まれ 98話 窮地の徹/渡仏を迷う希

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『まれ』
2015年7月21日(火)放送
第17週 第98話「究極選択パリブレスト」

『まれ』第17週 第98話「究極選択パリブレスト」あらすじ

かつて、輪島塗職人たちを騒動に巻き込んだ経営コンサルタントの安西が、自社の粉飾決算の疑いで逮捕されました。徹は慌てふためきます。何故なら徹の会社の設立資金は、安西の会社を保証人にして調達していたからです。

徹の会社が金融機関から融資を受けた金額は5000万円。保証人の不祥事で一括返済を求められる事態も想定されます。やっと叶えた夢の会社がもろくも倒産しかねない事態に陥り、徹は血相を変えて金策に走り始めました。

そんな徹の姿を見て希は迷い始めまます。窮地に立たされる父を置いて、一人フランスに行ってしまっていいものかと。圭太に相談しようにも連絡がつかず困り果てる希に大輔がアドバイスします。徹の会社の問題と希のフランス行きは別問題だと。

大輔は希をフランスに行かせたいと考えていました。何故なら、大悟が希に大きな期待を持っていることを大輔は知っていたからです。一方の希はフランス行きを決意。その時、電話が来ました。それは圭太が倒れたという知らせでした。

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『まれ』第17週 第98話「究極選択パリブレスト」
 事前発表あらすじのレビューと解説

希が市役所職員時代に、能登を引っ掻き回した経営コンサルタント・安西の再登場です。実に胡散臭い男でしたが、ついに安西は逮捕されます。

ところがこの安西という男と徹はそれ以降もつるんでいたようです。徹が立ち上げた会社の元手は安西が保証人になることで調達。しかし安西逮捕の事態を受け、信頼を失った徹は借りた金の返済を求められる事態に。その額なんと五千万円。

藍子と期間限定の離婚をし横浜に移り住んでこの方、あまりに順風満帆でいた徹が心配でした。能登に夜逃げして以降、残念過ぎる姿をさらし続けた徹がこんなに順調であり続けて大丈夫なんだろうかと。その心配は形になってしまいました。

ところで、これは余談ですが『ごちそうさん』でヒロインの義姉・和枝を騙したた後、逮捕された詐欺師も男も安西という名でした。安西という苗字は、朝ドラでは詐欺師、または胡散臭い人物の鉄板ネームなのでしょうか。

『まれ』第17週 第98話「究極選択パリブレスト」
 朝ドラ観賞後の感想

今回は実に辛い回でした。寝耳に水の徹さんの窮地。危うくなる希ちゃんの渡仏。そして圭太くんのダウン。それらに加えて大悟シェフの至福の時間は、この先の辛いエピソードのフラグでもあります。しかも、今回はこれから続く辛く切ない日々の入り口に過ぎません。

徹さんが気の毒過ぎて直視出来ない

横浜に来てからというもの徹さんはすっかりいい男になり感情移入してただけに、徹さんを見ているのが苦しすぎます。

徹さんが安西氏との関係を白状した直後、徹さんを責め立てた藍子さんの気持ちもわからないでもないですが、一番辛い思いをしているのは他の誰でもない徹さんなのだからと止めたくなったのは僕だけでしょうか。

自分の調査不足を悔しがる一徹くん

徹さんが就職した会社の資料の読み込みが浅かったことを心の底から悔しがる一徹くんの父親思いが熱い。

しかし、今回の失敗の経験は、間もなくやってくるリーマンショックを回避出来るフラグかなとも思います。一徹くんは失敗の経験から知見を増やしてゆくタイプなので。

ゴン太くんの父親孝行!

希ちゃんが来てから大悟シェフは変わったと喜ぶ輪子さんに、期待できない息子の代わりが見つかって良かったと他人事みたいに語るゴン太くん。他人事みたいな態度は実は照れ隠しで、生き生きしている父の姿にほだされていたのでしょう。

父を落胆させないためにも希ちゃんを説得するには自分よりも輪子さんに説得してもらったほうが効果的だと察したのか、輪子さんまで動員する本気の父親孝行。大悟シェフとゴン太くんの間にどうやら特段の問題はないようです。(父子の確執があると思ってました)

経営コンサルタント・安西氏

輪島塗職人を次々引き抜いた安西氏の輪島塗事業のその後が今回初めて劇中で説明されました。氏のその後を本欄で補足説明します。

輪島塗に関わる職人を方々から引き抜き、廉価な輪島塗の量産事業をスタートしたものの、製品は想定通りには売れず、安西は輪島塗事業から撤退。ここまでが劇中で語られた安西氏の輪島塗事業のその後です。

安西の撤退により突然職を失ってしまった職人さんたちが続出し、能登では第二の騒動が勃発したことが予想されます。

追記:安西氏の会社「インタードア」のモデルは「ライブドア」がモデル?

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6 Responses to “まれ 98話 窮地の徹/渡仏を迷う希”

  1. tonden より:

    一徹は徹を許せないみたいに思ってた筈ですが、やっぱり思うところはあったんでしょうねえ。

    ところで視聴率の話ですが、現代ものの視聴率にしては妥当なところではないかと思います。ここ数作の視聴率があまりにも高すぎたのもありますしね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      現代劇で今回のようなテーマだと、テレビ以外の方法で視聴する人も多いと思われます。そんなことも視聴率に影響を与えているのかも知れません。

  2. えびすこ より:

    再びピンチの徹さん。しかも圭太が倒れて踏んだり蹴ったり。
    救いの手を差し伸べるのはだれか?
    ところで番組内で出るケーキは、辻口さんの店で実際に販売されている物もあるようですね。

    まれの視聴率ですが、週間平均では20%をわずかに下回る状態が続きますね。
    1週間の内で高低差があって上がりきれない傾向ですが、終盤で盛り返さないと期間平均20%に届かないかもしれません。
    あと6月以降女性週刊誌でのまれ関連の記事の量も減っていると思います。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 終盤で盛り返さないと期間平均20%に届かないかもしれません。

      間もなく舞台が能登に戻りますが、前半の能登編の調子を取り戻せるかどうかといったところでしょうか。

  3. tomo より:

    いつも拝見しています。
    はじめて感想書かせてもらいます。
    いろいろなサイトを見ると批判的な感想も多いのですが
    ここは好意的なのでほっとします
    まれをはじめから見ていますが、だんだんおもしろくなっていきます
    特にひとりひとりの登場人物の性格や思いが丁寧に描かれていて見ていても感情移入してしまいます

    今週はいろいろな意味でつらい一週間になりそうですね
    徹の会社、圭太、フランスはどうなってしまうのでしょうか。
    3年間頑張ってきた徹がやっと会社を立ち上げたところで、こんなことになるとは、つらすぎます
    何とかよい方向へ行くようにと願っています。

    大輔いいとこありますね
    司法書士というのも頼りになります

    大悟さんのまれにかける思いの強さにもじーんとしました

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      今週は本当につらいことが続きそうですね。徹さんの悲劇だけで十分過ぎるところに圭太くんまで倒れ・・・
      大悟シェフが希ちゃんにどれほど期待しているかも今回深く描かれたことで、来週もさらに辛そうです。

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