1.1回見逃すとシチュエーションが変わってストーリーが分からなくなる。
    2.怒る、叫ぶシーンが多く、朝から見辛い
    3.全体的に声が高く、年寄りには聞こえづらい
    4.早口で聞き取れない

    上記の理由で、配役は良いのになかなか視る気にはなれない。と申しておりました。もし、番組制作者の方がこのコメントを見てらっしゃったら参考にして頂きたいと思います。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      4の「早口」に関しては、私も聞き取れないことが度々あります。
      能登の時は、方言が聞き取れないのだろと思っていましたが、横浜に移っても同じ状況です。